【完結】追放された聖女は隣国で…神王に愛され求婚される

まゆら

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第3章

専属侍女は白いもふもふな…

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マリッサがジュリアーノ様と婚約した事もあり、

メイさんが私の侍女をしてくれているのですが、侍女頭の仕事や他の仕事も持っているメイさんがオーバーワークになってしまうため

専属侍女を決める事になりました。

神殿にも顔が効いて、しばらくは結婚や出産がなく、仕事を続けられるという条件をつけたところ

大神殿にミリア様がいたころにミリア様付きのひとりだった白猫獣人のリンが私の専属侍女になる事が決まりました。

リンは、ミリア様付きだったので、ミリア様の専属侍女であるジュリとも仲良しなので…

ジュリも嬉しそうです。

リンも巫女見習いだったので、聖魔力があるので、一緒にお守り作りや聖水作りをする事も出来るので心強いかも?

リンは、白くてふわふわなので…

初対面の時に思わず抱きつぶしそうになって、リンから警戒されてしまいましたけどね。

だって…

白くてふわふわもふもふなんですよ?

愛でないとダメでしょ?

リンからは、

「ヒルダ様!

必要以上のスキンシップは禁止ですよ?

あと…しっぽはダメです!

しっぽ触ったらラハルト様に言いつけますから!」と厳しく注意されてます…

しっぽは、触ったらダメなんですって。

リンのしっぽは、ヤバい位にもふもふなんですけど…

ダメみたい…

仕方ないので、ラトゥール商会から白モフしっぽちゃんっていう

しっぽの形のもふもふを購入しました。

この白モフしっぽちゃんのモデルがリンのしっぽなんですって。

リン…

私が背後に立とうとしたら、すかさず…

「ダメですよ?

しっぽ触るんだったら、私は大神殿に帰りますから!」って言うんだから…


新しい私の専属侍女は、モフらせてくれない白猫獣人さんなんです。

そのうち慣れたらモフらせてくれるのかな?

どうなんだろ?

目の前のもふもふ…

誘惑してくるもふもふ…

今は我慢します!


ラハルト様が私とリンの会話に爆笑してるのがちょっとくやしいです…



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