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第二章 学校生活
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「僕と組んで貰って良いかな、リュウちゃん・・・・・・あっまた言っちゃった・・・・・・袋田君」
なぜか俺を知っている風な呼び方を交える美少女と見間違う風体の男性用短パンに真っ平らな胸の1組の子が声を掛けてくれた。
今日の体育は男女別授業、一組二組合同で体育の授業。
男がサッカーで女がバレー、単純にキャパシティオーバーの為、分かれて行う。
俺に声を掛けてきたのは、幻だと思いたかった立ちションをしていた美少女だった。
やっぱり男か・・・・・・?男の娘ってやつか。
美しすぎる男の娘、良くツイッターで見かけるれど、あの人達は可愛い過ぎるって。
この男の娘もツイッターに載せたらきっとバズるだろう。
フォロワー数10万なんてあっという間になりそう。
いや、もうそう言う投稿しているかもしれない。
千陽がイケメン美少女なら、こいつは美少女男の娘だな。
声を掛けてきたのも、その類い?それとも本当に女の子になりたい心身が一致しない子?
だが、それだって『普通』と言えば『普通』、なんら差別して距離を取る相手ではない。
むしろ、ぼっちの俺に声を掛けてきてくれたことはありがたい存在で嬉しい。
ちょっと千陽の顔が頭をよぎるが、別に浮気とかではない。
付き合っているわけでもないし。
「おっ、おう、良いぞ」
好きに二人一組になって準備運動をしろとかって指示する教師は無能。
隣の生徒と組んで準備運動をしろって指示する体育教師の方が、龍輝的にポイントは高いぞ。
勝手に今までの体育教師を俺はそう評価してきた。
「みんな、なんか嫌がるんだよね」
「可愛いからか?」
「僕、男だからね」
声変わりをしていないそのウィーン少年合唱団にでも入れそうな澄んだ声で怒られる。
プクッと膨らました顔が益々可愛い。
だが、男だ。
「わかってるって、立ちション見たし」
「普通におしっこしていただけだよ。でも、みんな逃げていくんだよね、隣でしようとする人なんて珍しいよ。公共のトイレでなんて、見知らぬおじさんに怒られたりするんだから」
寂しげに言う美少女男の娘は、隣でする緊張をわかってあげていないのだろう。
隣で美少女に見間違う男がオシッコをしていたら男は大概覗きたくなるし、緊張で出す物も出せなくなるだろう。
少年名探偵出番なかったな。立ちション美少女は男だったよ。
校内レイプ事件も問題なく回避だよ。
一緒に組んで柔軟体操をすると意外に筋肉質、きっと脱いだら引き締まった筋肉美なのだろう。
いろいろ聞き出す必要な事もあるのだが、ストレッチを真面目にやらない生徒は校庭三周とか無能すぎる体育教師が言い出したため、無駄口をたたく余裕はなかった。
ストレッチを済ませてサッカーになると、その美少女にはボールが回されず寂しそうにしていた。
周りは遠慮しているのだろう。
回して良い物なのかと。
しかし、なんでこいつ俺の名前知っているんだ?ちょっと考え込んだ瞬間、俺の足下にボールが。
それを勢いよく前に蹴ると、ボールの先にはその男の娘、油断していたのか顔面に直撃して、そのまま後ろに倒れ込んでしまった。
「おっおい、大丈夫か?ごめんごめん、間違って蹴り上げちゃった」
走り寄ると意識はあり、顔の前で軽く左右に手のひらを振って、
「大丈夫、大丈夫、ボールこないんだろうなって油断していた僕が悪いから」
そう言うが、鼻からジワーっと血が流れ出た。
「あ~、鼻血出てるな。袋田、お前、保健室に連れてってやれ」
体育教師に言われたので肩を貸して起きあがせると、
「ごめん、僕が見てなかっただけなのに迷惑掛けちゃったね」
「おら、良いから鼻押さえてろ」
タオルで鼻を押さえさせて、ふらふらしている美少女男を左肩を貸して保健室に連れて行くと、丁度、体育の授業時間を終わらせる鐘がなった。
「ごめんね袋田君」
「良いって、どうせサッカーって言うか団体競技、嫌いだし、いや、体育その物が嫌いだし」
体育が嫌い、特にサッカー、野球、バスケ、バレー・・・・・・単純にグループを組んでするスポーツは嫌いだ。
