【完結】追放された聖女は隣国で…神王に愛され求婚される

第３章

アーライ神の暴走

ヒルダが自分の知らないうちに魔界に行ったと分かり暴れるラハルトを側近たちは必死に止めていた。

「私も今すぐ魔界に行く！

ミディと母上だけ行くなんてズルいだろ？

私もヒルダと魔界スイーツが食べたいんだ！

何で私がおいてかれるんだよ！

転移魔方陣を隠したヤツ誰だよ？

後から誰か分かったら…

許さないから！」

ラハルト様…大人気ない！

ラハルト様？ヒルダ様に嫌われますよ？

アーライ神様！こらえて！

側近たちは、常にラハルトには冷たいのです。

ラハルトは諦めて祈りの儀をきちんとやり遂げたようです。

きちんと仕事をしないとヒルダ様に嫌われますよ？って誰かに言われたとか？

かなり拗ねてますけど一応は自分の務めは果たしたようです。

ヒルダ様から嫌われたくないですからね…

そろそろヒルダ様たちが魔界から帰ってきますからね！

ラハルト様はシャキッとして下さいよね！