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第三章 過去と狙い編
1話 加護
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陽葉「はあっ。見つけましたよ!」
「え?陽葉?なんでここに」
陽葉「いいから!今は逃げますよ!」
「え、は?」
エル「...」
エル「邪魔者は黙っててね」
陽葉「がっ...?」
バタッ
「ッ...?」
エル「さて。それじゃ、触ってくれる?」
「え、えと...」
(触ってもいいのか?)
(触っていいなら陽葉は入って来ないよね...)
「あ、あの。なにかあるんですか?」
エル「うん?別に何もないさ」
「...」
(嘘っぽい気がする)
(なんか、触ってはいけないような感覚がする...)
エル「触らないの?」
「え、ぁ...っ」
エル「まあ、陽葉が入って来たし疑うかもだけど」
エル「大丈夫さ。死なないし」
エル「力を体に入れるだけだよ」
「...本当に入れるだけなんですよね?」
エレアス「心配なら近くに居てやる」
エレアス「じゃ、触れ」
「...」
すっ(紋章に触れる)
「...ぅ、っあ」
(なにこれ...頭が、痛い、重たい...)
「ッ...」
シュン!
エル「っ?は、なんで」
エレアス「なんで、ワープした?」
エル「誰か...いや違う」
エル「本にそういう系の加護が付いてたんだ...」
エレアス「くそ。本も持って行かれたのは
想定外だな」
ーーーーーーーー
~???~
バタッ
黒苑「うん?ああ...」
「ッ...ぇ?」
黒苑「無事発動したみたいでよかったよ」
黒苑「まあ、事情は後で聞く」
黒苑「魅白、治療してあげて」
魅白「はいよ~。じっとしててね~」
ーーーーーーーー
黒苑「で、なにがあったの?」
魅白「まあ、命は狙われたんだろうけどね」
「本の契約をしてから陰葉達と契約すればいいと
言われて」
「それで、本と契約したら頭が重く、痛くなって...」
黒苑「成る程ね。まあ、暫くはここにいな」
黒苑「今外に出たら二の舞だから」
「は、はい...ありがとうございます」
黒苑「ふふ。いいのいいの」
黒苑「なるべく大人しくしててね?」
「あ、はい」
ーーーーーーーー
~城内~
奏「梨花~?どこ~?」
音空「おかしいな...一緒に寝たはずなのに」
奏「り~か~!どこ~?」
リーゼ「あらあら。愛し子の皆さん」
リーゼ「どうされましたか?」
奏「え?あ、えっと...」
リーゼ「...?リーゼですよ。で、なにか
ありましたか?」
奏「リーゼさん。それが...」
~説明中~
リーゼ「はあ。親友がいないと...」
リーゼ「でしたら、儀式の間にいるかもですね」
リーゼ「連れていきましょうか?」
奏「っ!お願いしていいですか?」
リーゼ「ええ。お二人で行きますか?」
音空「ええ。お願いします」
リーゼ「はい。捕まっててくださいね」
シュン!
「え?陽葉?なんでここに」
陽葉「いいから!今は逃げますよ!」
「え、は?」
エル「...」
エル「邪魔者は黙っててね」
陽葉「がっ...?」
バタッ
「ッ...?」
エル「さて。それじゃ、触ってくれる?」
「え、えと...」
(触ってもいいのか?)
(触っていいなら陽葉は入って来ないよね...)
「あ、あの。なにかあるんですか?」
エル「うん?別に何もないさ」
「...」
(嘘っぽい気がする)
(なんか、触ってはいけないような感覚がする...)
エル「触らないの?」
「え、ぁ...っ」
エル「まあ、陽葉が入って来たし疑うかもだけど」
エル「大丈夫さ。死なないし」
エル「力を体に入れるだけだよ」
「...本当に入れるだけなんですよね?」
エレアス「心配なら近くに居てやる」
エレアス「じゃ、触れ」
「...」
すっ(紋章に触れる)
「...ぅ、っあ」
(なにこれ...頭が、痛い、重たい...)
「ッ...」
シュン!
エル「っ?は、なんで」
エレアス「なんで、ワープした?」
エル「誰か...いや違う」
エル「本にそういう系の加護が付いてたんだ...」
エレアス「くそ。本も持って行かれたのは
想定外だな」
ーーーーーーーー
~???~
バタッ
黒苑「うん?ああ...」
「ッ...ぇ?」
黒苑「無事発動したみたいでよかったよ」
黒苑「まあ、事情は後で聞く」
黒苑「魅白、治療してあげて」
魅白「はいよ~。じっとしててね~」
ーーーーーーーー
黒苑「で、なにがあったの?」
魅白「まあ、命は狙われたんだろうけどね」
「本の契約をしてから陰葉達と契約すればいいと
言われて」
「それで、本と契約したら頭が重く、痛くなって...」
黒苑「成る程ね。まあ、暫くはここにいな」
黒苑「今外に出たら二の舞だから」
「は、はい...ありがとうございます」
黒苑「ふふ。いいのいいの」
黒苑「なるべく大人しくしててね?」
「あ、はい」
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~城内~
奏「梨花~?どこ~?」
音空「おかしいな...一緒に寝たはずなのに」
奏「り~か~!どこ~?」
リーゼ「あらあら。愛し子の皆さん」
リーゼ「どうされましたか?」
奏「え?あ、えっと...」
リーゼ「...?リーゼですよ。で、なにか
ありましたか?」
奏「リーゼさん。それが...」
~説明中~
リーゼ「はあ。親友がいないと...」
リーゼ「でしたら、儀式の間にいるかもですね」
リーゼ「連れていきましょうか?」
奏「っ!お願いしていいですか?」
リーゼ「ええ。お二人で行きますか?」
音空「ええ。お願いします」
リーゼ「はい。捕まっててくださいね」
シュン!
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