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第終章 愛と心編
10話 治療と刑
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~広間~
「ッ、う...//」
バタッ(床に倒れ込む)
(身体が、震える...いやだ...熱い...//)
??「日瑠暗?そこで何やって...」
「アイリス様...?」
アイリ「そうだが...どうした?やけに震えてるし、顔も赤いじゃないか」
「ッ...//」
アイリ「獣状態のエルかエレアスでも見たのか?
あれは目に加護を付けてないと獣の気が体に入り
込んで大変なことになるんだが...」
「そう、なんですか...?//」
アイリ「効果は受けた個体によるが、まあお前の
場合...」
アイリ「そうだなあ...身体の麻痺と震え、あと媚薬を飲んだような熱さって感じか?」
「そう、です...//」
アイリ「喋れるだけマシだな。エルの所に連れてってやる」
「はい...//」
ーー☆ーー
~エルの部屋~
アイリ「エル、入っていいか?少し手伝って
欲しい」
エル「どうぞ~」
エル「ああ、なるほどね...エレアスの気に
あたったのか」
アイリ「治療を頼めるか?私は無理だからな」
エル「うん。日瑠暗ちゃん、腕の傷も治すからね」
エル「ひとまず、私の寝室行こうか。ここだと治療も、しにくいし、寝てた方が身体も辛くない
でしょ?」
「は、い...//」
~寝室~
エル「にしても、よく喋れるねえ」
エル「普通なら麻痺して即気絶してもおかしくないのに」
「はあ、はあ、ふう...//」
エル「腕の傷は治せるけど、身体の熱さはなあ...」
「なお、せないんですか...?//」
エル「エレアスいないしなぁ...アイリス、やる?」
アイリ「いや。私は以前エレアスに止められてる
からな」
アイリ「呼んでくるよ。どうせフェルアの部屋に
いるだろ。その間腕の傷を治療してやれ」
エル「ありがとね~」
シュン!
「...?//」
エル「...どうせなら、これ飲ませるか」
エル「日瑠暗ちゃん、口開けて」
エル「少しなら、楽になると思うから。この薬
飲んで」
「でも、体が、動かないんです...//」
エル「...あ~。ちょっと、無理そう」
「なに、が...あっ...」
エル「ふふふっ。飲めないんなら、口移しで
飲もっか♡」
「…ううぅ// 言うんじゃ、なかった...//」
ーーーー☆ーーーー
~同時刻、フェルアの部屋~ ♢エレアス視点♢
「…はあ。こんなもんか?」
私らに許可すら出さず、日瑠暗が寝てる隙に連れ出した挙句、私らの探知が効かない場所に連れて行くなんて...蒼羅と仲良くするのはいいが、勝手に連れて行くのは違うな。
「どうだ、フェルア。感想は?」
フェル「………」
「まあ、そうだよな」
私ら七皇帝神王の暗黙のルール。
『各神の従属を許可出さずに勝手に何処かへ連れて行ったら主の神が刑を下す』
忘れてたそっちが悪いよな
(フェルアがどういう状態かは想像にお任せします)
「にしても...血だらけにしちゃったな」
「掃除大変だな、これ」
「まあ、フェルアは死んでないだろうし大丈夫か」
コンコン
「...? 誰だ?」
アイリ「エレアス、いるか?」
「いるが、どうした?」
アイリ「念の為聞くが、獣状態で日瑠暗に会ったんだよな?耐性ない奴が獣状態のお前らに会ったらどうなるか、忘れてないよな?」
「...っ! そう、だった…」
アイリ「なら早くエルの部屋に行け。腕の傷は
治せども、気を外に出すにはやんないとダメなんだからな」
「ああ。感謝する。すぐ行くよ」
シュン!
アイリ「さて...フェルアの部屋の掃除するか」
「ッ、う...//」
バタッ(床に倒れ込む)
(身体が、震える...いやだ...熱い...//)
??「日瑠暗?そこで何やって...」
「アイリス様...?」
アイリ「そうだが...どうした?やけに震えてるし、顔も赤いじゃないか」
「ッ...//」
アイリ「獣状態のエルかエレアスでも見たのか?
あれは目に加護を付けてないと獣の気が体に入り
込んで大変なことになるんだが...」
「そう、なんですか...?//」
アイリ「効果は受けた個体によるが、まあお前の
場合...」
アイリ「そうだなあ...身体の麻痺と震え、あと媚薬を飲んだような熱さって感じか?」
「そう、です...//」
アイリ「喋れるだけマシだな。エルの所に連れてってやる」
「はい...//」
ーー☆ーー
~エルの部屋~
アイリ「エル、入っていいか?少し手伝って
欲しい」
エル「どうぞ~」
エル「ああ、なるほどね...エレアスの気に
あたったのか」
アイリ「治療を頼めるか?私は無理だからな」
エル「うん。日瑠暗ちゃん、腕の傷も治すからね」
エル「ひとまず、私の寝室行こうか。ここだと治療も、しにくいし、寝てた方が身体も辛くない
でしょ?」
「は、い...//」
~寝室~
エル「にしても、よく喋れるねえ」
エル「普通なら麻痺して即気絶してもおかしくないのに」
「はあ、はあ、ふう...//」
エル「腕の傷は治せるけど、身体の熱さはなあ...」
「なお、せないんですか...?//」
エル「エレアスいないしなぁ...アイリス、やる?」
アイリ「いや。私は以前エレアスに止められてる
からな」
アイリ「呼んでくるよ。どうせフェルアの部屋に
いるだろ。その間腕の傷を治療してやれ」
エル「ありがとね~」
シュン!
「...?//」
エル「...どうせなら、これ飲ませるか」
エル「日瑠暗ちゃん、口開けて」
エル「少しなら、楽になると思うから。この薬
飲んで」
「でも、体が、動かないんです...//」
エル「...あ~。ちょっと、無理そう」
「なに、が...あっ...」
エル「ふふふっ。飲めないんなら、口移しで
飲もっか♡」
「…ううぅ// 言うんじゃ、なかった...//」
ーーーー☆ーーーー
~同時刻、フェルアの部屋~ ♢エレアス視点♢
「…はあ。こんなもんか?」
私らに許可すら出さず、日瑠暗が寝てる隙に連れ出した挙句、私らの探知が効かない場所に連れて行くなんて...蒼羅と仲良くするのはいいが、勝手に連れて行くのは違うな。
「どうだ、フェルア。感想は?」
フェル「………」
「まあ、そうだよな」
私ら七皇帝神王の暗黙のルール。
『各神の従属を許可出さずに勝手に何処かへ連れて行ったら主の神が刑を下す』
忘れてたそっちが悪いよな
(フェルアがどういう状態かは想像にお任せします)
「にしても...血だらけにしちゃったな」
「掃除大変だな、これ」
「まあ、フェルアは死んでないだろうし大丈夫か」
コンコン
「...? 誰だ?」
アイリ「エレアス、いるか?」
「いるが、どうした?」
アイリ「念の為聞くが、獣状態で日瑠暗に会ったんだよな?耐性ない奴が獣状態のお前らに会ったらどうなるか、忘れてないよな?」
「...っ! そう、だった…」
アイリ「なら早くエルの部屋に行け。腕の傷は
治せども、気を外に出すにはやんないとダメなんだからな」
「ああ。感謝する。すぐ行くよ」
シュン!
アイリ「さて...フェルアの部屋の掃除するか」
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