【完結】婚約破棄され国外追放された姫は隣国で最強冒険者になる

まゆら

文字の大きさ
上 下
47 / 221

初恋はアンコと一緒にやって来る?

しおりを挟む
魔獣肉のジュージュー焼きの大盛りセットを食べ尽くしたミディの前に置かれたのは、


小さなパンケーキに何かはさんであるスイーツ?

見た目は、パンケーキなんだけど?

新しさが見つからないよ?

不思議そうに小さなパンケーキっぽいモノを見ていると

さっきの黒髪のスタッフがミルクティーを持って来たので

「ねぇ?これは何ていう名前なの?パンケーキにしか見えないんだけど?」と聞いてみた。

黒髪の彼は、微笑みながら「これは、どら焼きというスイーツなんです。ナイフで切らずにそのまま手に持って食べて見て下さい。

食べた事のない味わいをお約束しますよ」


と言うので、ミディは手に持って豪快にかぶりついた!

ひとくち食べると生地のふんわりとした食感と、中にはさんである何かの甘みが合わさって美味しい!

初めての味だ!

「わぁ。本当だ。初めて食べる味!中にはさんであるペーストが癖になるかも?」

ミディが食べるのを見守っていた彼に感想を伝えるた。

すると、彼は

「小豆という豆を甘く煮てつぶした物なんです。

アンコというのですが、食べるのは初めてですか?」

とミディに聞いてくる。

「アンコ?初めて聞くわ。小豆はしっているけれど甘く煮てつぶしたらこんなに美味しいって知らなかったわ。

アナタ凄いのね。

これから、ここに休憩に来るのが楽しみになったわ。

どら焼きのお代わりいただけるかしら?

それと、アンコと一緒にホイップクリームもはさんでくれたら嬉しいのだけれど、ダメかしら?」

ミディは艶やかな紅薔薇姫スマイルを炸裂させてみた!


黒髪の彼は、はにかんだ笑顔で応戦した!

勝負は引き分け!

「あんことホイップクリームは合いますね!

アナタは本当に甘い物がお好きなのですね?

お代わりのどら焼きは大きく焼きましょうか?」


「本当に?
嬉しい!!私あれなら何個でも食べられそうなんだけど…

あまり食べたら太るかしら?」

黒髪の彼は、クスクスと、笑いながら

「アナタは可愛らしい方だ。

あんことどら焼きの皮を甘さ控えめにしてありますから、太らないですよ?

心配なら後で一緒にダンジョン探索にでも行きますか?

ダンジョンを走り回れば痩せますよ?」

「ダメよ!その後にオヤツ食べたくなるから…」

ミディ…

食いしん坊ちょっと隠そうか?

恋したのはデイブにじゃなく、アンコ?

アンコに恋したの?

デイブは、さり気なくダンジョンデートに誘ってますね。

冒険者同士って、一緒にダンジョンに潜るのが正しいデートなんですかね?

正しいデート…

どなたか知ってたら彼らに教えてあげて下さいね!

◇◇◇◇◇◇

なお、ギルドの食堂にいた他の冒険者たちはデイブとミディの語らいを温かく見守っていたようです。

ふたりがまだ恋に落ちないようですが…

次回に続く!




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

婚約破棄された国から追放された聖女は隣国で幸せを掴みます。

なつめ猫
ファンタジー
王太子殿下の卒業パーティで婚約破棄を告げられた公爵令嬢アマーリエは、王太子より国から出ていけと脅されてしまう。 王妃としての教育を受けてきたアマーリエは、女神により転生させられた日本人であり世界で唯一の精霊魔法と聖女の力を持つ稀有な存在であったが、国に愛想を尽かし他国へと出ていってしまうのだった。

