41 / 74
第五章 幸福編
3話 別方向からの答え
しおりを挟む
~朝~
「……あ」
エレア「おはよう、日瑠暗。身体は大丈夫か?」
「…多分、大丈夫です」
エレア「そうか。午後になったら『龍神楽土』に行くからな」
「それは...?」
エレア「龍神達が暮らす世界だな。龍神とか神獣は発情期というものがあるからな」
エレア「住む地域を分けないと龍達の貞操観念が
大変なことになるんだ」
「は、はあ...」
エレア「…まだ寝ぼけてるか?」
「...多分?」
エレア「ふ~ん?♡」
(あれ...私なんかやったかな...)
エレア「…ふ~(耳元)」
「ッ⁈//ぅあっ、ひ...」
エレア「起きたか?♡」
「は、はい...//」
(なんで、耳元で...//)
ーー☆ーー
~広間内~
エル「遅かったねえ~。なにかあった~?」
「...次煽ったら一ヶ月口聞きませんよ」
エル「それは困るねえ」
エル「で、黒苑に加護付けてもらうから龍神楽土
行こうか」
「話の展開が早い...」
エル「じゃあワープするね」
シュン!
ーーーー☆ーーーー
~龍神楽土~
黒苑「いらっしゃ~い」
魅白「待ってたよ~。日瑠暗ちゃん」
黒苑「それじゃあ、早速加護を付けちゃうね」
「...それって、えっと」
黒苑「...? どうしたの?」
「っ~// 媚薬的な効果、必要なんですよね...?」
黒苑「・・・え?」
エル「...」
黒苑「誰が言ったのか知らないけどね、『変調無効』は、あくまで持ち主に悪になる効果を無効化するのであって、普通に加護とかを付けるだけなら媚薬効果なんて付ける必要ないよ?」
魅白「そうそう。媚薬は単純に身体を疼かせるだけだから効いちゃうってだけだねえ。
ちなみに、睡眠系も状況によっては効いちゃうから
気を付けてね」
「・・・はあ、そうですか」
「なら、加護だけ付けてもらっていいですか?」
黒苑「はいよ~」
~加護付与中~
「...これでいいんですか?」
黒苑「うん。加護はちゃんとついてるよ」
黒苑「効果は、君が誰かと戦ったりした時、覚醒
しやすくするのと、万が一強制的な覚醒をしても
意識を保ってられる加護だね」
黒苑「副作用はないけど、最初は体が重く感じる
かもね」
「そうですか。ありがとうございます、黒苑様」
黒苑「ふふ。逃げたい時はいつでも来るといいよ」
魅白「そうだねえ。来たくなったら来るといいよ」
「そうですね。用事があるので、それ終わったら
行きますね」
「ね?エル様?」
エル「ははは...」
黒苑(は~ん?さては、変調無効の効果を
変えてたな?)
黒苑(差し詰め、媚薬効果付けないとダメとでも
言ってたんだろうなあ)
黒苑(性格悪いなあ。そこまでしなくとも、日瑠暗ちゃんは会話すればそれだけで愛してくれるくらいにはチョロいと思うけど)
黒苑(まあ、それはエル様達が辿り着かないと
いけない答えか)
「……あ」
エレア「おはよう、日瑠暗。身体は大丈夫か?」
「…多分、大丈夫です」
エレア「そうか。午後になったら『龍神楽土』に行くからな」
「それは...?」
エレア「龍神達が暮らす世界だな。龍神とか神獣は発情期というものがあるからな」
エレア「住む地域を分けないと龍達の貞操観念が
大変なことになるんだ」
「は、はあ...」
エレア「…まだ寝ぼけてるか?」
「...多分?」
エレア「ふ~ん?♡」
(あれ...私なんかやったかな...)
エレア「…ふ~(耳元)」
「ッ⁈//ぅあっ、ひ...」
エレア「起きたか?♡」
「は、はい...//」
(なんで、耳元で...//)
ーー☆ーー
~広間内~
エル「遅かったねえ~。なにかあった~?」
「...次煽ったら一ヶ月口聞きませんよ」
エル「それは困るねえ」
エル「で、黒苑に加護付けてもらうから龍神楽土
行こうか」
「話の展開が早い...」
エル「じゃあワープするね」
シュン!
ーーーー☆ーーーー
~龍神楽土~
黒苑「いらっしゃ~い」
魅白「待ってたよ~。日瑠暗ちゃん」
黒苑「それじゃあ、早速加護を付けちゃうね」
「...それって、えっと」
黒苑「...? どうしたの?」
「っ~// 媚薬的な効果、必要なんですよね...?」
黒苑「・・・え?」
エル「...」
黒苑「誰が言ったのか知らないけどね、『変調無効』は、あくまで持ち主に悪になる効果を無効化するのであって、普通に加護とかを付けるだけなら媚薬効果なんて付ける必要ないよ?」
魅白「そうそう。媚薬は単純に身体を疼かせるだけだから効いちゃうってだけだねえ。
ちなみに、睡眠系も状況によっては効いちゃうから
気を付けてね」
「・・・はあ、そうですか」
「なら、加護だけ付けてもらっていいですか?」
黒苑「はいよ~」
~加護付与中~
「...これでいいんですか?」
黒苑「うん。加護はちゃんとついてるよ」
黒苑「効果は、君が誰かと戦ったりした時、覚醒
しやすくするのと、万が一強制的な覚醒をしても
意識を保ってられる加護だね」
黒苑「副作用はないけど、最初は体が重く感じる
かもね」
「そうですか。ありがとうございます、黒苑様」
黒苑「ふふ。逃げたい時はいつでも来るといいよ」
魅白「そうだねえ。来たくなったら来るといいよ」
「そうですね。用事があるので、それ終わったら
行きますね」
「ね?エル様?」
エル「ははは...」
黒苑(は~ん?さては、変調無効の効果を
変えてたな?)
黒苑(差し詰め、媚薬効果付けないとダメとでも
言ってたんだろうなあ)
黒苑(性格悪いなあ。そこまでしなくとも、日瑠暗ちゃんは会話すればそれだけで愛してくれるくらいにはチョロいと思うけど)
黒苑(まあ、それはエル様達が辿り着かないと
いけない答えか)
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
転生幼女の異世界冒険記〜自重?なにそれおいしいの?〜
MINAMI
ファンタジー
神の喧嘩に巻き込まれて死んでしまった
お詫びということで沢山の
チートをつけてもらってチートの塊になってしまう。
自重を知らない幼女は持ち前のハイスペックさで二度目の人生を謳歌する。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
異世界転生は、0歳からがいいよね
八時
ファンタジー
転生小説好きの少年が神様のおっちょこちょいで異世界転生してしまった。
神様からのギフト(チート能力)で無双します。
初めてなので誤字があったらすいません。
自由気ままに投稿していきます。
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる