愛無き子供は最強の神に愛される

神月るあ

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第四章 復讐と才能編

5話 二の舞

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~その日の夜 日瑠暗視点~

「……」

(鏡かなんか、ないのかな...)

(目とか、どうなってるんだろ…)

(何気に、奏の目とかは青かったし)

アイリス「…?珍しいな。バルコニーにいるの」

アイリス「なにか考え事か?それとも、エレアス
関係でなにかあったか?」

「いえ。ただ、鏡とかないかなあって…」

アイリ「鏡か?なんでだ?」

「目とか、どうなってるのかみたいなあって」

「あと、なんか身長が高くなった気がして…」

アイリ「それはそうだな。エレアスとエルに
丁度抱き着けるぐらいか?」

「…なぜ、そんな例えなんですか」

アイリ「…アイツら二人は大体180cmくらいだ」

アイリ「そして、お前らは大体165cmくらいだな」

「私、最初135cmくらいだったはずなんですが…」

アイリ「まあ、お前が意識失ってる時に
変えたんだろ」

アイリ「女子で165cmはだいぶ高い方だぞ」

「貴方様方はどれくらいなんですか?」

アイリ「ん~…。一番低いのはベガの165cmだな」

アイリ「一番高いのはエルとエレアスだ」

アイリ「測ってないから正確にはわからないな」

「そうですか…」

アイリ「さっ。もう寝るといい。明日、決行
するんだろ?」

「はい。そうですね」

アイリ「...」

シュン!(テレポート)どさっ(ベッドに落ちる)

「ッ⁈ 」

アイリ「...」

「な、は?ここ、何処ですか...?」

アイリ「私の部屋だが...」

「いや、そういうことじゃ...」

アイリ「まあ、エレアスじゃなくてもいいだろ」

アイリ「私と契約しておけば後が楽だからな」
 
「ッ...?」

アイリ「まあ、契約方法は指輪
付けるだけだからな」

「指輪...?」

アイリ「そう。この指輪つけたらいい」

「相変わらず、嘘っぽいですね…」

アイリ「嘘っぽいのはエレアスだけだ。私は
違うね」

エレア「なら、今日でお前も仲間入りだなあ?」

エレア「やけに帰ってこないなと思ったら」

エレア「部屋に連れてかれたんだな」

「え、あ、と...」

エレア「まあ、契約してないならいいが...」

エレア「次からはやるなよ?アイリス?」

アイリ「ははは。冗談だよ」

エレア「...。はあ、まあいい。帰るぞ」

「は、はいっ...!」

シュン!(テレポート)

アイリ「はあ...」

アイリ「明日、日瑠暗起きれるのかな...?」

ーーーー☆ーーーー
~エレアスの部屋 エレアスside~

がしっ(腕を押さえ付ける)

日瑠暗「離して、ください...」

「...」

「なんで、私を呼ばなかった?呼ぼうと思えば
呼べるだろ?」

日瑠暗「え? あ...あの、その...」

「前の二の舞になりたいのか?」

日瑠暗「ッ⁈ い、いえ!なりたくはないです!」

「はあ...」

日瑠暗「ッ...(びくっ)」

「...♡」

(ああ...♡)

(やっぱ、コイツは私だけのお人形だな♡)

(一生、私の側から離さない...絶対に♡)
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