【完結】間違えたなら謝ってよね! ~悔しいので羨ましがられるほど幸せになります~

綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
「こんな役立たずは要らん! 捨ててこい!!」  何が起きたのか分からず、茫然とする。要らない? 捨てる? きょとんとしたまま捨てられた私は、なぜか幼くなっていた。ハイキングに行って少し道に迷っただけなのに?  後に聖女召喚で間違われたと知るが、だったら責任取って育てるなり、元に戻すなりしてよ! 謝罪のひとつもないのは、納得できない!!  負けん気の強いサラは、見返すために幸せになることを誓う。途端に幸せが舞い込み続けて? いつも笑顔のサラの周りには、聖獣達が集った。  やっぱり聖女だから戻ってくれ? 絶対にお断りします(*´艸`*) 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2022/06/22……完結 2022/03/26……アルファポリス、HOT女性向け 11位 2022/03/19……小説家になろう、異世界転生/転移(ファンタジー)日間 26位 2022/03/18……エブリスタ、トレンド(ファンタジー)1位

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。 だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。 その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

追放された偽物聖女は、辺境の村でひっそり暮らしている

ファンタジー
辺境の村で人々のために薬を作って暮らすリサは“聖女”と呼ばれている。その噂を聞きつけた騎士団の数人が現れ、あらゆる疾病を治療する万能の力を持つ聖女を連れて行くべく強引な手段に出ようとする中、騎士団長が割って入る──どうせ聖女のようだと称えられているに過ぎないと。ぶっきらぼうながらも親切な騎士団長に惹かれていくリサは、しかし実は数年前に“偽物聖女”と帝都を追われたクラリッサであった。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

(完)聖女様は頑張らない

青空一夏
ファンタジー
私は大聖女様だった。歴史上最強の聖女だった私はそのあまりに強すぎる力から、悪魔? 魔女?と疑われ追放された。 それも命を救ってやったカール王太子の命令により追放されたのだ。あの恩知らずめ! 侯爵令嬢の色香に負けやがって。本物の聖女より偽物美女の侯爵令嬢を選びやがった。 私は逃亡中に足をすべらせ死んだ? と思ったら聖女認定の最初の日に巻き戻っていた!! もう全力でこの国の為になんか働くもんか! 異世界ゆるふわ設定ご都合主義ファンタジー。よくあるパターンの聖女もの。ラブコメ要素ありです。楽しく笑えるお話です。(多分😅)

本物の聖女じゃないと追放されたので、隣国で竜の巫女をします。私は聖女の上位存在、神巫だったようですがそちらは大丈夫ですか?

今川幸乃
ファンタジー
ネクスタ王国の聖女だったシンシアは突然、バルク王子に「お前は本物の聖女じゃない」と言われ追放されてしまう。 バルクはアリエラという聖女の加護を受けた女を聖女にしたが、シンシアの加護である神巫(かんなぎ)は聖女の上位存在であった。 追放されたシンシアはたまたま隣国エルドラン王国で竜の巫女を探していたハリス王子にその力を見抜かれ、巫女候補として招かれる。そこでシンシアは神巫の力は神や竜など人外の存在の意志をほぼ全て理解するという恐るべきものだということを知るのだった。 シンシアがいなくなったバルクはアリエラとやりたい放題するが、すぐに神の怒りに触れてしまう。

「聖女はもう用済み」と言って私を追放した国は、今や崩壊寸前です。私が戻れば危機を救えるようですが、私はもう、二度と国には戻りません【完結】

小平ニコ
ファンタジー
聖女として、ずっと国の平和を守ってきたラスティーナ。だがある日、婚約者であるウルナイト王子に、「聖女とか、そういうのもういいんで、国から出てってもらえます?」と言われ、国を追放される。 これからは、ウルナイト王子が召喚術で呼び出した『魔獣』が国の守護をするので、ラスティーナはもう用済みとのことらしい。王も、重臣たちも、国民すらも、嘲りの笑みを浮かべるばかりで、誰もラスティーナを庇ってはくれなかった。 失意の中、ラスティーナは国を去り、隣国に移り住む。 無慈悲に追放されたことで、しばらくは人間不信気味だったラスティーナだが、優しい人たちと出会い、現在は、平凡ながらも幸せな日々を過ごしていた。 そんなある日のこと。 ラスティーナは新聞の記事で、自分を追放した国が崩壊寸前であることを知る。 『自分が戻れば国を救えるかもしれない』と思うラスティーナだったが、新聞に書いてあった『ある情報』を読んだことで、国を救いたいという気持ちは、一気に無くなってしまう。 そしてラスティーナは、決別の言葉を、ハッキリと口にするのだった……

処理中です...