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第三章 過去と狙い編
10話 契約の意思
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~次の日~
「んん...?」
(あ、そっか。寝かせてもらったんだった...)
「ん~...」
(今日は何しよう...。いや違うな)
(帰らないと、みんなが心配してるよね)
ーーーー
「おはようございます、黒苑さん、魅白さん」
黒苑「ああ。おはよ」
魅白「おはよ~」
「あの、私...」
黒苑「城に帰りたいんでしょ?」
黒苑「私は連れて行けないから、陰葉呼んだから、連れてってもらってね」
「は、はい...」
(神様って便利だな...)
ーーーー
シュン!
陰葉「はい、ついたぞ」
「うん。ありがとうね」
陰葉「...念の為、私も行くか」
「え?そんなことしなくても...」
陰葉「...私らにとっては、お前が生命線なんだ」
「っ...そうだったね」
陰葉「多分、儀式の間にいるはずだから、そっちに行くか」
「そうだね」
エレアス「その必要はないな、二人とも」
陰葉「...」
「ぁ、え?」
エレアス「1日で帰ってきたが、今まで何処に
いたんだ?」
「え、と...」
エレアス「まあいいや。梨花、とりま本と契約してしまえ」
「え、でも...」
エレアス「本はそっちが持ってるんだろう?」
エレアス「負荷を軽くする加護を付けてやる」
エレアス「その状態でなら、力も受け入れられる
はずだ」
「は、はぃ...」
ーーーーーーーー
~儀式の間~
エル「ああ、帰って来たのね」
エル「じゃあ、契約しちゃうのでいいのかな?」
「...」
エレアス「じゃあ、加護を付ける」
エレアス「大人しくしててな」
パァッ
「...? これで、かかったんですか?」
エレアス「ああ。これで後は触るだけだ」
エル「...ごめんね、こんな方法でしか出来なくて」
「えっ...?」
エル「まあ、今から何言っても言い訳にしか
聞こえないだろうけどね」
エル「契約したら、貴方が一番暮らしやすい生活を保障しよう」
「...え、ぁ」
エレアス「...ごめんな、辛かっただろ?」
エレアス「ここでの暮らしは人間の時の暮らしよりよかったと思えるようにするさ」
「...」
「……一つ、お願いを聞いてもらえませんか?」
エル「なに?」
「契約した後...」
ーーーー☆ーーーー
エル「へえ...」
エレアス「中々に悪い性格だな、でも、いいな」
「どうせ力が得られるのなら、やってやりますよ」
エル「なら、契約を了承するのでいいんだよね?」
「はい!」
エル「なら、本に触ってね」
すっ
「ッ...頭が、いだい"...」
エレアス「耐えてくれ...」
パアァッ!
ーーーー☆ーーーー
「...?ぅ……」
エレアス「っ!目、覚めたのか」
「は、ぃ...」
「私、寝てたんですか...?」
エレアス「ああ、そうだな...三日間ぐらいかな?」
「えっ⁈ そんなに寝てたんですか⁈」
エレアス「ああ!まだ動くな」
エレアス「強い力を三つ体に入れたからな」
エレアス「まだ馴染んでないんだ」
エレアス「まあ、飲食とかは必要ない体だからそこは安心しな」
「便利ですね...」
エレアス「一先ず、まだ寝てないとな」
エレアス「私は仕事あるから去るが、何かあれば、私の名前を強く思うといい」
「え?あ、はい...」
エレアス「じゃあな」
バタン(扉が閉まる)
「名前を強く思う...?」
「なんで...?」
「んん...?」
(あ、そっか。寝かせてもらったんだった...)
「ん~...」
(今日は何しよう...。いや違うな)
(帰らないと、みんなが心配してるよね)
ーーーー
「おはようございます、黒苑さん、魅白さん」
黒苑「ああ。おはよ」
魅白「おはよ~」
「あの、私...」
黒苑「城に帰りたいんでしょ?」
黒苑「私は連れて行けないから、陰葉呼んだから、連れてってもらってね」
「は、はい...」
(神様って便利だな...)
ーーーー
シュン!
陰葉「はい、ついたぞ」
「うん。ありがとうね」
陰葉「...念の為、私も行くか」
「え?そんなことしなくても...」
陰葉「...私らにとっては、お前が生命線なんだ」
「っ...そうだったね」
陰葉「多分、儀式の間にいるはずだから、そっちに行くか」
「そうだね」
エレアス「その必要はないな、二人とも」
陰葉「...」
「ぁ、え?」
エレアス「1日で帰ってきたが、今まで何処に
いたんだ?」
「え、と...」
エレアス「まあいいや。梨花、とりま本と契約してしまえ」
「え、でも...」
エレアス「本はそっちが持ってるんだろう?」
エレアス「負荷を軽くする加護を付けてやる」
エレアス「その状態でなら、力も受け入れられる
はずだ」
「は、はぃ...」
ーーーーーーーー
~儀式の間~
エル「ああ、帰って来たのね」
エル「じゃあ、契約しちゃうのでいいのかな?」
「...」
エレアス「じゃあ、加護を付ける」
エレアス「大人しくしててな」
パァッ
「...? これで、かかったんですか?」
エレアス「ああ。これで後は触るだけだ」
エル「...ごめんね、こんな方法でしか出来なくて」
「えっ...?」
エル「まあ、今から何言っても言い訳にしか
聞こえないだろうけどね」
エル「契約したら、貴方が一番暮らしやすい生活を保障しよう」
「...え、ぁ」
エレアス「...ごめんな、辛かっただろ?」
エレアス「ここでの暮らしは人間の時の暮らしよりよかったと思えるようにするさ」
「...」
「……一つ、お願いを聞いてもらえませんか?」
エル「なに?」
「契約した後...」
ーーーー☆ーーーー
エル「へえ...」
エレアス「中々に悪い性格だな、でも、いいな」
「どうせ力が得られるのなら、やってやりますよ」
エル「なら、契約を了承するのでいいんだよね?」
「はい!」
エル「なら、本に触ってね」
すっ
「ッ...頭が、いだい"...」
エレアス「耐えてくれ...」
パアァッ!
ーーーー☆ーーーー
「...?ぅ……」
エレアス「っ!目、覚めたのか」
「は、ぃ...」
「私、寝てたんですか...?」
エレアス「ああ、そうだな...三日間ぐらいかな?」
「えっ⁈ そんなに寝てたんですか⁈」
エレアス「ああ!まだ動くな」
エレアス「強い力を三つ体に入れたからな」
エレアス「まだ馴染んでないんだ」
エレアス「まあ、飲食とかは必要ない体だからそこは安心しな」
「便利ですね...」
エレアス「一先ず、まだ寝てないとな」
エレアス「私は仕事あるから去るが、何かあれば、私の名前を強く思うといい」
「え?あ、はい...」
エレアス「じゃあな」
バタン(扉が閉まる)
「名前を強く思う...?」
「なんで...?」
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