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第2章

学園に嵐がやってきたようです!!

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今日から私のクラスに新しい方が編入してくるみたいなんです!

お友達になれたらいいな。

ヒルダはのんきに先生の話を聞いている。

「ちょっと‥ミリア!アイツヤバくない?ヒルダ様が絡まれるかも?」

「げっ!ラル兄大好きな辺境伯の娘じゃん!ヤバいわ‥」

ラハルトの婚約者になれると勝手に思っているイタイ伯爵令嬢が何故か、このタイミングで‥

「ミリア!マリッサさんか、クラウディアさんに連絡して、守りを強化よ?アイツ何するかわからない!」

どうやら危険なお嬢様がやってきたらしい。

ミリアは、パリスに念話を送りマリッサに危険人物が編入してきた事を連絡してもらった。


マリッサは、クラウディアに辺境伯の令嬢の情報を集めてもらい

ラハルトに緊急事態を連絡した。

◇◇◇◇◇

城では、「ライラ嬢はジュビアにいたのでは?アーライ神様の婚約が本当なのか、確かめにこっちに来た可能性が高いでしょう」

じいからの報告にひきつるラハルト。

ライラ嬢には過去にしつこく絡まれて大変だった記憶しかないのだ。

仕方ない!

最終兵器を呼ぼう!

ラハルトは誰かに連絡しているようだが‥

◇◇◇◇◇

学園では、

ライラが編入の挨拶をしていた。

「私は、しばらくジュビアに留学していたので知らない方もいらっしゃるかと思いますが辺境伯の娘ライラ・エステルと申します。

これからよろしくお願いします」

挨拶は無難な感じだったが‥

嵐はランチタイムにやってきた。

ミリアに挨拶したいとラレーヌを通じて申し入れてきたのだ。

その後、一緒にランチをしたいと言う彼女に仕方なく一緒に食べる事を了承するミリア。

ミリア、ヒルダ、ラレーヌの間に割込もうとしてくるライラにミリアは戸惑いを隠せないでいた。

ランチの間、ずっとヒルダを無視しながらミリアにしつこく話しかけるライラに

「ライラ様?申し訳ありませんが、今日はこれから帰らなくてはいけませんので!」とラレーヌがライラを牽制し

ライラがまだしつこく話しかけてくるので、

「ミリア様は不愉快に思われております!以後は、謹んでいただけますか?」と伝え、3人で王宮に帰ったのだった。

食べている間、睨みつけられていたヒルダを心配したふたりだが


天然鈍感ヒルダは、

「あの方は、目がお悪いのかしら?私を見る時の目がおかしかったんです。見えないなら眼鏡を買えばよいのに!」と全く気にしていなかった。

ラハルトも流石だなと思い笑っていた。

彼女は強い!

無意識に相手の攻撃を無効化するんだなと納得していた。

今から甘い時間の始まりなので‥

次回に続く!
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