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女子会がしたいの
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「あの、私は…
聖女仲間とは、打ち解けられなくて…
職場で仕事をする分には問題ないのですが、友達付き合いをしている方がいなくて寂しいのです。
良かったら、仲良くしてもらえないかしら?」
「マリアさん!
私で良いのですか?
私も最近じゃ、友人が結婚したり、仕事で遠方に行ったりで寂しい思いをしておりました。
こちらこそ、仲良くして下さいませ」
控えめでありながら、グイグイと来る感じ嫌いじゃないわ!
マリアさんて、可愛らしい方ね。
エリック様が命にかえても守りたいと思った御方ですものね。
エリック様推しとしては、マリアさんと仲良くするのは正しい事よ!
そう…
推しの推しは推し!
エリック様の推しであるマリアさんは、私の推しって事だから!
私ったら…
推しの推しとお知り合いになるなんて…
最高ね!
あっ…あの娘に自慢しなくちゃ!
私、エリック様の推し様とお友達になったのよ?ってね。
大変…
もうランチタイムだわ…
図書館に帰らないと!
◇◇◇◇◇
「私、これからちょっと用事がありまして…
今日は、おふたりと話せて良かったです。
それでは、失礼致します」
淑女の礼をして、立ち去ろうとするライラだが、マリアの声に足を止めた。
「待って、ライラさん!
ここに私の休みの日を書いておいたの。
時間が合うようなら、連絡してくれないかしら?
私…仲良しの友人と女子会をしてみたいのよ…」
「わかりました。
確認して、兄にマリアさん宛の手紙を託しますね!
私も、女子会したいです!
では、行きますね」
ライラは、エディアスとマリアに礼をし慌てて駆け出した。
残されたふたりは…
「マリアが自分から友達になって欲しいと言うなんて、余程彼女が気に入ったの?」
「なんとなくです!
私は直感で生きておりますから…」
付き合い出した頃より、かなり距離が近くなったふたり。
そろそろ結婚の話が進んでいるのかな?
マリアに友人が出来そうなのと、ライラとは長い付き合いになりそうな予感を感じて微笑むエディアスに、
思い出し笑いって…
私、何か変な事言いましたか?と問いかけるマリア。
クールな天才魔導師と言われていたのを忘れる位に、最近は笑う事が増えたエディアスなのです。
エディアス曰く、マリアといるだけで笑顔になれるのだとか。
幸せいっぱいのふたりなのです。
聖女仲間とは、打ち解けられなくて…
職場で仕事をする分には問題ないのですが、友達付き合いをしている方がいなくて寂しいのです。
良かったら、仲良くしてもらえないかしら?」
「マリアさん!
私で良いのですか?
私も最近じゃ、友人が結婚したり、仕事で遠方に行ったりで寂しい思いをしておりました。
こちらこそ、仲良くして下さいませ」
控えめでありながら、グイグイと来る感じ嫌いじゃないわ!
マリアさんて、可愛らしい方ね。
エリック様が命にかえても守りたいと思った御方ですものね。
エリック様推しとしては、マリアさんと仲良くするのは正しい事よ!
そう…
推しの推しは推し!
エリック様の推しであるマリアさんは、私の推しって事だから!
私ったら…
推しの推しとお知り合いになるなんて…
最高ね!
あっ…あの娘に自慢しなくちゃ!
私、エリック様の推し様とお友達になったのよ?ってね。
大変…
もうランチタイムだわ…
図書館に帰らないと!
◇◇◇◇◇
「私、これからちょっと用事がありまして…
今日は、おふたりと話せて良かったです。
それでは、失礼致します」
淑女の礼をして、立ち去ろうとするライラだが、マリアの声に足を止めた。
「待って、ライラさん!
ここに私の休みの日を書いておいたの。
時間が合うようなら、連絡してくれないかしら?
私…仲良しの友人と女子会をしてみたいのよ…」
「わかりました。
確認して、兄にマリアさん宛の手紙を託しますね!
私も、女子会したいです!
では、行きますね」
ライラは、エディアスとマリアに礼をし慌てて駆け出した。
残されたふたりは…
「マリアが自分から友達になって欲しいと言うなんて、余程彼女が気に入ったの?」
「なんとなくです!
私は直感で生きておりますから…」
付き合い出した頃より、かなり距離が近くなったふたり。
そろそろ結婚の話が進んでいるのかな?
マリアに友人が出来そうなのと、ライラとは長い付き合いになりそうな予感を感じて微笑むエディアスに、
思い出し笑いって…
私、何か変な事言いましたか?と問いかけるマリア。
クールな天才魔導師と言われていたのを忘れる位に、最近は笑う事が増えたエディアスなのです。
エディアス曰く、マリアといるだけで笑顔になれるのだとか。
幸せいっぱいのふたりなのです。
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