【完結】追放された聖女は隣国で…神王に愛され求婚される

まゆら

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第3章

新しい私のお仕事!

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昨日から、私のお仕事が増えました!

アーライの守り神であるシェルド様のお散歩及びメンテナンス係です!

美しい白銀の毛並みをブラッシングしたり、毛玉を切ったり…

シャンプーは侍女チームにお任せですが…

乾かした後のブラッシングは、私のお仕事です。

シェルド様の綺麗な毛並みをより美しくする為にラトゥール商会に特注した専用のブラシとオイルを使ってブラッシングするのです。

時間はかかりますが、やりきった後の達成感がすごいんですよ?

ブラッシングが気持ち良かったのか、すやすや眠るシェルド様の可愛らしき寝顔と、もふもふするとヤバい位にふわふわふかふかの毛並み…

もふもふ大好きな私へのご褒美でしかない幸せなお仕事なんです!

シェルド様のお世話係を以前から任されていた侍女のエラとのもふもふ談義もとっても楽しみなんです。

エラも、リンとラムをモフろうとしてメイさんに注意されたのですって。

エラ…私達は同志ですわ!

エラと一緒にお茶の時間を楽しみながら、次回のシェルド様もふもふ計画を話し合うのでした。

エラ曰く、そろそろ毛が生え変わる時期らしくてカットした方がよいみたいなんです。

エラは、カットする技術を持ってるのでいつもカットを任されているのですって。

手に職があるって格好いいわね!って言う私に…

「何を言ってるんですか?

私から見たら聖魔力バンバン使えるヒルダ様が格好いいですよ?」って言うんだよ?

エラ…いいこだな。

エラとは良きモフ友になれそうです。

◇◇◇◇◇

ラハルト様が言うには、シェルド様は中々気難しい方で気軽に撫でたり出来ないみたいなんです。

ラハルト様の婚約者だから受け入れられたわけではないみたい。

私のもふもふ愛がシェルド様に伝わったのなら嬉しいなぁ。

ラハルト様ったら、私がシェルド様から昔のラハルト様のお話を聞いてたらね。

お前たち!

仲良くしすぎだっ!って…

拗ねてたの。

ラハルト様…

可愛らしいとこあるんだね。

この話をミリア様にお話したら、「ラル兄?嫉妬するんだね!

シェルド様に嫉妬するとか…

ウケるんだけど…」ってめちゃくちゃ笑って、ムスティ様に…

「姫様!

淑女たるもの、大笑いはいけませんよ?

せめて…扇子でお顔を隠して下さい!」って注意されてたの。

「ムスティ!

残念だけど…扇子持ってない!」とおっしゃってたので、ラトゥール商会から出てる聖女ヒルダグッズ白薔薇の乙女シリーズの扇子セットをプレゼントする事にします。

バカ笑いはいけませんわ!ってメイさんからも注意されて…

ミリア様がしょんぼりしていたので…

ミリア様は、ムスティ様のお隣立っても遜色のないたおやかな淑女を目指して特訓中なんです。


ムスティ様は麗しの風使い様と呼ばれるアーライでも名高い貴公子ですからね。

私もね。

ラハルト様の隣にいられるように王妃教育頑張ります!

乙女は大好きなヒトといる為に日々努力なんです!






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