【完結】追放された聖女は隣国で…神王に愛され求婚される

第２章

聖女であること

学園の朝はお祈りで始まる。
　
ミリア様とヒルダ様と聖女見習いの皆さんと…

その日によって、普通科や魔法学科の生徒も参加して朝のお祈り。

毎日の祈りのせいか、魔法学園は…

聖域？神域？

悪しき心を持つ者は学園内に入る事は出来ない程に…

空気は澄み渡り、泉から湧き出る水は聖水と化した。

聖女になりたい少女が増えた為、来年度からはクラスが増えるみたいです。

風使いのムスティ様と婚約されたミリア様とアーライ神様と婚約されたヒルダ様の人気からでしょうか？

ジュビアからも、次期３大聖女を目指して留学したいと言っている聖女見習いさんがいるとか…

アーライも、ジュビアも聖女ブームみたいですね。

ジュビアでは絶対聖女アマンダ様による聖女合宿が大人気だとか…

１か月にわたる聖女合宿は、脱落者が多くて…

最後まで残ってもミリア様のように聖女を辞めてしまう場合もあるので…

聖女への道は険しいのか？

厳しいのか？

ヒルダ様のように、普通の女の子になりたい！と聖女をお休みする場合もありますし…

シャロン様のように、引退されてもカムバックされる場合もありますし…

聖女になって、聖女である事を全うするのは難しいのかもしれませんね！

ヒルダ様は、神王妃兼聖女になるのか…

神王妃を極めるのか？

まだ決めていないようです。

ラハルト様からは、好きなようにすればよいと言われているらしく


結婚してから考えてもよいかな？と笑っております。

ヒルダ様にとって祈るのは日常ですからね。

何処にいても、何をしていてもヒルダ様の存在は聖女様なのではないか？と私は捉えております。

私、マリッサは聖女ヒルダ様に一生お仕えする所存です。


これにて、婚約時代の第２章は終わりとなります！