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第四章 復讐と才能編
6話 決行の裏での話し合い
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~次の日の朝 日瑠暗side~
「っ...?」
「ゲホッ、ゲホッ...」
「っあ、う"...」
エレア「ふふっ。大丈夫かあ、日瑠暗?♡」
「っ、なお"じで、くだざいよ"...」
エレア「はいはい。大人しくしてろよ~♡」
エレア「そういや、治すにはキスした方が
いいんだが...♡」
「ッ⁈ 」
がしっ(腕を押さえる)
エレア「もう逃げるの辞めたらどうだあ?」
エレア「どうせ逃げられないだろ?」
「ッ...」
コンコン(扉を叩く)
エル「あ~。エレアス~?もし日瑠暗ちゃん
いるならこっちに渡してくれるかな~?」
エル「いくら時間が無制限とはいえ、復讐は
制限付きだから~」
エレア「...ああ。すぐ行かせるよ」
エレア「...今夜、覚悟しとけよ♡(耳元)」
「は、はいぃ...//」
ーーーー☆ーーーー
~広間~
「あ~...//」
(『覚悟しとけ』、か~...//)
(私、仮にも13歳なのに...//)
水波「日瑠暗~?大丈夫~?」
「あ、うん!ごめん、なんだっけ?」
水波「もう~。だから、これから人間界に
連れてってもらうから」
水波「そしたら……」
ーー☆ーー
「うん。オッケーオッケー」
琴㮈「ふむ...。わかったわ」
「じゃあ、囮役は私がやるってことで」
水波「よし。いいね?」
「じゃあエル様。お願いします」
エル「はいよ~。しっかりと陣内にいてね~」
シュン!
ーー☆ーー
~城内の談話室 エレアス視点~
「で、だ。日瑠暗もいないし、お前らに
事情聴取をしたくてな」
「まあ、聴取と言っても加護をつけたか
どうかだけどな」
黒苑「...いや~。私らは知らないなあ」
魅白「まず、私らの命を奪わないと言う最低保証がないんで」
「そんな私信用ないか?別に奪わないぞ」
黒苑「奪わないだけで、拷問かなんかはするんじゃないですか?」
(まあ、答え方によってはやるかもな)
「それに関しては答えられないなあ」
黒苑「くっ...」
魅白「私は付けてるの見てないからわからない
ですよ?」
「...本当かあ?」
魅白「私が来た時は帰ってましたから」
黒苑「そうだねえ。来てすぐ帰ってったね」
「...」
(嘘っぽいな...。契約してからは私に似てきてるし、仕方ないかもだが...)
黒苑「...ちなみに、付けたと言った場合、私らは
どうなるんです?」
「陽葉と同じ目に合うんじゃないのか?」
「私は気絶した後、研究室に運んだだけだから
わからんがな」
魅白「また、効果不明の薬を飲まされるのか...」
黒苑「はあ...私が付けましたよ、加護」
「へえ...?」
黒苑「万が一の為に付けといたんですよ」
黒苑「あと、今回のは魅白は全くの無関係なんで」
魅白「そ、そうそう!だから、罰は黒だけで~...」
「...いいだろう。今回のは不問にしてやる」
黒苑「はあっ...。よかった...」
「ただし、次やったら薬の刑な?」
黒苑「...はい」
「っ...?」
「ゲホッ、ゲホッ...」
「っあ、う"...」
エレア「ふふっ。大丈夫かあ、日瑠暗?♡」
「っ、なお"じで、くだざいよ"...」
エレア「はいはい。大人しくしてろよ~♡」
エレア「そういや、治すにはキスした方が
いいんだが...♡」
「ッ⁈ 」
がしっ(腕を押さえる)
エレア「もう逃げるの辞めたらどうだあ?」
エレア「どうせ逃げられないだろ?」
「ッ...」
コンコン(扉を叩く)
エル「あ~。エレアス~?もし日瑠暗ちゃん
いるならこっちに渡してくれるかな~?」
エル「いくら時間が無制限とはいえ、復讐は
制限付きだから~」
エレア「...ああ。すぐ行かせるよ」
エレア「...今夜、覚悟しとけよ♡(耳元)」
「は、はいぃ...//」
ーーーー☆ーーーー
~広間~
「あ~...//」
(『覚悟しとけ』、か~...//)
(私、仮にも13歳なのに...//)
水波「日瑠暗~?大丈夫~?」
「あ、うん!ごめん、なんだっけ?」
水波「もう~。だから、これから人間界に
連れてってもらうから」
水波「そしたら……」
ーー☆ーー
「うん。オッケーオッケー」
琴㮈「ふむ...。わかったわ」
「じゃあ、囮役は私がやるってことで」
水波「よし。いいね?」
「じゃあエル様。お願いします」
エル「はいよ~。しっかりと陣内にいてね~」
シュン!
ーー☆ーー
~城内の談話室 エレアス視点~
「で、だ。日瑠暗もいないし、お前らに
事情聴取をしたくてな」
「まあ、聴取と言っても加護をつけたか
どうかだけどな」
黒苑「...いや~。私らは知らないなあ」
魅白「まず、私らの命を奪わないと言う最低保証がないんで」
「そんな私信用ないか?別に奪わないぞ」
黒苑「奪わないだけで、拷問かなんかはするんじゃないですか?」
(まあ、答え方によってはやるかもな)
「それに関しては答えられないなあ」
黒苑「くっ...」
魅白「私は付けてるの見てないからわからない
ですよ?」
「...本当かあ?」
魅白「私が来た時は帰ってましたから」
黒苑「そうだねえ。来てすぐ帰ってったね」
「...」
(嘘っぽいな...。契約してからは私に似てきてるし、仕方ないかもだが...)
黒苑「...ちなみに、付けたと言った場合、私らは
どうなるんです?」
「陽葉と同じ目に合うんじゃないのか?」
「私は気絶した後、研究室に運んだだけだから
わからんがな」
魅白「また、効果不明の薬を飲まされるのか...」
黒苑「はあ...私が付けましたよ、加護」
「へえ...?」
黒苑「万が一の為に付けといたんですよ」
黒苑「あと、今回のは魅白は全くの無関係なんで」
魅白「そ、そうそう!だから、罰は黒だけで~...」
「...いいだろう。今回のは不問にしてやる」
黒苑「はあっ...。よかった...」
「ただし、次やったら薬の刑な?」
黒苑「...はい」
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