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第三章 普通
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しばらく黙ってベッドに脇に座っていると、寝息が聞こえる。
枕元に飲んだ後の風邪薬のゴミが見えるから薬で眠くなったのだろう。
そこに『なにかあったら電話しろ』とメモ紙を残して家に帰ると、滝音が、
「彼氏さん、どうだった?」
リビングでテレビを見ていた滝音は電話でもしているのかと思ったら、俺に言ってきたらしい。
「お前、なんか勘違いしてるって」
「大丈夫、男同士のラブありだと思うよ」
目をキラキラと輝かせて言う。
「お前もしかして、腐っているのか?」
「失礼しちゃう。妹として兄がどんな恋愛しようと応援してあげようと思っていたのに」
テレビを消してバタバタと大きな足音を立てて二階の部屋に逃げていってしまう。
滝音・・・・・・お前壮大な勘違いしているな。
誤解を解こうと思ったが、夕飯になると珍しく両親がそろっている。
そんな中で妹の腐女子疑惑の話も出来なく、翌朝・・・・・・。
枕元に飲んだ後の風邪薬のゴミが見えるから薬で眠くなったのだろう。
そこに『なにかあったら電話しろ』とメモ紙を残して家に帰ると、滝音が、
「彼氏さん、どうだった?」
リビングでテレビを見ていた滝音は電話でもしているのかと思ったら、俺に言ってきたらしい。
「お前、なんか勘違いしてるって」
「大丈夫、男同士のラブありだと思うよ」
目をキラキラと輝かせて言う。
「お前もしかして、腐っているのか?」
「失礼しちゃう。妹として兄がどんな恋愛しようと応援してあげようと思っていたのに」
テレビを消してバタバタと大きな足音を立てて二階の部屋に逃げていってしまう。
滝音・・・・・・お前壮大な勘違いしているな。
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