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閑話 日菜の女子会
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頑張った後のビールは美味い!って思いませんか?
どうも、私はアラサーOLの日菜です。
来月の中旬に私のお気に入りの月雲で女子会を開催します!
メンバーは最近知り合ったお姉様方な事もあり、私張り切ってます。
店長の凪ちゃんと相談してみんなが楽しめるお料理をお願いしようと思ってるの。
ワインが好きなお姉様方に気に入って貰えて、他で出てないような料理をね。
お店には、宴会コースや女子会コースなど、何種類もコースメニューがあるんだけど…
今回はわがまま言わせてもらってオリジナルのコースを考えてもらっている。
凪ちゃんからは、日菜ちゃんと一緒に考えた料理を作るの楽しみよ?と言ってもらえたので今日は仕込みの時間にお邪魔しているのだ。
今日私が試食するのは、魚介のライスペーパーサラダと酒粕ピザ。
私がお肉を食べない事を知っているので、魚介を多めに使ったメニューを考えてくれているのだ。
飲み物は白ワインをお願いしたら…
日菜ちゃんは直ぐに酔うから今日は、試食終わってから飲んでって言われちゃった。
凪ちゃんが用意してくれた魚介のライスペーパーサラダは、生春巻きを洋風にした感じなのかな?
苦手な人がいる可能性が高いパクチーは入ってないし…
自分達で巻くスタイルにも出来るよ?と言われたので挑戦して見る事にした。
用意されていた具材は、オニオンスライス、グリーンリーフ、サニーレタス、赤、黄パプリカ、カイワレ等の野菜とボイルした海老とホタテ、スモークサーモン。
最初に凪ちゃんに見本を見せてもらって私が巻いてみたのだが…
綺麗に巻けず不格好になってしまった。
半分に切ってみたら、欲張って入れ過ぎた具材が爆発して切り口がボロボロで見るも無惨な結果に…
「なーぎーちゃん…不味そうだよ、私の作ったの…」
「初めてにしては上手だよ?味見してみて!ソース二種類用意したから、好きな方つけて食べてみて?」
「白いのと黄色いのどっちにしよ?迷うなぁ」
私は白いソースを選んでみたところ、シーザードレッシングみたいな味がした。
「見た目はダメダメだけど、食べたら美味しい!
自分達で巻くの楽しそう!いいかも!」
「日菜ちゃんが気に入ってくれて良かった!
じゃあ、次は一緒に酒粕ピザ作ってみない?」
「えっ?いいの?
やりたい!やりたい!」
「じゃあ、この板粕を伸ばしてくれる?
今回は、デザート用のピザとおつまみ用の二枚作ってみようか」
日菜が板粕を薄く伸ばしている間に、凪はトッピングの準備をしている。
おつまみ用にはしらすとネギ、デザート用には胡桃とレーズンをのせるようだ。
「じゃあ、日菜ちゃんが伸ばした板粕を半分に切ってひとつには味噌を薄くぬってしらすとネギを散らしてね」
「これなら簡単だから出来るよ!」
日菜は、板粕にまんべんなく味噌をぬって、丁寧にしらすとネギをトッピングしていく。
その隣で凪は、板粕にきび砂糖をふりかけ胡桃とレーズンを敷き詰めチーズもたっぷりのせた。
「「出来た!」」
「日菜ちゃんいい感じよ!
じゃあ、焼きましょうか?」
ピザを焼いている間、ふたりは他にどんな料理を出すのか考えていた。
オーブンからは、酒粕とチーズが混じったよい香りがしている…
「この匂いたまんないね…早く食べたい!」
日菜は焼けるのが待てない!とばかりに、オーブンの前でウロウロしている。
「あと二分位で焼けますよ?
座って待ってて、日菜ちゃん!」
「はーい!ママ」
「ママじゃないから?」
この後、試食したピザが気に入った日菜は、食べ切れなかった分を持って帰る事にした。
女子会メニュー、メインは何にするのかな?
