7 / 7
第6話 大腸カメラは触手でした。
しおりを挟む
「いっせ~のせ」
そう言うかけ声で俺は目を覚ますと、窓のない無骨な部屋に堅いまるでまな板のような台に乗せられた。
「ここは?」
小さなかすれ声がなんとか出せた。
「おお~ようございました。勇者様の意識が戻られました。これより大腸出血の止血処置をいたします」
と、言うと全身白衣の医師達六人が俺の体を必死に抑えていた。
先ほどの小柄の医師が持つ物は俺が知っている大腸カメラではない。
まるで巨大なミミズのような物。
ウナギにも見えるような黒光りしているひょろ長い何か。
それはウネウネと動いている。
「うわ~なんなんだよそれは、おい、何なんだ」
「これでございますか?アガストリアスメメズ、良いモンスターにございます。これを尻の穴から入れると体液で傷口を塞いでくれるのです」
ウニョウニョと動く長細い生物、
「おい、おい、そんな物入れるな、やめろ~~~~~~」
「勇者様に死がれたら私達も打ち首、御免、みんなしっかり抑えろよ」
「うわ~やめろ~」
俺の下半身が向かれると、
尻の穴にニュルッと冷たい感触がする。
「勇者様、治療なんです。我慢してください。さあ、息をゆっくり吐いて、お尻の力を抜いて~」
俺は尻の穴に力を入れてしぼみさせ、その謎の物が入ってくるのを拒絶したが、抵抗むなしくニュルと入ってきた。
「おわ~~~俺の尻が犯される~~~~~~」
俺は尻に異物を入れる性癖はなかった。
ソープランドで舐められても、指でいじられても気持ちよいなどと思ったことがないノーマルだ。
だから、尻は排泄だけ、一方通行。
しかし、その一方通行が今ゲートを破り入ってきた。
「うううううううぅぅぅ、なんなんだよ・・・・・・これ・・・・・・」
腹の中が自分の感覚でないものが、うにゅうにゅと遡上している。
気持ちが悪い・・・・・・。
「やめろーーーーーーーーーーー」
と、叫んだ瞬間、またブラックアウトした。
そう言うかけ声で俺は目を覚ますと、窓のない無骨な部屋に堅いまるでまな板のような台に乗せられた。
「ここは?」
小さなかすれ声がなんとか出せた。
「おお~ようございました。勇者様の意識が戻られました。これより大腸出血の止血処置をいたします」
と、言うと全身白衣の医師達六人が俺の体を必死に抑えていた。
先ほどの小柄の医師が持つ物は俺が知っている大腸カメラではない。
まるで巨大なミミズのような物。
ウナギにも見えるような黒光りしているひょろ長い何か。
それはウネウネと動いている。
「うわ~なんなんだよそれは、おい、何なんだ」
「これでございますか?アガストリアスメメズ、良いモンスターにございます。これを尻の穴から入れると体液で傷口を塞いでくれるのです」
ウニョウニョと動く長細い生物、
「おい、おい、そんな物入れるな、やめろ~~~~~~」
「勇者様に死がれたら私達も打ち首、御免、みんなしっかり抑えろよ」
「うわ~やめろ~」
俺の下半身が向かれると、
尻の穴にニュルッと冷たい感触がする。
「勇者様、治療なんです。我慢してください。さあ、息をゆっくり吐いて、お尻の力を抜いて~」
俺は尻の穴に力を入れてしぼみさせ、その謎の物が入ってくるのを拒絶したが、抵抗むなしくニュルと入ってきた。
「おわ~~~俺の尻が犯される~~~~~~」
俺は尻に異物を入れる性癖はなかった。
ソープランドで舐められても、指でいじられても気持ちよいなどと思ったことがないノーマルだ。
だから、尻は排泄だけ、一方通行。
しかし、その一方通行が今ゲートを破り入ってきた。
「うううううううぅぅぅ、なんなんだよ・・・・・・これ・・・・・・」
腹の中が自分の感覚でないものが、うにゅうにゅと遡上している。
気持ちが悪い・・・・・・。
「やめろーーーーーーーーーーー」
と、叫んだ瞬間、またブラックアウトした。
0
お気に入りに追加
8
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる