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第1章
イケオジの甥っ子はイケショタ
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何とか無事に食堂にたどり着いたヒルダを待っていたのは‥
迫力美魔女アデルとその夫でアーライが誇るイケオジ魔道師長のルイス。
そして、ふたりの息子であるロラン。
勿論、バラッドから来たイケオジ大司教パトリスもいますよ。
マリッサが眼福‥
あぁ‥尊すぎて胸が苦しいです‥ヒルダ様‥私‥召されてしまいそう‥とブツブツ呟いております。
「皆様おはようございます。昨夜も色々有り難うございました。」
美しい角度で頭を下げ淑女の礼をしたヒルダに
「まぁまぁ。ヒルダちゃんは貴族の一般的な行儀作法は大丈夫そうね?これなら来月の王宮のパーティーでお披露目出来そうじゃない?お兄様はどう思われます?」
「アデル‥お前は先を急ぎ過ぎだよ?やぁ、ヒルダにマリッサ。また、君たちに会えて良かったよ。私もしばらくここで暮らすから安心しなさい。」
「「パトリス様!有り難うございます」」
「そんなにかしこまるなよ。ここは、ルイスの屋敷だからルイスに礼を言わなきゃいけないぞ?」
「「はい!パトリス様。」」
「「ルイス様!しばらくお世話になりますのでよろしくお願いいたします」」
「ふたりとも固くならなくてよいんだぞ?アデルの夫でパトリス様の義弟のルイスだ。王宮で魔道師長を勤めておる。これからよろしく頼むよ。ふたりも娘が増えたみたいで楽しみだよ。それで、ふたりには魔法学園へ通ってもらうつもりなんだがどうだい?私が理事を兼任しているから安心して通えるようにするが?」
「「有り難うございます!」」
これまで神殿に縛り付けられ学びの場を与えられなかったふたりは嬉しそうだ。
「まぁまぁ。話は後にして朝食にしましょう。今朝は料理長の自慢のふわふわパンケーキの日なのよ。」
「あの‥アデル様?アデル様のお隣の方は?」
「あっ!忘れてたわ。うちのひとり息子のロランよ。魔法学園に通っているのよ。ほら!挨拶は?」
「おはようございます!僕はロラン。得意な魔法は氷魔法だから冷たくして欲しいモノとか、凍らせたいぐらいにムカつくヤツがいたら僕に教えてね。可愛いお姉さんがふたり出来たみたいで嬉しいな。これからよろしく!」
バチッとウインクを決めるロランに男子に免疫のないふたりは悩殺された‥
美魔女とイケオジの息子はイケショタだった。
しかも天然たらし‥
マリッサが眩しすぎますわ。30年後が楽しみです‥うふふふ‥と壊れていた。
ヒルダはロランからの激しい好意を感じる視線にビクビクしながらうつむいた。
ちなみにロランはまだ8歳ですが、優れた魔道師なので魔法学園では魔法の研究をしていますよ。
ギルドにも既に登録していて氷結王子と呼ばれています。
キラキラと波打つ美しい銀髪に見つめられたら凍りつきそうなアイスブルーの瞳が印象的なイケショタです。
「はじめまして。ロランくん?私はヒルダよ。これからしばらくこちらでお世話になるのでよろしくね。」
「はじめまして!ロラン様。私、ヒルダ様付きのマリッサと申します。ヒルダ様共々よろしくお願い致します。」
「ふたりとも緊張しすぎだよ?僕はロランって呼びすてでいいからね。大丈夫!ふたりは凍らせないから安心して?」
「「はい!」」
何だか怖いのは気のせいでしょうか?
ロラン様がヒルダ様を見つめる視線が‥
危ない気が致します。
私‥イケショタ様の毒牙からヒルダ様を守ってみせますわ。
ヒルダ様‥
マリッサが守りますから‥と主を見ると主は魂が抜けていた。
イケショタビームにあてられたらしい。
果たしてヒルダは料理長自慢のふわふわパンケーキを食べる事が出来るのか?
早くもヤンデレアピールをしてきたロランの熱視線?
冷気にあてられて倒れてしまうのか?
聖女としては最強なんですがお色気には弱いヒルダ様‥
イケオジは大丈夫だがイケショタには免疫がないようです。
これから学園で無事に過ごせるのか?
あっ‥ヤンデレ氷結王子のお気に入りなら大丈夫なはず?