個人競技のほうが、どれだけ良いか。
団体競技って言うのは、リア充がワイワイする競技だ。
ボッチの俺が混ざると調和を乱す。
「来月からはバトミントン、卓球、テニスが男女4人組で回るようになるって聞いたよ」
「まいったなぁ~そう言う組み分けも苦手なんだよなっとに、俺と組むやつなんて人数調整であぶれたやつだろうに、可愛そうに」
グループ分けも苦手。何で誰かと誰かを組ませようとするかね?学校は。
そう言う小さな事の積み重ねのストレスが引きこもりを作るって所に気がつこうよ。
ボッチに対する愛情をもう少し見せようよ。
みんながみんな仲良しごっこが出来るわけではないのに。
大体、学校の体育授業って本当に必要なのかね?運動が好きな者は部活で汗を流せば良いと思うけど。
「僕も苦手。ねぇ~良かったら僕と組んでくれないかな?」
両手の指を組んでジッと見つめる目は小動物のようで可愛かった。
「おっ、良いぞ、どうせボッチだ」
「あはははははははははっ、胸を張って言うことかな?でも僕も似たような者だから。約束だよ」
そう言って冷たい小指で俺の右手の小指を絡めてきた。
こりゃ~男が惚れてしまっても不思議でないぞ。
外見も美少女だが、所作も狙っているかのように可愛い。
「あれ、名前聞いてなかったな、俺は袋田龍輝」
「流石に名前くらいは覚えていると思ったんだけどな、僕、磐城広巳」
「・・・・・・聞いたことあるようなないような名前だな」
「そりゃそうだよ。幼稚園一緒だったし」
「え?そうなのか?」
「そっか、覚えてないんだ。うん、良いんだ。また友達になれるんだから」
「ごめんな。千陽の記憶がほぼ埋め尽くされていて。それに記憶がぽっかりと開いているみたいでな、本当にごめんな」
「あはははははははははっ、千陽ちゃん、見た見た。かっこよくなったよね、身長も僕も追い抜かれちゃったし」
「なっ、そう思うだろ?あいつイケメンだろ。だけど、千陽、良い匂いするんだよ。今朝も布団の中でめっちゃ良い匂いしていたんだよ」
あっ、どうも千陽のことになると油断してしまう。
磐城広巳は目をうつむかせ、顔を赤くして指をもじもじとしながら、
「僕はさっ、昔の千陽ちゃんと袋田君の仲を覚えているから気にならないけど、そう言う話はクラスではしない方が良いと思うよ」
口に手を当ててポッと頬を桜色に染めて言う。
「誤解するなよ。何にもしてないからな。あいつの悪戯、朝起こしに来たときの悪戯だからな」
「あはははっ、千陽ちゃん変わってないなぁ」
「良く覚えてるのか?」
「も~覚えていない方が可笑しいよ~僕たち四人組だったじゃん。ほら、時見ちゃんと一緒に」
「ときみ?名前聞いてもな・・・・・・駄目だ思い出せない」
思い出そうと過去の鍵のかかった過去の引き出しを必死に開けようと、考えていると次の授業の予鈴が鳴った。
「袋田君、もう良いよ。鼻血止まってから教室戻るね」
「おう、そうか?なら、先戻るからな」
保健の先生が留守だったので校内内線で職員室に電話をすると、保険の先生もすぐ来ると言う。
俺は磐城をベッドに寝かせ、保健室を後にした。
・・・・・・あいつと保健室に二人っきりは変な気分になりそうで危険だ。
保健室のベッドはイベント発生のフラグが立っている。
悪いが何か起きる前に退散を。
なぜか俺を知っている風な呼び方を交える美少女と見間違う風体の男性用短パンに真っ平らな胸の1組の子が声を掛けてくれた。
今日の体育は男女別授業、一組二組合同で体育の授業。
男がサッカーで女がバレー、単純にキャパシティオーバーの為、分かれて行う。
俺に声を掛けてきたのは、幻だと思いたかった立ちションをしていた美少女だった。
やっぱり男か・・・・・・?男の娘ってやつか。
美しすぎる男の娘、良くツイッターで見かけるれど、あの人達は可愛い過ぎるって。
この男の娘もツイッターに載せたらきっとバズるだろう。
フォロワー数10万なんてあっという間になりそう。
いや、もうそう言う投稿しているかもしれない。
千陽がイケメン美少女なら、こいつは美少女男の娘だな。
声を掛けてきたのも、その類い?それとも本当に女の子になりたい心身が一致しない子?
だが、それだって『普通』と言えば『普通』、なんら差別して距離を取る相手ではない。
むしろ、ぼっちの俺に声を掛けてきてくれたことはありがたい存在で嬉しい。
ちょっと千陽の顔が頭をよぎるが、別に浮気とかではない。
付き合っているわけでもないし。
「おっ、おう、良いぞ」
好きに二人一組になって準備運動をしろとかって指示する教師は無能。
隣の生徒と組んで準備運動をしろって指示する体育教師の方が、龍輝的にポイントは高いぞ。
勝手に今までの体育教師を俺はそう評価してきた。
「みんな、なんか嫌がるんだよね」
「可愛いからか?」
「僕、男だからね」
声変わりをしていないそのウィーン少年合唱団にでも入れそうな澄んだ声で怒られる。
プクッと膨らました顔が益々可愛い。
だが、男だ。
「わかってるって、立ちション見たし」
「普通におしっこしていただけだよ。でも、みんな逃げていくんだよね、隣でしようとする人なんて珍しいよ。公共のトイレでなんて、見知らぬおじさんに怒られたりするんだから」
寂しげに言う美少女男の娘は、隣でする緊張をわかってあげていないのだろう。
隣で美少女に見間違う男がオシッコをしていたら男は大概覗きたくなるし、緊張で出す物も出せなくなるだろう。
少年名探偵出番なかったな。立ちション美少女は男だったよ。
校内レイプ事件も問題なく回避だよ。
一緒に組んで柔軟体操をすると意外に筋肉質、きっと脱いだら引き締まった筋肉美なのだろう。
いろいろ聞き出す必要な事もあるのだが、ストレッチを真面目にやらない生徒は校庭三周とか無能すぎる体育教師が言い出したため、無駄口をたたく余裕はなかった。
ストレッチを済ませてサッカーになると、その美少女にはボールが回されず寂しそうにしていた。
周りは遠慮しているのだろう。
回して良い物なのかと。
しかし、なんでこいつ俺の名前知っているんだ?ちょっと考え込んだ瞬間、俺の足下にボールが。
それを勢いよく前に蹴ると、ボールの先にはその男の娘、油断していたのか顔面に直撃して、そのまま後ろに倒れ込んでしまった。
「おっおい、大丈夫か?ごめんごめん、間違って蹴り上げちゃった」
走り寄ると意識はあり、顔の前で軽く左右に手のひらを振って、
「大丈夫、大丈夫、ボールこないんだろうなって油断していた僕が悪いから」
そう言うが、鼻からジワーっと血が流れ出た。
「あ~、鼻血出てるな。袋田、お前、保健室に連れてってやれ」
体育教師に言われたので肩を貸して起きあがせると、
「ごめん、僕が見てなかっただけなのに迷惑掛けちゃったね」
「おら、良いから鼻押さえてろ」
タオルで鼻を押さえさせて、ふらふらしている美少女男を左肩を貸して保健室に連れて行くと、丁度、体育の授業時間を終わらせる鐘がなった。
「ごめんね袋田君」
「良いって、どうせサッカーって言うか団体競技、嫌いだし、いや、体育その物が嫌いだし」
体育が嫌い、特にサッカー、野球、バスケ、バレー・・・・・・単純にグループを組んでするスポーツは嫌いだ。
個人競技のほうが、どれだけ良いか。
団体競技って言うのは、リア充がワイワイする競技だ。
ボッチの俺が混ざると調和を乱す。
