【完結】追放された聖女は隣国で…神王に愛され求婚される

まゆら

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第2章

仕事中の告白は禁止です!

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マリッサとジュリアーノ様のおつき合いしてからの定番デートは、

マリッサが図書館でアルバイトの日にジュリアーノ様がお迎えに来るみたいなのです。

最初は、ジュリアーノ様のファンのお嬢様方の出待ち攻撃、プレゼント攻撃が頻繁にあって

図書館の職員さんから注意され出禁になった方も数名。

職員の中でも、ジュリアーノ様に恋文を渡す方もいたらしく

仕事中に私用で王族であるジュリアーノ様に話しかけ、迷惑行為に及んだという事で

王宮勤務から、地方にとばされたとか…

これまでは恋愛に一切興味がないと思われていたジュリアーノ様に恋人が出来た事で

今なら自分も相手にしてもらえると勘違いした方が多いみたいなのです。


最初から、第2夫人でよいのでお願い致します!と特攻をかけてくる強者もひとりではないらしく


王宮のジュリアーノ様の私室付近は女性が忍び込まないように厳重な警備体制になったのだとか。

まだ、婚約発表したわけでもないのに…

第2夫人とか言ってくる人いるんだね…

私たちはどうなんだろ?

今のところ、ラハルト様は私ひとりを見てくれているけど…

これからどうなるのかな?

側室とか…

何人かいるのが普通なのかな?

私…

誰かとラハルト様を分け合えるのかな?

ひとり悩むヒルダ様なのでした…

マリッサとジュリアーノ様はデート中!

ヒルダ様は悩んでる最中みたいなので、次回に続く!
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