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第二章 神の世界編

8話 囚われ

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~お風呂内~

「ふう~...」

音空「何ヶ月か振りのお風呂~」

音空「こんな気持ちよかったっけ~?」

奏「さあ~。でも気持ちいいねえ」

「...にしても、不思議な色合いのお湯だね」

奏「確かに。チョコ色の温泉は入った事あるけど、こんな色のは見た事ないね」(作者の体験)

奏「でも、びっくりするぐらい疲れとかは取れる」

音空「これも神の加護なのかな~」

(これは神というより、精霊とかなんじゃ?)

(まあ、いっか)

(そういや...)

「最近、陽奈達と会ってないな...」

奏「確かに。部屋を分けてからは殆ど会って
ないね」

音空「でも、物音とかはしてるから」

音空「ただ単に、外に出てないか私達と時間を
ずらしてるとかなんじゃない?」

奏「あ~。それはありそう」

ーーーーーーーー
~お風呂上がって~

奏「はぁ~!落ち着いて寝れるなあ」

音空「そうね。さっきまで寝てたはずだけど」

音空「まだ、かなり眠いわね」

奏「そうだね。梨花は?寝てないけど、
大丈夫なの?」

「え?あ、うん。私は大丈夫かな」

(死亡宣告されたなんて、言えないし)

奏「私らは寝るね。早く寝なよ~?」

音空「そうよ。落ち着いて寝れるんだし」

音空「今のうちに寝ておきなさいな」

「そうだね。...先に寝てて!私は調べ物あるから」

音空「そう?なら、寝るわね...」

奏「おやすみ~...」

ーーーーーーーー

「...龍の言語」

「読めはしない。だけど...」

「わかるような、わからないような...?」

「ん~...?いや、やっぱわかんないや」

「...眠いや」

「...あ、本。どうしよ...」

「ま、いっか。枕の側にでも置いとこう」

「よし。おやすみ...」

「...」

ーーーーーーーー
~数十分後~

(なんか、寝れない?)

(疲れてる、はず...)

(散歩...しよう)

(疲れれば、寝れるかも...)

ーーーーーーーー

「...」

(今更だけど、ここってあの七人の神様以外に誰か住んでるのかな?)

(住んで無かったら広さも持ち腐れじゃない?)

(神様には持ち腐れなんて概念ないのかな?)

(...眠くなってきたかも)

(戻ろう...)

「ッ、足が...」

バタッ

「痛...足がもつれたのかな」

「なにも引っ掛かりとかないけど...」

「ッ...目眩?」

「なんで...?」

バタン

「ッ...」

エレアス「...大丈夫、か?」

「...ぇ?」

エレアス「...」

「目眩、が...」

エレアス「ふ~ん。なら、治療してやる」

エレアス「治療終わるまでは寝てな」

「...ぅ、っ」

ぱたっ

エレアス「はあ。無駄に精神が強かったな」

エレアス「まあ、いいや。これで確認できるし」
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