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サヨナラ紅薔薇姫!
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今日は、私が冒険者として生きていく事をお祖父様とお父様に宣言する日なのです。
ゼルダ及び侍女チームにより、頭のてっぺんから爪先まで
嫌と言う程に磨かれて、窮屈な思いをしながらお父様からのプレゼントのドレスを着込み
鏡に映るのは誰ですか?という位、気合いが入ったメイクが施された。
髪もふんわり巻かれて紅薔薇モチーフの髪飾り、ネックレス、ピアスを装着したら
ルファード家ご自慢のひとり娘ミレディア嬢の出来上がりだ。
「「「ミディ様!お綺麗です!」」」
侍女チームは絶賛してくれたけど…
何かコスプレ気分になる?
前は毎日こんな仮装してたのかと思うと今のラフな服装が楽過ぎて有難い!
もう着たくないけど!
今日は我慢!
笑顔で紅薔薇姫を演じます!
じいとハイドもお嬢様!
今日は一段と素敵でございますって言うし…
お祖父様とお父様も納得してくれるかな?
◇◇◇◇◇
「ミディから話があると呼び出されたが我らにとってよい話ではなさそうじゃな?」
「やはり、そう思われますか?」
「あの娘がわざわざ正装で!とドレスコードを指定してくるあたりが…」
「確かに!まさかラハルト様との婚約に同意などという事は?」
「ないであろうな。そうであれば、ラハルトからワシに一言あるじゃろう」
「やはり…あまりよい話ではなさそうですな!」
ミディに会う前に色々と確認しているふたり。
ハイドに今日の仔細について聞くも、私にも詳しい事は知らされておりません!と言うばかり。
美しい薔薇が惜しみ無く飾られた部屋に通された。
「お祖父様、お父様!
ようこそ。
お忙しいところを私の為にお時間頂き有難うございます。
たまには、ゆっくりと家族でお茶を楽しむのもよいものですよ。
今日は、ジュビア特産の美味しいお茶と私が最近お気に入りのお菓子を用意していますの。」
優雅に淑女の礼をし、お茶の席を取り仕切るミディに感激して
言葉も出ないふたり…
座ってすすめられるままに、お茶を楽しんでいる。
「今日お集まり頂いたのは、私の今後についてなのです」と切り出したミディにハラハラドキドキなふたり!
「私やはり冒険者になりたいのです。それも、今すぐに!
国を守れるような最強の冒険者に…
もう決めました」
キッパリと言い切るミレディアは既に大人の女性なのだ。
ふたりが愛するミディは大人になった。
「そうか。わかった!学園に編入する話は保留にしよう。
ロペスと共に励むのじゃぞ。
足りない勉強はマティス殿に任せよう。
淑女教育は、しっかり出来ておるようで安心したぞ。
ラテルよ?お主も何かないのか?」
「パパの中ではお前はずっと可愛い娘だからね。
それだけは忘れないで!
うちに帰ってくる時と王宮へ行く時は紅薔薇姫で頼むよ!
そこだけは、パパは譲れないな?
」
ミディ…
残念だけど紅薔薇姫は最後じゃないみたいだよ?
美味しいケーキとタルトが来たので…
次回に続く!
ゼルダ及び侍女チームにより、頭のてっぺんから爪先まで
嫌と言う程に磨かれて、窮屈な思いをしながらお父様からのプレゼントのドレスを着込み
鏡に映るのは誰ですか?という位、気合いが入ったメイクが施された。
髪もふんわり巻かれて紅薔薇モチーフの髪飾り、ネックレス、ピアスを装着したら
ルファード家ご自慢のひとり娘ミレディア嬢の出来上がりだ。
「「「ミディ様!お綺麗です!」」」
侍女チームは絶賛してくれたけど…
何かコスプレ気分になる?
前は毎日こんな仮装してたのかと思うと今のラフな服装が楽過ぎて有難い!
もう着たくないけど!
今日は我慢!
笑顔で紅薔薇姫を演じます!
じいとハイドもお嬢様!
今日は一段と素敵でございますって言うし…
お祖父様とお父様も納得してくれるかな?
◇◇◇◇◇
「ミディから話があると呼び出されたが我らにとってよい話ではなさそうじゃな?」
「やはり、そう思われますか?」
「あの娘がわざわざ正装で!とドレスコードを指定してくるあたりが…」
「確かに!まさかラハルト様との婚約に同意などという事は?」
「ないであろうな。そうであれば、ラハルトからワシに一言あるじゃろう」
「やはり…あまりよい話ではなさそうですな!」
ミディに会う前に色々と確認しているふたり。
ハイドに今日の仔細について聞くも、私にも詳しい事は知らされておりません!と言うばかり。
美しい薔薇が惜しみ無く飾られた部屋に通された。
「お祖父様、お父様!
ようこそ。
お忙しいところを私の為にお時間頂き有難うございます。
たまには、ゆっくりと家族でお茶を楽しむのもよいものですよ。
今日は、ジュビア特産の美味しいお茶と私が最近お気に入りのお菓子を用意していますの。」
優雅に淑女の礼をし、お茶の席を取り仕切るミディに感激して
言葉も出ないふたり…
座ってすすめられるままに、お茶を楽しんでいる。
「今日お集まり頂いたのは、私の今後についてなのです」と切り出したミディにハラハラドキドキなふたり!
「私やはり冒険者になりたいのです。それも、今すぐに!
国を守れるような最強の冒険者に…
もう決めました」
キッパリと言い切るミレディアは既に大人の女性なのだ。
ふたりが愛するミディは大人になった。
「そうか。わかった!学園に編入する話は保留にしよう。
ロペスと共に励むのじゃぞ。
足りない勉強はマティス殿に任せよう。
淑女教育は、しっかり出来ておるようで安心したぞ。
ラテルよ?お主も何かないのか?」
「パパの中ではお前はずっと可愛い娘だからね。
それだけは忘れないで!
うちに帰ってくる時と王宮へ行く時は紅薔薇姫で頼むよ!
そこだけは、パパは譲れないな?
」
ミディ…
残念だけど紅薔薇姫は最後じゃないみたいだよ?
美味しいケーキとタルトが来たので…
次回に続く!
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追記(2021/10/7)
お茶会の後を追加します。
更に追記(2022/3/9)
連載として再開します。
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