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第三章 過去と狙い編

2話 唯一の隠れ場所(主軸神組の設定あり)

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(暇だ...)

(狙われてる身だけども。暇すぎる)

黒苑「...なにか飲む?」

「? いえ、なにも」

黒苑「そう...」

(近くに居てと言われた。そんなにあの人達が恐ろしいのだろうか?)

(正直、狙われててもあの人たちを優しいと、
 なにか事情があると思ってしまう自分がいる)

(なんでだろう...)

「...」

黒苑《...白と黒の交わりが強まり、染まる時》

黒苑《二つを愛する存在が現れ、助けるだろう》

「っ?それは...?」

黒苑「...昔、まだ地球に居た時に語られて来た
伝説」

「まだ、地球に居た時?前は地球に居たんですか?」

黒苑「うん。私と魅白は地球出身だよ」

黒苑「なんなら、陰葉達も地球出身の元人間の
  神さ」

「陰葉達は私達と同じだったってことですか?」

黒苑「半分正解かな。もう半分は私たちの
 一目惚れだね」

魅白「何の話?」

黒苑「陰葉達と私らの過去の話、かな?」

魅白「なら、話してあげたら?地球に居た時の
 私ら」

黒苑「まあ、いいか。暇だしね」

ーーーーーーーー
~奏side~

リーゼ「入りますよ~」

ガチャ

エル「え?ああ、リーゼ。どうしたの?」

リーゼ「この方々が、友人が見えないと言って
 来まして」

リーゼ「なにか心当たりありませんか?」

エル「うん?それなら龍神楽土りゅうじんらくどにワープしてったね」

リーゼ「なら、どうして追いかけ
 なかったのです?」

エル「流石に従属のプライベートエリアには
 入らないよ」

エル「星座の神である貴方ならわかるでしょ?」

リーゼ「そうですね」

奏「えっと。じゃあ、梨花は?」

エル「警戒が解け次第来ると思うよ」

エル「まあ、後1日もしたら来るさ」

音空「本当ですか?」

エル「さあね。本当かどうかはあっち側のみ
 知ってることさ」

ーーーーーーーー

~神組の設定~

名前:エルリス・ヴィサス・ルミエール
序列:七皇帝神王しちこうていしんおう序列一位

名前:エレアス・フォンセユーベル
序列:〃序列ニ位 

名前:フェルア・エンベルティスト
序列:〃序列三位

名前:シェリア・エーデルシャッツ
序列:〃序列四位

名前:リーゼ・エスカマリー
序列:〃序列五位

名前:アイリス・レーツェルアノル
序列:〃序列六位

名前:ベガ・シルバーミードラ
序列:〃序列七位


名前:耀華ひかりはな   魅白みしろ
序列:七皇帝神王序列一、二位下直属従属一位

名前:影月かげつき    黒苑くおん
序列:七皇帝神王序列一、二位下直属従属二位

名前:陰陽院おんみょういん 陽葉ようは
序列:直属従属下従属一位

名前:陰陽院おんみょういん  陰葉かげは
序列:直属従属下従属二位

名前:聖蒼月せいそうづき 水波みずは
序列:七皇帝神王序列三位下直属従属三位


ーーーーーーーー
※次回から過去編になりますが、過去編での黒苑、魅白は名前がなく、『黒』、『白』と呼び合っています。詳しくは別の過去編で書きます。
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