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第五章 幸福編
4.5話 察せる者、純粋な者(琴㮈視点)
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~前話と同時刻、奥の森内~ ♢琴㮈視点♢
※途中から名前表記が人間の時の名前になりますが混乱しないようお願いします。
物語には関係ないです。
「ふ~...」
翠理「琴㮈?どうしたの、最近、ため息が
多いんじゃ...」
アルセ「そうね。なにか体調でも悪いの?」
流羅「も、もしかして...」
「もしかして、なに?」
流羅「フェルア様以外での主様が...?」
「そんな訳ないでしょうがっ!私達にいるのは
あの方々だけよ」
「私は、最近水波の近くにフェルア様がいるから、どうしてかなあって、思って...」
アルセ「確かにそうね。水波が羨ましいわ...」
流羅「まだ陽奈だった時もそうでしたよね?奏さんのことを心配してました」
「...まあ、昔からいた親友だったもの」
「こうやって、神となっても一緒に居られるって
のは、幸せ」
「でも、なんで近づいてるのかなって」
翠理「つまりは嫉妬してるのね。流石、猫の
神様ね」
流羅「ふふふ。嫉妬もお手のものって
感じですかね?」
「っ...//」
流羅「でも、水波さんだけにでは
ありませんよね?」
流羅「確か、明日は私達と一緒に居てくれると
聞きましたよ?」
翠理「えっ?本当⁈」
アルセ「本当なの? でも、随分突然ね」
流羅「はい。どうしてかは私にも
わかりませんが...」
流羅「それに、私個人の心配事もありまして...」
翠理「ああ。日瑠暗のこと?最近、森にも来てないわよね」
アルセ「私も、音沙汰なく消えたから心配だわ」
「そうだね。私も心配かも。明日、フェルア様に
聞いてみようかな」
翠理「そうね。もしかしたら何か知ってるかも
しれないわ」
「ねえ、貴方はどう思う?」
琴㮈〈ん~?私としての考えはあるから、
話してもいい?〉
「うん。出来れば、みんな...いや。八人で
話したいんだけど」
琴㮈《はいはい。これで聞こえる?》
「うん。これでいいよ」
のの「へえ。やっぱ便利ね」
葵蘭「で、なにか考えがあるんですよね?」
琴㮈《うん。で、私としての考えだけどね》
琴㮈《まあ、多分だけど龍神楽土に監禁状態
なんじゃないかなあって》
「は...?かん、きん?」
のの「そ、それってヤバいんじゃ...」
葵蘭「助けに行かないと行けないんじゃ...!」
琴㮈《あ~ダメダメ。今行ったらた~いへんな
ことになっちゃう》
「た~いへん?なんで...?」
翠理《そうね...エル様やエレアス様の部屋に監禁
ならともかく、龍神楽土への監禁ということは、なにか二人の逆鱗に触れるような行動か発言をしたという意味よ》
アルセ《言ってしまえば、お仕置きに近いの
かしら》
のの「お、お仕置き...?神のお仕置きって、
どんな...?」
流羅《神は種族によっては痛みの遮断が出来たりするんです。なので、人間に対してやるような拷問は意味がありません》
流羅《そこで神がやるのが...えっと》
翠理《龍にとって、羽の付け根、尻尾の付け根、
ケモ耳ってのは、大事な部分》
翠理《基本、誰かに触らせる事はないわ。敏感
だからね。痛みもより痛く感じるし、耳元で息を
吹き掛けられたりしただけで身体がはねるくらい
快楽も強く感じるのよ》
「快楽...? って、ことは...?」
「どういうこと...?」
琴㮈《聞かなかったことにしてもいいと
思うけど~、そうね。御愁傷様とでも
思っておくといいわ》
アルセ《純粋な心で出迎える者も時には必要なの》
琴㮈《私達に出来るのは、早期回復を祈ること
だけよ。だから、ね?》
「う、うん...」
(やっぱなんかあったのかな...。気になる)
※途中から名前表記が人間の時の名前になりますが混乱しないようお願いします。
物語には関係ないです。
「ふ~...」
翠理「琴㮈?どうしたの、最近、ため息が
多いんじゃ...」
アルセ「そうね。なにか体調でも悪いの?」
流羅「も、もしかして...」
「もしかして、なに?」
流羅「フェルア様以外での主様が...?」
「そんな訳ないでしょうがっ!私達にいるのは
あの方々だけよ」
「私は、最近水波の近くにフェルア様がいるから、どうしてかなあって、思って...」
アルセ「確かにそうね。水波が羨ましいわ...」
流羅「まだ陽奈だった時もそうでしたよね?奏さんのことを心配してました」
「...まあ、昔からいた親友だったもの」
「こうやって、神となっても一緒に居られるって
のは、幸せ」
「でも、なんで近づいてるのかなって」
翠理「つまりは嫉妬してるのね。流石、猫の
神様ね」
流羅「ふふふ。嫉妬もお手のものって
感じですかね?」
「っ...//」
流羅「でも、水波さんだけにでは
ありませんよね?」
流羅「確か、明日は私達と一緒に居てくれると
聞きましたよ?」
翠理「えっ?本当⁈」
アルセ「本当なの? でも、随分突然ね」
流羅「はい。どうしてかは私にも
わかりませんが...」
流羅「それに、私個人の心配事もありまして...」
翠理「ああ。日瑠暗のこと?最近、森にも来てないわよね」
アルセ「私も、音沙汰なく消えたから心配だわ」
「そうだね。私も心配かも。明日、フェルア様に
聞いてみようかな」
翠理「そうね。もしかしたら何か知ってるかも
しれないわ」
「ねえ、貴方はどう思う?」
琴㮈〈ん~?私としての考えはあるから、
話してもいい?〉
「うん。出来れば、みんな...いや。八人で
話したいんだけど」
琴㮈《はいはい。これで聞こえる?》
「うん。これでいいよ」
のの「へえ。やっぱ便利ね」
葵蘭「で、なにか考えがあるんですよね?」
琴㮈《うん。で、私としての考えだけどね》
琴㮈《まあ、多分だけど龍神楽土に監禁状態
なんじゃないかなあって》
「は...?かん、きん?」
のの「そ、それってヤバいんじゃ...」
葵蘭「助けに行かないと行けないんじゃ...!」
琴㮈《あ~ダメダメ。今行ったらた~いへんな
ことになっちゃう》
「た~いへん?なんで...?」
翠理《そうね...エル様やエレアス様の部屋に監禁
ならともかく、龍神楽土への監禁ということは、なにか二人の逆鱗に触れるような行動か発言をしたという意味よ》
アルセ《言ってしまえば、お仕置きに近いの
かしら》
のの「お、お仕置き...?神のお仕置きって、
どんな...?」
流羅《神は種族によっては痛みの遮断が出来たりするんです。なので、人間に対してやるような拷問は意味がありません》
流羅《そこで神がやるのが...えっと》
翠理《龍にとって、羽の付け根、尻尾の付け根、
ケモ耳ってのは、大事な部分》
翠理《基本、誰かに触らせる事はないわ。敏感
だからね。痛みもより痛く感じるし、耳元で息を
吹き掛けられたりしただけで身体がはねるくらい
快楽も強く感じるのよ》
「快楽...? って、ことは...?」
「どういうこと...?」
琴㮈《聞かなかったことにしてもいいと
思うけど~、そうね。御愁傷様とでも
思っておくといいわ》
アルセ《純粋な心で出迎える者も時には必要なの》
琴㮈《私達に出来るのは、早期回復を祈ること
だけよ。だから、ね?》
「う、うん...」
(やっぱなんかあったのかな...。気になる)
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