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おじじがやってきた
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今日は雨降りの週末。
凪と美紅姉はまだ寝てる。
夕陽さんはいつも通り。
今日は、夕暮れカフェにあの方がやってくるよ。
あの方って誰かって
それは来たらわかるから
楽しみにしてて。
☆☆☆☆
そろそろ夕暮れ時ですね。
本日もカフェオープンしてます。
「おーい。ちょっとドア開けてくれないか!」
誰か来たようですよ。
「あーっ。おじじさまだ。」
お迎えに出た凪が叫んでますよ。
「おじいちゃん?元気やったん?
連絡位くれてもいいのに。」
珍しく夕陽さんも大きい声出してます。
「我が愛しの孫たちよ。元気じゃったかの?」
「元気に決まっとるやん!」
流石、双子の姉妹!
はもってます。
「おじじさまは何処におったん?うちらめっちゃ心配してたんやよ。」
「すまんのう。ワシのiPhoneが盗難にあってしもてな、連絡出来ないままにさっき帰国したとこじゃよ。これでも1番に会いに来たんじゃから。」
おじいちゃんは海外から戻られたようですね。
「夕陽よ。ワシにいつものアレを頼むぞ。」
「了解。実は何か予感がして昨日のうちに仕込んであるんだ。」
「ほぉ。流石は我が孫じゃ。以心伝心ではないか。」
おじいちゃんのいつものアレッて何だか気になりますね。
「おじいちゃん。生クリームはたっぷりでいいの?」
「かけないで別添えにしてくれ。勿論たっぷりで甘さは控えないでいいぞ。」
なんと!おじいちゃんは甘党らしいです。
例のアレに期待が高まります!!
「はい。どうぞ。お口に合えばよいんだけど。」
おじいちゃんの目の前に置かれたのは、チョコレートババロアでしょうか?
ちょっとプルプルしていて可愛い!じゃなくて美味しそうです。
ゆるめにホイップしてある生クリームをたっぷりとかけてますよ。
うわぁ。自分も食べたい!
「お姉ちゃん!うちのは?」
「勿論、凪のもあるよ。はんぶんこでいい?」
「えっ。半分も食べていいん?うち太るやん!うちを太らすつもりなんやなぁお主!
」
「アホな事云うてたらうちが全部食べるからな。」
「待ってー。うちのババロアちゃん‥」
凪が壊れてます‥‥
「おーっ。いつもの味じゃ。夕陽よ。流石じゃの。ばあさんの味じゃ。」
おじいちゃんちょっと感動してるんかな?
「おいちい。お姉ちゃんおいちいよ。」
凪は口に入れたまま喋って夕陽さんに笑われてます。
今日の夕暮れカフェは家族でまったりモードみたいですよ。
チョコレートババロアはおばあさまの思い出の味なのかな?
自分の分もチョコレートババロアあるのかな?
生クリームたっぷりかけて
その上からチョコレートシロップかけて食べたら夕陽さんに怒られるかな?
本日の夕暮れカフェのナビゲーターはさざなみハイツ古参の住人Aがお送りしました。
ではまた、明日の夕暮れにお会いしましょう。
皆様、よい夕暮れを!
凪と美紅姉はまだ寝てる。
夕陽さんはいつも通り。
今日は、夕暮れカフェにあの方がやってくるよ。
あの方って誰かって
それは来たらわかるから
楽しみにしてて。
☆☆☆☆
そろそろ夕暮れ時ですね。
本日もカフェオープンしてます。
「おーい。ちょっとドア開けてくれないか!」
誰か来たようですよ。
「あーっ。おじじさまだ。」
お迎えに出た凪が叫んでますよ。
「おじいちゃん?元気やったん?
連絡位くれてもいいのに。」
珍しく夕陽さんも大きい声出してます。
「我が愛しの孫たちよ。元気じゃったかの?」
「元気に決まっとるやん!」
流石、双子の姉妹!
はもってます。
「おじじさまは何処におったん?うちらめっちゃ心配してたんやよ。」
「すまんのう。ワシのiPhoneが盗難にあってしもてな、連絡出来ないままにさっき帰国したとこじゃよ。これでも1番に会いに来たんじゃから。」
おじいちゃんは海外から戻られたようですね。
「夕陽よ。ワシにいつものアレを頼むぞ。」
「了解。実は何か予感がして昨日のうちに仕込んであるんだ。」
「ほぉ。流石は我が孫じゃ。以心伝心ではないか。」
おじいちゃんのいつものアレッて何だか気になりますね。
「おじいちゃん。生クリームはたっぷりでいいの?」
「かけないで別添えにしてくれ。勿論たっぷりで甘さは控えないでいいぞ。」
なんと!おじいちゃんは甘党らしいです。
例のアレに期待が高まります!!
「はい。どうぞ。お口に合えばよいんだけど。」
おじいちゃんの目の前に置かれたのは、チョコレートババロアでしょうか?
ちょっとプルプルしていて可愛い!じゃなくて美味しそうです。
ゆるめにホイップしてある生クリームをたっぷりとかけてますよ。
うわぁ。自分も食べたい!
「お姉ちゃん!うちのは?」
「勿論、凪のもあるよ。はんぶんこでいい?」
「えっ。半分も食べていいん?うち太るやん!うちを太らすつもりなんやなぁお主!
」
「アホな事云うてたらうちが全部食べるからな。」
「待ってー。うちのババロアちゃん‥」
凪が壊れてます‥‥
「おーっ。いつもの味じゃ。夕陽よ。流石じゃの。ばあさんの味じゃ。」
おじいちゃんちょっと感動してるんかな?
「おいちい。お姉ちゃんおいちいよ。」
凪は口に入れたまま喋って夕陽さんに笑われてます。
今日の夕暮れカフェは家族でまったりモードみたいですよ。
チョコレートババロアはおばあさまの思い出の味なのかな?
自分の分もチョコレートババロアあるのかな?
生クリームたっぷりかけて
その上からチョコレートシロップかけて食べたら夕陽さんに怒られるかな?
本日の夕暮れカフェのナビゲーターはさざなみハイツ古参の住人Aがお送りしました。
ではまた、明日の夕暮れにお会いしましょう。
皆様、よい夕暮れを!
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