続きは、またの機会に!
どうも、私はアラサーOLの日菜です。
来月の中旬に私のお気に入りの月雲で女子会を開催します!
メンバーは最近知り合ったお姉様方な事もあり、私張り切ってます。
店長の凪ちゃんと相談してみんなが楽しめるお料理をお願いしようと思ってるの。
ワインが好きなお姉様方に気に入って貰えて、他で出てないような料理をね。
お店には、宴会コースや女子会コースなど、何種類もコースメニューがあるんだけど…
今回はわがまま言わせてもらってオリジナルのコースを考えてもらっている。
凪ちゃんからは、日菜ちゃんと一緒に考えた料理を作るの楽しみよ?と言ってもらえたので今日は仕込みの時間にお邪魔しているのだ。
今日私が試食するのは、魚介のライスペーパーサラダと酒粕ピザ。
私がお肉を食べない事を知っているので、魚介を多めに使ったメニューを考えてくれているのだ。
飲み物は白ワインをお願いしたら…
日菜ちゃんは直ぐに酔うから今日は、試食終わってから飲んでって言われちゃった。
凪ちゃんが用意してくれた魚介のライスペーパーサラダは、生春巻きを洋風にした感じなのかな?
苦手な人がいる可能性が高いパクチーは入ってないし…
自分達で巻くスタイルにも出来るよ?と言われたので挑戦して見る事にした。
用意されていた具材は、オニオンスライス、グリーンリーフ、サニーレタス、赤、黄パプリカ、カイワレ等の野菜とボイルした海老とホタテ、スモークサーモン。
最初に凪ちゃんに見本を見せてもらって私が巻いてみたのだが…
綺麗に巻けず不格好になってしまった。
半分に切ってみたら、欲張って入れ過ぎた具材が爆発して切り口がボロボロで見るも無惨な結果に…
「なーぎーちゃん…不味そうだよ、私の作ったの…」
「初めてにしては上手だよ?味見してみて!ソース二種類用意したから、好きな方つけて食べてみて?」
「白いのと黄色いのどっちにしよ?迷うなぁ」
私は白いソースを選んでみたところ、シーザードレッシングみたいな味がした。
「見た目はダメダメだけど、食べたら美味しい!
自分達で巻くの楽しそう!いいかも!」
「日菜ちゃんが気に入ってくれて良かった!
じゃあ、次は一緒に酒粕ピザ作ってみない?」
「えっ?いいの?
やりたい!やりたい!」
「じゃあ、この板粕を伸ばしてくれる?
今回は、デザート用のピザとおつまみ用の二枚作ってみようか」
日菜が板粕を薄く伸ばしている間に、凪はトッピングの準備をしている。
おつまみ用にはしらすとネギ、デザート用には胡桃とレーズンをのせるようだ。
「じゃあ、日菜ちゃんが伸ばした板粕を半分に切ってひとつには味噌を薄くぬってしらすとネギを散らしてね」
「これなら簡単だから出来るよ!」
日菜は、板粕にまんべんなく味噌をぬって、丁寧にしらすとネギをトッピングしていく。
その隣で凪は、板粕にきび砂糖をふりかけ胡桃とレーズンを敷き詰めチーズもたっぷりのせた。
「「出来た!」」
「日菜ちゃんいい感じよ!
じゃあ、焼きましょうか?」
ピザを焼いている間、ふたりは他にどんな料理を出すのか考えていた。
オーブンからは、酒粕とチーズが混じったよい香りがしている…
「この匂いたまんないね…早く食べたい!」
日菜は焼けるのが待てない!とばかりに、オーブンの前でウロウロしている。
「あと二分位で焼けますよ?
座って待ってて、日菜ちゃん!」
「はーい!ママ」
「ママじゃないから?」
この後、試食したピザが気に入った日菜は、食べ切れなかった分を持って帰る事にした。
女子会メニュー、メインは何にするのかな?
続きは、またの機会に!
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