51 / 74
第五章 幸福編
10話 秘密の部屋(R15)
しおりを挟む
~次の日、エレアスの部屋~
「あの、で、この石なんですけど...」
エレア「……ああ。時の石で間違いないな」
エル「そうだね。で、日瑠暗ちゃんは寝てる時に
話しかけられて、起きたらこれがあったと」
「はい。言われた通り、霊力は込めてませんが...」
エレア「まあ、霊力を込めたら速攻で石の中にある時に飛んでっちゃうしな」
「飛んでっちゃう?それは、どういう...?」
エレア「あ~。どうせなら、説明しちゃうか」
エル「うん。どうせ、これからされる事を
考えちゃってるだろうしね?」
「...」
ーー☆ーー
エレア「まず、時の石ってのは、才能の中でも扱うのが難しい『時空』と『次元』を持つ必要が
あるんだ」
エレア「その二つの才能を持って初めて、時の石を作る準備がスタートするんだ」
エル「作るにはまず、『次元』であらゆるパラレル
ワールド含む全ての世界を渡って、石を作る元と
なる世界を決める」
エル「そしたら、『時空』で石に入れる歴史とその
期間を絞り、そして二つの才能に使う霊力と魔力を
石に入れ込んだ状態で『時の境界』に行って、
『神聖霊力』で固めれば完成」
「才能に使う霊力ってのは...?」
エレア「私らは才能を使用する時、少なからず霊力か魔力を消費してるんだ。本当に少ないけどな」
エレア「だけど、才能の中には一定の属性を持っている霊力か魔力しか受け入れないのもあるんだ」
エレア「その代表格が『次元』と『時空』だ」
エル「『次元』は光属性の霊力、
『時空』は闇属性の魔力が必要でね」
エル「だから、例え二つとも持っていても、その
属性を持っていなければ作れないのさ」
「...なんか、頭がごっちゃになってる...」
エル「後は『時の境界』と『神聖霊力』の説明も
あるけどね」
「すみません...それは後でお願いします」
「もう頭が働かないです...」
エル「そうだねえ。大丈夫だよ、これからは
働かせないで済むから」
「...//」
エレア「話終わったなら行くぞ」
「へ?えっと、何処へ?」
エレア「知らないのか?私らの部屋、地下室が
あるんだぞ?」
「えっ...?」
エレア「普通にここでやったら声が漏れるからな」
エレア「ヤル時は基本地下室だ。だから来い」
「...はい」
ーー☆ーー
「...いたって普通の寝室ですね」
エレア「何を想像してたか知らんが、普段から
寝室として使うんだからそりゃ普通だろ」
「ッ...」
エレア「そうだ。一つ聞きたいんだが」
「はい...?」
エレア「目隠しとか付けたいか?」
「へ? は、は?」
エレア「自分が喘いでいるのを自分の目で見るのが嫌かもだからな。一応聞いたんだが~、
必要ないか?」
「...いえ。目隠しもらっていいですか?」
エレア「…ああ。わかった」
エレア「よっと」
「っ...え?なんですか...」
エレア「ただ盲目効果を付けただけだ。失明とかはしないから安心しな」
エレア「じゃあ、寝転がれ。後は私らで好きに
やらせてもらう」
「...はい//」
「あの、で、この石なんですけど...」
エレア「……ああ。時の石で間違いないな」
エル「そうだね。で、日瑠暗ちゃんは寝てる時に
話しかけられて、起きたらこれがあったと」
「はい。言われた通り、霊力は込めてませんが...」
エレア「まあ、霊力を込めたら速攻で石の中にある時に飛んでっちゃうしな」
「飛んでっちゃう?それは、どういう...?」
エレア「あ~。どうせなら、説明しちゃうか」
エル「うん。どうせ、これからされる事を
考えちゃってるだろうしね?」
「...」
ーー☆ーー
エレア「まず、時の石ってのは、才能の中でも扱うのが難しい『時空』と『次元』を持つ必要が
あるんだ」
エレア「その二つの才能を持って初めて、時の石を作る準備がスタートするんだ」
エル「作るにはまず、『次元』であらゆるパラレル
ワールド含む全ての世界を渡って、石を作る元と
なる世界を決める」
エル「そしたら、『時空』で石に入れる歴史とその
期間を絞り、そして二つの才能に使う霊力と魔力を
石に入れ込んだ状態で『時の境界』に行って、
『神聖霊力』で固めれば完成」
「才能に使う霊力ってのは...?」
エレア「私らは才能を使用する時、少なからず霊力か魔力を消費してるんだ。本当に少ないけどな」
エレア「だけど、才能の中には一定の属性を持っている霊力か魔力しか受け入れないのもあるんだ」
エレア「その代表格が『次元』と『時空』だ」
エル「『次元』は光属性の霊力、
『時空』は闇属性の魔力が必要でね」
エル「だから、例え二つとも持っていても、その
属性を持っていなければ作れないのさ」
「...なんか、頭がごっちゃになってる...」
エル「後は『時の境界』と『神聖霊力』の説明も
あるけどね」
「すみません...それは後でお願いします」
「もう頭が働かないです...」
エル「そうだねえ。大丈夫だよ、これからは
働かせないで済むから」
「...//」
エレア「話終わったなら行くぞ」
「へ?えっと、何処へ?」
エレア「知らないのか?私らの部屋、地下室が
あるんだぞ?」
「えっ...?」
エレア「普通にここでやったら声が漏れるからな」
エレア「ヤル時は基本地下室だ。だから来い」
「...はい」
ーー☆ーー
「...いたって普通の寝室ですね」
エレア「何を想像してたか知らんが、普段から
寝室として使うんだからそりゃ普通だろ」
「ッ...」
エレア「そうだ。一つ聞きたいんだが」
「はい...?」
エレア「目隠しとか付けたいか?」
「へ? は、は?」
エレア「自分が喘いでいるのを自分の目で見るのが嫌かもだからな。一応聞いたんだが~、
必要ないか?」
「...いえ。目隠しもらっていいですか?」
エレア「…ああ。わかった」
エレア「よっと」
「っ...え?なんですか...」
エレア「ただ盲目効果を付けただけだ。失明とかはしないから安心しな」
エレア「じゃあ、寝転がれ。後は私らで好きに
やらせてもらう」
「...はい//」
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
転生幼女の異世界冒険記〜自重?なにそれおいしいの?〜
MINAMI
ファンタジー
神の喧嘩に巻き込まれて死んでしまった
お詫びということで沢山の
チートをつけてもらってチートの塊になってしまう。
自重を知らない幼女は持ち前のハイスペックさで二度目の人生を謳歌する。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる