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和国の城にて
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城に帰ると退屈したような朱雀様が私も行けばよかった。
お前達が楽しそうだった…とションボリ。
「すざくちゃん!ただいま。これおみやげなんだけど?あけて、あけて」
パミラが貰った宝箱を朱雀様にあげるみたい。
宝箱の中身は…金塊で作られた大きなスライム。
サーチくんで鑑定してみると…
スライムからの友好の証。これを持つものはいつでもスライムの隠れ里に行ける。とある。
朱雀様は金塊スライムを手に持ち、ぷにぷにしてないじゃないか!つまらないぞ!と…
何か拗ねてる?
お留守番退屈したんだね。
「いつでもスライムのとこに行けるフリーパスだよ?ぷにぷにたくさんいるから楽しいよ?次はすざくちゃんも一緒にいこ?」
パミラはにっこにこだ。
それを聞いた朱雀様はパミラの笑顔がうつったように、パァーッと花が咲いたように笑う。
「ただいまー。あのね。ぼくね、がんばったの。たっくさんマモノやっつけたでしょ?まほーもうまくなったの!でねー。おみやげもあるの。はい!コレ」
しろたんは、大きな袋を朱雀様に差し出す。
「私ばっかりもらっていいの?」と言いながらも朱雀様は嬉しそうだ。
「おねーたんはおるすばんありがとなの。おるすばんたいへんでそ。これねー。ゲームのしょうひんだからいっぱいあるから」
袋の中に入っていたのはカラフルなスライムのぷにぷにクッションだったよ。
沢山あったからみんな好きな色を選んでる。
私は、勿論赤色だよ。
パミラは水色。
しろたんは緑色。
朱雀様は白黒のぶち模様の大きなクッションを抱っこしてニッコリ。
残りは誰にあげようか?
ゼルダは喜びそうだけど…
私はデイブさんにお手紙を書いた。
✼ダンジョンから無事に戻りました。
お土産は宝箱と魔剣なんだけどね。
お店に遊びに行く時に持っていくね。
用件だけを書いて封筒に入れたらポッポさんを呼んでもらい渡した。
ポッポさんには手数料として、軽焼き煎餅を渡した。
ポッポさんはお煎餅が好きなんだって。
パミラ達は、スライムの隠れ里に遊びに行く計画を立てている。
しろたんは、兄弟にスライムクッションをあげたいみたい。
パミラと一緒に森のフェンリル様にお手紙を書いている。
私と朱雀様がおやつを食べながら話していると書き上げた手紙とクッションが入った袋を私に預けてきた。
「あのね。デイブがもりにおかしをとどけるときに、いっしょしてほしいの。ミディたんもってて?」
しろたんは首をコテンと倒して上目遣いで私を見つめてくる。
私…ショタコンじゃないんだけど…
これはキュンとくるわ…
弟欲しい…
父様に頼まないと…
父様…まだ若いんだから再婚すればよいのに…とブツブツひとりごとを呟いてると、
隣にいた朱雀様も、しろは可愛いが過ぎるぞ?としろたんを抱っこして頭を撫でながら最中を仲良くはんぶんこしてた!
しろたん…
みんなのアイドルだね。
私なんかさみしいかも?
父様に再婚の斡旋をするより、お兄様の子供をイルマに生んでもらうのも有りだな?
よし!イルマに可愛い赤ちゃんお待ちしてますって手紙書いとこ。
◇◇◇◇
自分が直ぐに結婚して、子供を生むという選択肢を思いつかないあたりが…
まだまだ子供で可愛らしいミディなのでした。
ミディがもらった宝箱の中身については、また明日!
お前達が楽しそうだった…とションボリ。
「すざくちゃん!ただいま。これおみやげなんだけど?あけて、あけて」
パミラが貰った宝箱を朱雀様にあげるみたい。
宝箱の中身は…金塊で作られた大きなスライム。
サーチくんで鑑定してみると…
スライムからの友好の証。これを持つものはいつでもスライムの隠れ里に行ける。とある。
朱雀様は金塊スライムを手に持ち、ぷにぷにしてないじゃないか!つまらないぞ!と…
何か拗ねてる?
お留守番退屈したんだね。
「いつでもスライムのとこに行けるフリーパスだよ?ぷにぷにたくさんいるから楽しいよ?次はすざくちゃんも一緒にいこ?」
パミラはにっこにこだ。
それを聞いた朱雀様はパミラの笑顔がうつったように、パァーッと花が咲いたように笑う。
「ただいまー。あのね。ぼくね、がんばったの。たっくさんマモノやっつけたでしょ?まほーもうまくなったの!でねー。おみやげもあるの。はい!コレ」
しろたんは、大きな袋を朱雀様に差し出す。
「私ばっかりもらっていいの?」と言いながらも朱雀様は嬉しそうだ。
「おねーたんはおるすばんありがとなの。おるすばんたいへんでそ。これねー。ゲームのしょうひんだからいっぱいあるから」
袋の中に入っていたのはカラフルなスライムのぷにぷにクッションだったよ。
沢山あったからみんな好きな色を選んでる。
私は、勿論赤色だよ。
パミラは水色。
しろたんは緑色。
朱雀様は白黒のぶち模様の大きなクッションを抱っこしてニッコリ。
残りは誰にあげようか?
ゼルダは喜びそうだけど…
私はデイブさんにお手紙を書いた。
✼ダンジョンから無事に戻りました。
お土産は宝箱と魔剣なんだけどね。
お店に遊びに行く時に持っていくね。
用件だけを書いて封筒に入れたらポッポさんを呼んでもらい渡した。
ポッポさんには手数料として、軽焼き煎餅を渡した。
ポッポさんはお煎餅が好きなんだって。
パミラ達は、スライムの隠れ里に遊びに行く計画を立てている。
しろたんは、兄弟にスライムクッションをあげたいみたい。
パミラと一緒に森のフェンリル様にお手紙を書いている。
私と朱雀様がおやつを食べながら話していると書き上げた手紙とクッションが入った袋を私に預けてきた。
「あのね。デイブがもりにおかしをとどけるときに、いっしょしてほしいの。ミディたんもってて?」
しろたんは首をコテンと倒して上目遣いで私を見つめてくる。
私…ショタコンじゃないんだけど…
これはキュンとくるわ…
弟欲しい…
父様に頼まないと…
父様…まだ若いんだから再婚すればよいのに…とブツブツひとりごとを呟いてると、
隣にいた朱雀様も、しろは可愛いが過ぎるぞ?としろたんを抱っこして頭を撫でながら最中を仲良くはんぶんこしてた!
しろたん…
みんなのアイドルだね。
私なんかさみしいかも?
父様に再婚の斡旋をするより、お兄様の子供をイルマに生んでもらうのも有りだな?
よし!イルマに可愛い赤ちゃんお待ちしてますって手紙書いとこ。
◇◇◇◇
自分が直ぐに結婚して、子供を生むという選択肢を思いつかないあたりが…
まだまだ子供で可愛らしいミディなのでした。
ミディがもらった宝箱の中身については、また明日!
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