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第三章 普通
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~袋田滝音~
お母さんとお父さんが揃っている夕飯、お兄ちゃんの席が空いている。
最近、仕事が一段落したお父さんは、働き方改革とかで残業を減らすように人事課から言われたそうだ。
「母さん、龍輝は?」
「ん、さっきメッセージ来て、千陽ちゃんと食べるって」
「へぇ~男の子なのに夕飯作れるのか?」
私も勘違いしていた事をお父さんが口にすると、
「格好いいわよね~龍輝のお嫁さん」
「え゛?」
「はい?」
私の驚きと言葉を重ねてお父さんも聞き返す。
「千陽ちゃんは女の子よ、かっこいいから男の子だと思っていたでしょ?でも、料理上手だし、毎朝龍輝のシーツ交換してくれてるし、マメな女の子なのよ、龍輝は昔は4人でよく遊んでいたから、お父さんは、多分その中の1人、ヒロミ君あたりと勘違いしているんじゃない?」
「ん~確かに、幼稚園の頃は何人か出入りしてたけど・・・・・・千陽ちゃんは女だったか?俺はてっきり龍輝は同性が好きなのかと・・・・・・」
「あははははははははっ、あの子の部屋のライトベルは女の子ばかりが表紙よ、んなわけないじゃない。むしろ妹が大好きだーって叫び出すんじゃないかって、私はハラハラしていたんだから」
「ちょっと、お母さん良いの?千陽ちゃんお兄ちゃんの部屋で裸になろうとしていたんだよ」
「はぁぁぁぁぁぁ?朝の悲鳴はそれだったのか?」
「ちょっと孫の顔を見たかったらお父さんは黙ってて、滝音もお兄ちゃんが魔法使いになって欲しくないなら気を使いなさい。千陽ちゃんのお母さんと私は、幼なじみよ、話しはとっくについているんだから。もしもがあったら、働き口だってあるんだし」
「ん?」
「二島さんの農業の跡取りにするって」
「えええええええ!お兄ちゃん学生結婚しちゃうの?」
「母さん、俺は聞いていないぞ」
「言ってないもの、龍輝と千陽ちゃんが進む道を黙って見守ってあげましょうよ」
「俺は孫が抱ければ良いのだけど・・・・・・でも15、16は早すぎるだろ?」
「私、龍輝生んだとき18だったんですけど~」
「あっ・・・・・・」
お父さんとお母さんは年の差婚、お母さんが18歳、お父さんは30歳・・・・・・?
「えっ、それって今だったら犯罪でしょ?」
私は改めて思わず聞き返すと2人は気まずそうに笑いながら多くを語るのをやめた。
って、私、中学生で叔母さんはいやだよ~・・・・・・。
お母さんとお父さんが揃っている夕飯、お兄ちゃんの席が空いている。
最近、仕事が一段落したお父さんは、働き方改革とかで残業を減らすように人事課から言われたそうだ。
「母さん、龍輝は?」
「ん、さっきメッセージ来て、千陽ちゃんと食べるって」
「へぇ~男の子なのに夕飯作れるのか?」
私も勘違いしていた事をお父さんが口にすると、
「格好いいわよね~龍輝のお嫁さん」
「え゛?」
「はい?」
私の驚きと言葉を重ねてお父さんも聞き返す。
「千陽ちゃんは女の子よ、かっこいいから男の子だと思っていたでしょ?でも、料理上手だし、毎朝龍輝のシーツ交換してくれてるし、マメな女の子なのよ、龍輝は昔は4人でよく遊んでいたから、お父さんは、多分その中の1人、ヒロミ君あたりと勘違いしているんじゃない?」
「ん~確かに、幼稚園の頃は何人か出入りしてたけど・・・・・・千陽ちゃんは女だったか?俺はてっきり龍輝は同性が好きなのかと・・・・・・」
「あははははははははっ、あの子の部屋のライトベルは女の子ばかりが表紙よ、んなわけないじゃない。むしろ妹が大好きだーって叫び出すんじゃないかって、私はハラハラしていたんだから」
「ちょっと、お母さん良いの?千陽ちゃんお兄ちゃんの部屋で裸になろうとしていたんだよ」
「はぁぁぁぁぁぁ?朝の悲鳴はそれだったのか?」
「ちょっと孫の顔を見たかったらお父さんは黙ってて、滝音もお兄ちゃんが魔法使いになって欲しくないなら気を使いなさい。千陽ちゃんのお母さんと私は、幼なじみよ、話しはとっくについているんだから。もしもがあったら、働き口だってあるんだし」
「ん?」
「二島さんの農業の跡取りにするって」
「えええええええ!お兄ちゃん学生結婚しちゃうの?」
「母さん、俺は聞いていないぞ」
「言ってないもの、龍輝と千陽ちゃんが進む道を黙って見守ってあげましょうよ」
「俺は孫が抱ければ良いのだけど・・・・・・でも15、16は早すぎるだろ?」
「私、龍輝生んだとき18だったんですけど~」
「あっ・・・・・・」
お父さんとお母さんは年の差婚、お母さんが18歳、お父さんは30歳・・・・・・?
「えっ、それって今だったら犯罪でしょ?」
私は改めて思わず聞き返すと2人は気まずそうに笑いながら多くを語るのをやめた。
って、私、中学生で叔母さんはいやだよ~・・・・・・。
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