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第2章
離宮でアルバイト◇マリッサside
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昨日から離宮でお世話になっているのですが…
何と!
ジュリアーノ様も離宮の警備に配属されていて、しばらくは離宮暮らしになるのですって!
しばらくはジュリアーノ様に会えないのかと思っていたので嬉しい誤算でした。
ジュリアーノ様も私が離宮に来たのを見て驚いていたので…
ラハルト様の粋なはからいなのでしょう。
さて、私のお仕事なのですが…
シャロン様の身の回りのお世話は専属の方がいらっしゃるので、私はシャロン様とお話をしたり、
神殿にお出かけになる時にご一緒したりと仕事らしい仕事がない状況なのです。
私…お給料もらってよいんでしょうか?
シャロン様に何かさせて下さい!ってお願いしたところ…
神殿で販売しているシャロン様グッズの新商品について相談されましたよ?
これは私の得意分野です!
シャロン様のキャラクターグッズ的なものは現在販売されていないようなので…
早速、ラトゥール商会で作っているキャラクターグッズをお見せしなくては!と、パリスを呼んでもらってヒルダ様のグッズやうちの母の出してるお守りやポーションなどをお見せしました。
◇◇◇◇◇◇
「ねぇ。マリッサ!
私もポーション作りは得意なのよ?
シャロン印のハイポーションとかどうかしら?
お守りも作ってみたいわ!
ラトゥール商会さんの商品よいわね!
これは、若い人に売れそうだわ!」
ヒルダ様プロデュースの白薔薇の乙女シリーズがアーライのご令嬢の中で大人気で今や生産が追いつかないようですよ?
白薔薇モチーフの上品で可愛らしいグッズなので…
これを持っていると恋愛運も上がると人気だとパリスが説明しています。
「シャロン様がグッズを作るとしたら、やはり絶対聖女シャロン様グッズですかね?
人気出ると思いますよ?
モチーフに使いたい物はありますか?」
パリスも大きな商談になりそうな予感がするのか、ノリノリである。
「そうね…
私の実家の家紋が黄金の百合なのよ。
それを使うのはダメかしら?」
黄金の百合!
シャロン様に似合い過ぎないか?
「それは素晴らしい!
直ぐにうちのデザイナーに連絡を取ってサンプルを上げさせますよ?
シャロン様のご実家の家紋のデザインと似せるやり方と全く違うイメージのデザインにするやり方のどちらがよいでしょうか?」
パリス…
一生懸命に商談してるね?
頑張れ!
「そうね。
ちなみに家紋はコレなの。
何だか可愛くないのよね。
もっと華やかで可愛らしいデザインにして頂けるかしら?」
「はい!そのように!
うちのデザイナー数人にサンプルを上げさせますので、1週間後にはサンプルをお持ち致します。
ターゲットは、未婚の女性からシャロン様世代のご婦人迄とさせて頂いても宜しいでしょうか?
他にご希望はございませんか?
ありましたら、いつでもお知らせください」
「有難う。
そうね…次に来る時でよいからラトゥール商会の売れ筋商品を見せてもらえないかしら?」
「はい!
それなら今すぐにでも、お見せ出来ますよ?」
流石だわ…パリス…
シャロン様と先代アーライ神様がラトゥール商会の便利グッズを楽しそうに見ておりますよ?
おふたりがラトゥール商会の便利グッズに夢中なので、本日はこの辺で!
何と!
ジュリアーノ様も離宮の警備に配属されていて、しばらくは離宮暮らしになるのですって!
しばらくはジュリアーノ様に会えないのかと思っていたので嬉しい誤算でした。
ジュリアーノ様も私が離宮に来たのを見て驚いていたので…
ラハルト様の粋なはからいなのでしょう。
さて、私のお仕事なのですが…
シャロン様の身の回りのお世話は専属の方がいらっしゃるので、私はシャロン様とお話をしたり、
神殿にお出かけになる時にご一緒したりと仕事らしい仕事がない状況なのです。
私…お給料もらってよいんでしょうか?
シャロン様に何かさせて下さい!ってお願いしたところ…
神殿で販売しているシャロン様グッズの新商品について相談されましたよ?
これは私の得意分野です!
シャロン様のキャラクターグッズ的なものは現在販売されていないようなので…
早速、ラトゥール商会で作っているキャラクターグッズをお見せしなくては!と、パリスを呼んでもらってヒルダ様のグッズやうちの母の出してるお守りやポーションなどをお見せしました。
◇◇◇◇◇◇
「ねぇ。マリッサ!
私もポーション作りは得意なのよ?
シャロン印のハイポーションとかどうかしら?
お守りも作ってみたいわ!
ラトゥール商会さんの商品よいわね!
これは、若い人に売れそうだわ!」
ヒルダ様プロデュースの白薔薇の乙女シリーズがアーライのご令嬢の中で大人気で今や生産が追いつかないようですよ?
白薔薇モチーフの上品で可愛らしいグッズなので…
これを持っていると恋愛運も上がると人気だとパリスが説明しています。
「シャロン様がグッズを作るとしたら、やはり絶対聖女シャロン様グッズですかね?
人気出ると思いますよ?
モチーフに使いたい物はありますか?」
パリスも大きな商談になりそうな予感がするのか、ノリノリである。
「そうね…
私の実家の家紋が黄金の百合なのよ。
それを使うのはダメかしら?」
黄金の百合!
シャロン様に似合い過ぎないか?
「それは素晴らしい!
直ぐにうちのデザイナーに連絡を取ってサンプルを上げさせますよ?
シャロン様のご実家の家紋のデザインと似せるやり方と全く違うイメージのデザインにするやり方のどちらがよいでしょうか?」
パリス…
一生懸命に商談してるね?
頑張れ!
「そうね。
ちなみに家紋はコレなの。
何だか可愛くないのよね。
もっと華やかで可愛らしいデザインにして頂けるかしら?」
「はい!そのように!
うちのデザイナー数人にサンプルを上げさせますので、1週間後にはサンプルをお持ち致します。
ターゲットは、未婚の女性からシャロン様世代のご婦人迄とさせて頂いても宜しいでしょうか?
他にご希望はございませんか?
ありましたら、いつでもお知らせください」
「有難う。
そうね…次に来る時でよいからラトゥール商会の売れ筋商品を見せてもらえないかしら?」
「はい!
それなら今すぐにでも、お見せ出来ますよ?」
流石だわ…パリス…
シャロン様と先代アーライ神様がラトゥール商会の便利グッズを楽しそうに見ておりますよ?
おふたりがラトゥール商会の便利グッズに夢中なので、本日はこの辺で!
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