【完結】君にどうしようもない位に執着している僕です

まゆら

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チンピラなお前

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お前と出逢ったあの日の事

今も鮮明に覚えているよ

小さなダンボールに入って

捨てられていたお前

薄汚れて 目も開いていなくて

痩せ細って 今にも死にそうだった

こんなちっぽけな命を

こんなに小さくて可愛いものを

捨てるヤツがいるなんて許せない

ひとり腹を立てながら

お前を連れて帰ったあの日

家の猫たちからお叱りを受けながらも

お前の事を育てようと決めたんだ

あんなに小さかったお前が

今では他の猫に負けない位に大きくなって本当に嬉しいんだよ

ヤンチャで 甘えん坊で俺様なお前の事

これからも もふもふするからな

今日も留守番頼んだぞ









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