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第2章
悪役令嬢気取りの伯爵令嬢を撃破せよ!!
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「ヒルダはしばらく学園を休ませた方がいいわよ?ラル兄!何かあったら大変だわ!」
ミリアは、ラハルトに訴えたが
「大丈夫だよ?彼女は強いから。自分の身に降りかかる火の粉を無力化して癒やしに変えるレベルだからね。
それに紅の魔女が渡したお守りは、彼女に害を為すモノはその倍以上のしっぺ返しを受けるようになっているとマリッサから聞いている」
ラハルトは、興奮して冷静な判断が出来ていない妹が理解出来るように伝えた。
「ラル兄は、女の怖さがわかってないよ?狂気を宿したあの瞳の薄気味悪い感じ‥
異常な位にラル兄に執着してるわよ彼女!」
まだ、納得しないミリアを落ち着かせる為にラハルトはムスティを呼び寄せた。
◇◇◇◇◇◇
「私にご用とは珍しい。どうされましたか?」
「悪いなムスティ。実はミリアを当分預って欲しいのと、明日から学園に臨時講師としてしばらく通って欲しいのだが‥」
ミリアは、嬉しそうにムスティを見つめている。
「わかりました。では、姫をお預かり致しましょう。」
「ミリアはしばらく学園は休め!わかったね?
ムスティは明日イシスから詳細を聞いてくれ!
私に執着していた辺境伯の長女が学園に編入してきて、我が婚約者をどうにかしようとしているらしくてな。
ミリアは、親友であるヒルダが心配なのだよ。ミリアが暴走すると全てが台無しになるのでな。しばらく預って欲しいのだよ。
ミリアはお前の言う事しか聞かないのでな」
ラハルトの言葉にむくれたミリアだが、今日からしばらく一緒にいられるのが嬉しいようで
ジュリに1週間分の荷物をまとめるように伝えた後
「ラル兄ありがとう!私おとなしくしてるね。ヒルダの強さを信じるわ!」と告げると退出した。
◇◇◇◇◇
「忙しい時に悪かったな!」
「いいえ。私にしか出来ない事ですから頼って頂けて幸いですよ?
未来の義兄様!」
「お前に義兄って言われるとはな」
それからしばらく密談を交わし‥
ムスティはミリアを連れて帰っていった。
各方面への根回しは終わったから後はうちのお姫様次第かな?
アーライ神がお疲れのようなのでこの辺で。
次回に続く!
ミリアは、ラハルトに訴えたが
「大丈夫だよ?彼女は強いから。自分の身に降りかかる火の粉を無力化して癒やしに変えるレベルだからね。
それに紅の魔女が渡したお守りは、彼女に害を為すモノはその倍以上のしっぺ返しを受けるようになっているとマリッサから聞いている」
ラハルトは、興奮して冷静な判断が出来ていない妹が理解出来るように伝えた。
「ラル兄は、女の怖さがわかってないよ?狂気を宿したあの瞳の薄気味悪い感じ‥
異常な位にラル兄に執着してるわよ彼女!」
まだ、納得しないミリアを落ち着かせる為にラハルトはムスティを呼び寄せた。
◇◇◇◇◇◇
「私にご用とは珍しい。どうされましたか?」
「悪いなムスティ。実はミリアを当分預って欲しいのと、明日から学園に臨時講師としてしばらく通って欲しいのだが‥」
ミリアは、嬉しそうにムスティを見つめている。
「わかりました。では、姫をお預かり致しましょう。」
「ミリアはしばらく学園は休め!わかったね?
ムスティは明日イシスから詳細を聞いてくれ!
私に執着していた辺境伯の長女が学園に編入してきて、我が婚約者をどうにかしようとしているらしくてな。
ミリアは、親友であるヒルダが心配なのだよ。ミリアが暴走すると全てが台無しになるのでな。しばらく預って欲しいのだよ。
ミリアはお前の言う事しか聞かないのでな」
ラハルトの言葉にむくれたミリアだが、今日からしばらく一緒にいられるのが嬉しいようで
ジュリに1週間分の荷物をまとめるように伝えた後
「ラル兄ありがとう!私おとなしくしてるね。ヒルダの強さを信じるわ!」と告げると退出した。
◇◇◇◇◇
「忙しい時に悪かったな!」
「いいえ。私にしか出来ない事ですから頼って頂けて幸いですよ?
未来の義兄様!」
「お前に義兄って言われるとはな」
それからしばらく密談を交わし‥
ムスティはミリアを連れて帰っていった。
各方面への根回しは終わったから後はうちのお姫様次第かな?
アーライ神がお疲れのようなのでこの辺で。
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