【完結】追放された聖女は隣国で…神王に愛され求婚される

第２章

影からの報告1日め

ラハルトのところに上がってきた報告によれば、

◈◈ライラ嬢は、執拗にヒルダ様に接触しようと試みておりましたがヒルダ様の傍による事も出来ずにヒステリーを起こしておりました。

離れた場所からヒルダ様に暴言を吐いておりましたが、ヒルダ様は一切動じずに正論で返しておりました。

ヒルダ様に悪意を持つモノは確実にお守りではじかれています。

◇◇◇◇◇

この報告を受け、安心したラハルトであるが

このままではライラ嬢の気がすまず解決の方向にいかないのではないかと懸念した。

何かいい案は無いものか？

ライラ嬢はどうして私に執着しているのだろうか？

ミリアに聞くとまた何かやらかしそうだし‥

ラレーヌに聞いてみるか‥

マリッサと今後の作戦についても話さないと‥

色々考えているラハルト様なのでした。

当事者であるヒルダはまだ自分が嫌がらせされている事を知らない。