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お祖父様は心配症!?
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夜は恐ろしい魔獣だらけの魔の森も朝はひっそりしている。
湖のほとりで朝の鍛練をした後、ミレディアは、火を起こして珈琲を淹れていた。
たまには、魔法を使わないのもいいわね!
ゆっくりと珈琲を味わいながらお祖父様の差し入れのどこでもモーニングセットを開けてみる。
パンケーキとベーコンエッグ、サラダ、スープ、フルーツ、紅茶‥がお盆にのって出てきた!
小さい袋にどうしてこれが入ってたの?と不思議に思いながらも美味しく頂く。
モーニングセットが入っていた袋の中に採点用紙があったので、
80点!紅茶の味が微妙なのと玉子の黄身が半熟ではなかった為。ミディ。と書いた後‥
魔力の持ち主の元へ戻れ!と唱えた。
これで、お祖父様のところに届くはず!
10分後!
新しいモーニングセットがミレディアの元へ届きました!
お祖父様からのお手紙と新作と共に‥
◈◈愛しい孫のミレディアよ!
お前が出奔し、魔の森にいる事は知っているよ。
冒険者になるつもりなのかい?
お前の魔力について、アイリスはうやむやにしていたがワシは秘密を知っているよ。
ディーンのやつも薄々気づいておるじゃろう。
お前の聖魔力はアイリスよりも強いはずじゃ。
今はアイリスにより、封印されているはずなんだが‥
何かのきっかけで封印が解けた時の為に、お前にこれを渡しておこう。
これはワシが作った最強の魔封じリングじゃ。
これは1度指にはめたら外れないようになっておる。
お前を越える聖魔力の持ち主にしか外す事は出来ない!
お前が、自分の持つ聖女の力を使いたいと思う事があればいつでも王都に戻っておいで。
大神殿の筆頭聖女として迎えるように準備しておくからね。
あとふたつ選択肢があるのだが‥
多分お前は嫌がるだろう。
ひとつは、次の神王になる事、この場合は、婚姻しなくてもよいがお前の片腕となり、アーライを共に治めるだけの器量がある者を選ぶ必要がある。
もうひとつは、ジュビアに留学しているラハルトと婚姻し王妃となりアーライをふたりで守る事。
この3つが聖魔力を封印しない場合にお前が選らばなければならない道だ。
ワシが元気なうちにお前が答えを出してくれる事を期待しておるぞ。
たまには、ワシの顔を見に来てくれ!
来ないならこちらから遊びに行くまでだが‥
では、またな。
◇◇◇◇◇
お祖父様‥
自分もお母様も王族である事を嫌って臣下に下った事を後悔してるのかしらね?
私もふたりから自由を愛する血を受け継いでいるのに‥
バルド様はもう見限られたのね。
ラハルト様が次期神王なら安心だわ。
私は聖女の力を一生使わないでいられたらいいな‥
私‥大神殿で毎日お祈りとか無理だもの!
お父様みたいに聖騎士になって聖女様を守る方が向いてるわ!
どうしてもアーライに帰って聖魔力を使わないといけない場合は女だけぬ聖騎士団を作って団長になるしかないわね。
お祖父様に提案したら、直ぐに騎士団を作るから帰って来なさいって言われそうだから今は答えは保留にしている方がよいわね。
ちょっとジュビアに行ってラハルト様に会って来ようかしら?
彼は私と結婚する気はないでしょうけど‥
来年、学園を卒業したらアーライに戻るはずだし‥
その前に会って私は嫁候補から抜かしておいて!とお願いしないと‥
魔の森を越えたら、ジュビアの国境にある黒の森に行けるはずだよね?
とりあえず‥
魔の森攻略しますかね?
ミレディアが森に入ってしまったので‥
次回に続く!
湖のほとりで朝の鍛練をした後、ミレディアは、火を起こして珈琲を淹れていた。
たまには、魔法を使わないのもいいわね!
ゆっくりと珈琲を味わいながらお祖父様の差し入れのどこでもモーニングセットを開けてみる。
パンケーキとベーコンエッグ、サラダ、スープ、フルーツ、紅茶‥がお盆にのって出てきた!
小さい袋にどうしてこれが入ってたの?と不思議に思いながらも美味しく頂く。
モーニングセットが入っていた袋の中に採点用紙があったので、
80点!紅茶の味が微妙なのと玉子の黄身が半熟ではなかった為。ミディ。と書いた後‥
魔力の持ち主の元へ戻れ!と唱えた。
これで、お祖父様のところに届くはず!
10分後!
新しいモーニングセットがミレディアの元へ届きました!
お祖父様からのお手紙と新作と共に‥
◈◈愛しい孫のミレディアよ!
お前が出奔し、魔の森にいる事は知っているよ。
冒険者になるつもりなのかい?
お前の魔力について、アイリスはうやむやにしていたがワシは秘密を知っているよ。
ディーンのやつも薄々気づいておるじゃろう。
お前の聖魔力はアイリスよりも強いはずじゃ。
今はアイリスにより、封印されているはずなんだが‥
何かのきっかけで封印が解けた時の為に、お前にこれを渡しておこう。
これはワシが作った最強の魔封じリングじゃ。
これは1度指にはめたら外れないようになっておる。
お前を越える聖魔力の持ち主にしか外す事は出来ない!
お前が、自分の持つ聖女の力を使いたいと思う事があればいつでも王都に戻っておいで。
大神殿の筆頭聖女として迎えるように準備しておくからね。
あとふたつ選択肢があるのだが‥
多分お前は嫌がるだろう。
ひとつは、次の神王になる事、この場合は、婚姻しなくてもよいがお前の片腕となり、アーライを共に治めるだけの器量がある者を選ぶ必要がある。
もうひとつは、ジュビアに留学しているラハルトと婚姻し王妃となりアーライをふたりで守る事。
この3つが聖魔力を封印しない場合にお前が選らばなければならない道だ。
ワシが元気なうちにお前が答えを出してくれる事を期待しておるぞ。
たまには、ワシの顔を見に来てくれ!
来ないならこちらから遊びに行くまでだが‥
では、またな。
◇◇◇◇◇
お祖父様‥
自分もお母様も王族である事を嫌って臣下に下った事を後悔してるのかしらね?
私もふたりから自由を愛する血を受け継いでいるのに‥
バルド様はもう見限られたのね。
ラハルト様が次期神王なら安心だわ。
私は聖女の力を一生使わないでいられたらいいな‥
私‥大神殿で毎日お祈りとか無理だもの!
お父様みたいに聖騎士になって聖女様を守る方が向いてるわ!
どうしてもアーライに帰って聖魔力を使わないといけない場合は女だけぬ聖騎士団を作って団長になるしかないわね。
お祖父様に提案したら、直ぐに騎士団を作るから帰って来なさいって言われそうだから今は答えは保留にしている方がよいわね。
ちょっとジュビアに行ってラハルト様に会って来ようかしら?
彼は私と結婚する気はないでしょうけど‥
来年、学園を卒業したらアーライに戻るはずだし‥
その前に会って私は嫁候補から抜かしておいて!とお願いしないと‥
魔の森を越えたら、ジュビアの国境にある黒の森に行けるはずだよね?
とりあえず‥
魔の森攻略しますかね?
ミレディアが森に入ってしまったので‥
次回に続く!
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