【完結】婚約破棄され国外追放された姫は隣国で最強冒険者になる

まゆら

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オネェマスの恋人!!

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「ロペス!そろそろ彼女を紹介してくれないか?あと‥キッチンがばたついてるんだが誰かヘルプ頼むよ?」

ロペスよりも、長身で細いけどガッチリした体躯の金髪の短髪。エメラルドグリーンの瞳はタレ目でふんわり優しい雰囲気だ。

甘めのイケメンだわ!

ロペス‥やるじゃない!

この人‥ノン気だ!

ロペスに本気なんだわ!

大変!お赤飯用意しないと‥

お祖父様に手紙書こう!

◇◇◇◇◇

自分が絡む男女の恋愛には鈍すぎるミディですが‥

何故か、男×男に関しては敏感!

どうしてなんでしょうか?

「仕方ないわね。私がお世話になっていたルファード侯爵のひとり娘のミレディア様よ。こっちは、リュシオン!一応、私の恋人なのかな?ギルドの料理長をしてるの。元聖騎士だから腕も確かよ?私と互角で戦える男なの」

「初めまして!私の事はミディって呼んでね。ロペスは私の大事な姉さんだから、酷い扱いをしたら許さないわよ?」

ミディは物騒な事を可愛らしくウインクしながら告げた。

「初めましてミレディア様。私は聖騎士崩れの今はしがない料理人ですがロペスの事は真剣に考えているので安心して下さい!何れ嫁にしますから!」

ミディの横でラル兄が砂になってる!

ラル兄にはリアルBLはキツかったみたい!

「ちょっと!あんた何言ってんのよ?恥ずかしいじゃないの!もう‥」

照れてるロペスに周りにいた冒険者たちは‥

やれやれまた?と言った顔をしている。

おそらく、彼らにはいつもの光景なのであろう。

「えっと‥じゃあここで1番美味しいヤツをメガ盛りでお願い!」

いい雰囲気をぶち壊しにするミディである。

注文した後は涼しい顔でバッグから取り出した紙に赤飯セット至急と書いて折り曲げると

紙は鳥の形になって飛んでいった。

レターバードというお祖父様の新作だ。使い魔や魔法無しで手紙のやり取りが出来る優れものだ!

ラル兄がいないと思ったら、皿洗いしてる‥

ラル兄‥一応、王子なのに‥

それだけ人手不足なんだね?

私も食べたら手伝おうかな?

そんな事を考えていると‥目の前に大きな皿が!

「当店1番人気の魔獣ハンバーガーだよ!付け合わせはモリモリサラダと太麺ナポリタン目玉焼きのせだ。お口に合うかわからないが召し上がれ!」

爽やかイケメンスマイル炸裂だ!

うーん‥ロペスはこれにヤられたんだな‥

恐るべしイケメン!

「いただきまーす!」

となりのロペスの大皿には山盛りのパンケーキにクリームとチョコシロップが大量に‥

見ているだけで胸焼けしそうだが‥

「リューさん!私も食後にあれが食べたいな!ソースはベリーで!」

ミディは目を輝かせて注文していた。

ミディは大食いで甘党なのである。

あと‥リュシオンが長かったので勝手にリューさんと呼ぶ事に決めたらしい。

気持ちがよい位にマイペースである。

ミディが魔獣ハンバーガーをやっつけているので‥

次回に続く!
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