「来月からはバトミントン、卓球、テニスが男女4人組で回るようになるって聞いたよ」
「まいったなぁ~そう言う組み分けも苦手なんだよなっとに、俺と組むやつなんて人数調整であぶれたやつだろうに、可愛そうに」
グループ分けも苦手。何で誰かと誰かを組ませようとするかね?学校は。
そう言う小さな事の積み重ねのストレスが引きこもりを作るって所に気がつこうよ。
ボッチに対する愛情をもう少し見せようよ。
みんながみんな仲良しごっこが出来るわけではないのに。
大体、学校の体育授業って本当に必要なのかね?運動が好きな者は部活で汗を流せば良いと思うけど。
「僕も苦手。ねぇ~良かったら僕と組んでくれないかな?」
両手の指を組んでジッと見つめる目は小動物のようで可愛かった。
「おっ、良いぞ、どうせボッチだ」
「あはははははははははっ、胸を張って言うことかな?でも僕も似たような者だから。約束だよ」
そう言って冷たい小指で俺の右手の小指を絡めてきた。
こりゃ~男が惚れてしまっても不思議でないぞ。
外見も美少女だが、所作も狙っているかのように可愛い。
「あれ、名前聞いてなかったな、俺は袋田龍輝」
「流石に名前くらいは覚えていると思ったんだけどな、僕、磐城広巳」
「・・・・・・聞いたことあるようなないような名前だな」
「そりゃそうだよ。幼稚園一緒だったし」
「え?そうなのか?」
「そっか、覚えてないんだ。うん、良いんだ。また友達になれるんだから」
「ごめんな。千陽の記憶がほぼ埋め尽くされていて。それに記憶がぽっかりと開いているみたいでな、本当にごめんな」
「あはははははははははっ、千陽ちゃん、見た見た。かっこよくなったよね、身長も僕も追い抜かれちゃったし」
「なっ、そう思うだろ?あいつイケメンだろ。だけど、千陽、良い匂いするんだよ。今朝も布団の中でめっちゃ良い匂いしていたんだよ」
あっ、どうも千陽のことになると油断してしまう。
磐城広巳は目をうつむかせ、顔を赤くして指をもじもじとしながら、
「僕はさっ、昔の千陽ちゃんと袋田君の仲を覚えているから気にならないけど、そう言う話はクラスではしない方が良いと思うよ」
口に手を当ててポッと頬を桜色に染めて言う。
「誤解するなよ。何にもしてないからな。あいつの悪戯、朝起こしに来たときの悪戯だからな」
「あはははっ、千陽ちゃん変わってないなぁ」
「良く覚えてるのか?」
「も~覚えていない方が可笑しいよ~僕たち四人組だったじゃん。ほら、時見ちゃんと一緒に」
「ときみ?名前聞いてもな・・・・・・駄目だ思い出せない」
思い出そうと過去の鍵のかかった過去の引き出しを必死に開けようと、考えていると次の授業の予鈴が鳴った。
「袋田君、もう良いよ。鼻血止まってから教室戻るね」
「おう、そうか?なら、先戻るからな」
保健の先生が留守だったので校内内線で職員室に電話をすると、保険の先生もすぐ来ると言う。
俺は磐城をベッドに寝かせ、保健室を後にした。
・・・・・・あいつと保健室に二人っきりは変な気分になりそうで危険だ。
保健室のベッドはイベント発生のフラグが立っている。
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