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第3章

冒険者登録してみたのですが…

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私はラハルト様のいとこのミレディア様の使い魔さんであるパミラ様とマリッサと一緒に冒険ギルドへ向かいました。

何しに来たのか?

それは…何と!

冒険者登録の為なんですよ。

マリッサは既に冒険者登録しているので…

今日は私が登録するのです。

ちなみにマリッサはA級冒険者なのです!

私…冒険者については詳しくないのですが…

A級って凄いんですか?

マリッサはそこそこ強いよ?と言っておりますが…

◇◇◇◇◇

ギルドの受付にて

受付待ちの列に並ぶヒルダとマリッサを見ている冒険者達がざわついている。

「おいおい…あのふたりここらじゃ見かけない顔だな…」

「貴族のお嬢様の気まぐれか?ちょっと声かけてみる?」

「いいね!俺は気の強そうな娘の方にするわ」

「じゃあ俺はいかにもお嬢様の方だな!」

ヒルダをアーライ神の婚約者だと知らない流れ者の冒険者がヒルダ達に声をかけようとしていますが…

どうなる事やら。

◇◇◇◇◇

受付係は流石にアーライ神の婚約者であるヒルダを知っていたので、直ぐにギルドマスターに取りついだので、無事に登録する事が出来た。

ギルドマスターからの説明によれば、聖魔力を使うような依頼を受けてもらえば直ぐにギルドランクが上がりますという事なので、今日はマリッサと結界の強化をする依頼を受けるか、呪われた屋敷の浄化の依頼を受けるか…

迷っております。

大神殿での聖女のお仕事とは違ったい依頼が沢山あって面白いのです。

王都から離れた村での雨乞いと依頼もありましたよ?

とりあえずEランクからスタートと言われましたが…



ヒルダは無事に冒険者登録をすませてギルドカードをもらい満足したようだ。

聖魔力を使う依頼は…

ギルドランクとはあまり関係ないような気がしています。

マリッサは呪われた屋敷の浄化に興味があるみたいですよ?

マリッサは攻撃魔法が使えますが…

私は…攻撃として魔法を使うという意識がなくて…


魔法は出来れば攻撃ではなく、癒やしに使いたいのだと思います!

攻撃ではなく、防御と癒しに使う方向でこれからもいきたいのです!

パミラ様と一緒にダンジョン攻略とかしてみたい気持ちもありますが…

やはり…

魔獣であれ命のあるものを自分が害するというのが無理なようで…

パミラ様に相談してみたところ…

「ヒルダは小さい時から聖女として大神殿で育ったからじゃないかな?

ヒルダの力はみんなを癒やす力なんだよ?

攻撃するだけが戦うって事じゃないからね!

私と雨乞いに行こうか?」と言われました。

パミラ様は私の使い魔ではないのに…

辺境の村の雨乞いに同行してくれるんですって!

マリッサは呪われた屋敷がどうしても気になるらしいので…

雨乞いの依頼が成功したら、呪われた屋敷へ行こうと思うのですが…

私…

聖女としてではなく、冒険者としての雨乞いの依頼頑張ってきます!

パミラ様のふわふわの背中にマリッサと乗せてもらえるのがとても幸せなんですが…

では、行ってまいります!

続きます!

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