愛無き子供は最強の神に愛される

神月るあ

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第四章 復讐と才能編

7話 復讐の始まり

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~人間界、一章内の森 日瑠暗side~

エル「は~い!着いたよ~」

エル「ここは人気ひとけもないから、丁度いいかなと
思ったんだけど、よかったかな?」

「はい。完璧です」

水波「そんじゃ、決行しようじゃないか」

みんな「才能開花 蕾」


「...さて。まずは私だったよね」

水波「そそっそ。じゃあ頼んだよ」

「はいよ~」

ーーーー☆ーーーー
~神社の境内~(日瑠暗視点)

(さて。まずは~...。この状態だとバレるかも
だから~、まあ、マントでも被ればいっか。
丁度正体を隠せるマント貰ってたし)

~着替え中~

「よし。行こう」

ピンポーン(チャイム)

神主「はいはい。誰でしょうか?」

「申し訳ありません。私、隣町から来たのですが」

「この街にあるあの山、確か街が所持しているものでしたよね?」

「そこから、血痕や骨らしきものが見つかったと
隣町に住むものから通報があったのですよ」

神主「は...?」

「少し、お話お願い出来ますでしょうか?」

神主「い、いえ!それに、森に住む狐かなんかが
兎とかを狩ったんじゃないんですか?」

「ふむ...。でしたら、現場までお越しくださいますでしょうか?」

「そうですね...今から私が言う家系の者を連れてきてください」

神主「は、はい?それは、どの家系なの
でしょうか⁈」

文園家ふみぞのけ花道家はなみちけ日成家にちなりけ愛森家あいもりけ白川家しらかわけ山入家やまいりけ。これから六家系に来て頂きたいのですが」

神主「は、は?」

「どうしましたか?なにか、やましいことでもあるのですか?」
(もうひと押ししよう)

「そういえば、この街には昔、生贄の伝統があったとか聞いた覚えが...」

神主「は、はいっ!今すぐ連れて行きますから!」

「そうですか。私はここで待ってますから」

「三十分以内に集めて下さいね?」

神主「は、はいぃ!」

ーー☆ーー
~神社近くの家内、談話室~ (神主視点)

(どうして...生贄を出した家系をあの女性は
欲してるのだ?)

(会ったところで、なにも聞くことは...)

(いや...あの女性は生贄の伝統が続いているのを
知っている感じだったな)

梨花母「あら?どうしましたか?」

奏父「そういえば、お客様が来てたのでは?」

神主「それが...あなた方全員に来て頂きたいと」

奏父「は...?な、なんで…」

神主「生贄を捨てた森で血痕や骨を隣町の人が
見つけたと言われてな...」

梨花母「うそ...?でも、あの森は街の住民以外
入れないんじゃ?」

神主「そのはずだがな...」

神主「子供かなんかが入り込んだのかも
しれないしな」

神主「まあ、とりあえず来てもらえないか?」

神主「なにかあっても、隠し通せばいいだけ
だろう?」

梨花母「そうね。はあ、まったく...」

梨花母「野垂れ死んでも尚、私達に迷惑を
かけるのね」

奏母「そうね。全くな話よ、本当...」

ーー☆ーー
~境内 日瑠暗視点~

(全部聞いてるよ~?)

(全く。責任転嫁も甚だしいねえ、ほんと)

([それじゃ、水波達~、準備よろしくね~])

水波[はいよ~]


ーーーー♤ーーーー
※物語に出てきた苗字は最初から順に梨花、奏、陽奈、葵蘭、のの、音空の順になります
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