マリッサもついているし‥
不安材料を残しながらも‥
次回へ続く!
迫力美魔女アデルとその夫でアーライが誇るイケオジ魔道師長のルイス。
そして、ふたりの息子であるロラン。
勿論、バラッドから来たイケオジ大司教パトリスもいますよ。
マリッサが眼福‥
あぁ‥尊すぎて胸が苦しいです‥ヒルダ様‥私‥召されてしまいそう‥とブツブツ呟いております。
「皆様おはようございます。昨夜も色々有り難うございました。」
美しい角度で頭を下げ淑女の礼をしたヒルダに
「まぁまぁ。ヒルダちゃんは貴族の一般的な行儀作法は大丈夫そうね?これなら来月の王宮のパーティーでお披露目出来そうじゃない?お兄様はどう思われます?」
「アデル‥お前は先を急ぎ過ぎだよ?やぁ、ヒルダにマリッサ。また、君たちに会えて良かったよ。私もしばらくここで暮らすから安心しなさい。」
「「パトリス様!有り難うございます」」
「そんなにかしこまるなよ。ここは、ルイスの屋敷だからルイスに礼を言わなきゃいけないぞ?」
「「はい!パトリス様。」」
「「ルイス様!しばらくお世話になりますのでよろしくお願いいたします」」
「ふたりとも固くならなくてよいんだぞ?アデルの夫でパトリス様の義弟のルイスだ。王宮で魔道師長を勤めておる。これからよろしく頼むよ。ふたりも娘が増えたみたいで楽しみだよ。それで、ふたりには魔法学園へ通ってもらうつもりなんだがどうだい?私が理事を兼任しているから安心して通えるようにするが?」
「「有り難うございます!」」
これまで神殿に縛り付けられ学びの場を与えられなかったふたりは嬉しそうだ。
「まぁまぁ。話は後にして朝食にしましょう。今朝は料理長の自慢のふわふわパンケーキの日なのよ。」
「あの‥アデル様?アデル様のお隣の方は?」
「あっ!忘れてたわ。うちのひとり息子のロランよ。魔法学園に通っているのよ。ほら!挨拶は?」
「おはようございます!僕はロラン。得意な魔法は氷魔法だから冷たくして欲しいモノとか、凍らせたいぐらいにムカつくヤツがいたら僕に教えてね。可愛いお姉さんがふたり出来たみたいで嬉しいな。これからよろしく!」
バチッとウインクを決めるロランに男子に免疫のないふたりは悩殺された‥
美魔女とイケオジの息子はイケショタだった。
しかも天然たらし‥
マリッサが眩しすぎますわ。30年後が楽しみです‥うふふふ‥と壊れていた。
ヒルダはロランからの激しい好意を感じる視線にビクビクしながらうつむいた。
ちなみにロランはまだ8歳ですが、優れた魔道師なので魔法学園では魔法の研究をしていますよ。
ギルドにも既に登録していて氷結王子と呼ばれています。
キラキラと波打つ美しい銀髪に見つめられたら凍りつきそうなアイスブルーの瞳が印象的なイケショタです。
「はじめまして。ロランくん?私はヒルダよ。これからしばらくこちらでお世話になるのでよろしくね。」
「はじめまして!ロラン様。私、ヒルダ様付きのマリッサと申します。ヒルダ様共々よろしくお願い致します。」
「ふたりとも緊張しすぎだよ?僕はロランって呼びすてでいいからね。大丈夫!ふたりは凍らせないから安心して?」
「「はい!」」
何だか怖いのは気のせいでしょうか?
ロラン様がヒルダ様を見つめる視線が‥
危ない気が致します。
私‥イケショタ様の毒牙からヒルダ様を守ってみせますわ。
ヒルダ様‥
マリッサが守りますから‥と主を見ると主は魂が抜けていた。
イケショタビームにあてられたらしい。
果たしてヒルダは料理長自慢のふわふわパンケーキを食べる事が出来るのか?
早くもヤンデレアピールをしてきたロランの熱視線?
冷気にあてられて倒れてしまうのか?
聖女としては最強なんですがお色気には弱いヒルダ様‥
イケオジは大丈夫だがイケショタには免疫がないようです。
これから学園で無事に過ごせるのか?
あっ‥ヤンデレ氷結王子のお気に入りなら大丈夫なはず?
マリッサもついているし‥
不安材料を残しながらも‥
次回へ続く!
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