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第1章
聖女のアルバイトしながら、普通の女の子を目指します!
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「アーライ神様!私、聖水と聖石を作るのは得意ですの!水と石を用意していただければ直ぐ出来ますわ!お守りは私の魔力だと‥ちょっと強すぎるみたいで‥私の侍女のマリッサが得意ですからマリッサにアルバイトを紹介してもよいですか?」
「水と石なら用意するよ!マリッサというのは、紅の魔女の娘さんだね。彼女も魔法科の特待生として寮に入ってもらおうと思っているから安心しなさい。部屋は君と同室にしたからね」
「有り難うございます!あの‥面接は‥特技披露もまだですし‥」
◇◇◇◇◇
「先ほどの祈りの儀の際に、アーライ各地で女神の奇跡が起こっているとの知らせが神殿に届いたからね。
君は神学科で勉強する事は、ほぼ無さそうだから普通科に編入とさっき決まったんだよ。
マリッサの試験は今頃ギルドの特別室で行われているはずだよ。」
マリッサ‥
試験大丈夫かな?
ヒルダがマリッサの為に祈っていると‥
「ヒルダ!君は甘い物は好きかい?今から私はおやつの時間なのだが君も食べないか?」
「甘い物は大好きなんです!おやつご一緒させて下さい!」
「では、一緒におやつを食べようか。今日はジュビアに修行に出ている私の側近が作っている和菓子を用意したのだが‥」
ヒルダの目の前には、プルプルと震える丸い半透明のスイーツが現れた!
「これ‥初めて見ます!」
「水まんじゅうと言う名前だよ。冷たいうちに食べてごらん?」
「‥‥プルプルで甘さも程好くて癖になります‥アーライにはないのですか?」
「残念だが‥ないのだ。水まんじゅうは日持ちがしないから買ってきたら直ぐに食べないと美味しくないのだよ。転移魔方陣は用意するからヒルダが買いに行ってくれるなら私も毎日食べられるんだが‥」
「アーライ神様‥毎日のスイーツは乙女の敵ですわ!私‥ダイエットは嫌いですもの!買いに行ったら私‥店ごと買い占めたくなるかもしれませんから!」
「ヒルダ‥君も甘党なのだね!嬉しいよ!では、学園の休日にマリッサと共に買い出しを頼むよ!勿論、アルバイトとしてお金は払うし、店で好きなだけ食べてきていいからね!店主にフリーパスを預けておくからね。君達が食べて美味しいと思う物を私に買って来てくれないか?」
アーライ神は真剣だ!
最近は、じいやである側近から和菓子を禁止されそうになっているのだ。
仕事中にお忍びで桜庵に行くと帰った後に長い説教が待っているから
アーライ神もお忍びを我慢していたのである。
「私とマリッサのお小遣い稼ぎにひと肌脱いで頂き有り難うございます!私!アルバイトも学園生活も頑張りますわ!」
ヒルダが燃えてきたので暑いので‥
次回に続く!
「水と石なら用意するよ!マリッサというのは、紅の魔女の娘さんだね。彼女も魔法科の特待生として寮に入ってもらおうと思っているから安心しなさい。部屋は君と同室にしたからね」
「有り難うございます!あの‥面接は‥特技披露もまだですし‥」
◇◇◇◇◇
「先ほどの祈りの儀の際に、アーライ各地で女神の奇跡が起こっているとの知らせが神殿に届いたからね。
君は神学科で勉強する事は、ほぼ無さそうだから普通科に編入とさっき決まったんだよ。
マリッサの試験は今頃ギルドの特別室で行われているはずだよ。」
マリッサ‥
試験大丈夫かな?
ヒルダがマリッサの為に祈っていると‥
「ヒルダ!君は甘い物は好きかい?今から私はおやつの時間なのだが君も食べないか?」
「甘い物は大好きなんです!おやつご一緒させて下さい!」
「では、一緒におやつを食べようか。今日はジュビアに修行に出ている私の側近が作っている和菓子を用意したのだが‥」
ヒルダの目の前には、プルプルと震える丸い半透明のスイーツが現れた!
「これ‥初めて見ます!」
「水まんじゅうと言う名前だよ。冷たいうちに食べてごらん?」
「‥‥プルプルで甘さも程好くて癖になります‥アーライにはないのですか?」
「残念だが‥ないのだ。水まんじゅうは日持ちがしないから買ってきたら直ぐに食べないと美味しくないのだよ。転移魔方陣は用意するからヒルダが買いに行ってくれるなら私も毎日食べられるんだが‥」
「アーライ神様‥毎日のスイーツは乙女の敵ですわ!私‥ダイエットは嫌いですもの!買いに行ったら私‥店ごと買い占めたくなるかもしれませんから!」
「ヒルダ‥君も甘党なのだね!嬉しいよ!では、学園の休日にマリッサと共に買い出しを頼むよ!勿論、アルバイトとしてお金は払うし、店で好きなだけ食べてきていいからね!店主にフリーパスを預けておくからね。君達が食べて美味しいと思う物を私に買って来てくれないか?」
アーライ神は真剣だ!
最近は、じいやである側近から和菓子を禁止されそうになっているのだ。
仕事中にお忍びで桜庵に行くと帰った後に長い説教が待っているから
アーライ神もお忍びを我慢していたのである。
「私とマリッサのお小遣い稼ぎにひと肌脱いで頂き有り難うございます!私!アルバイトも学園生活も頑張りますわ!」
ヒルダが燃えてきたので暑いので‥
次回に続く!
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