ラノベ作家を目指して無理をしたら下血して目覚めたら異世界病院でした~魔王を倒しお腹を負傷して下血でドバドバな勇者に転生したので隠居生活です~
常陸之介寛浩☆第4回歴史時代小説読者賞
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第20話 ウンコは観察されました。
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これは羞恥プレーと言うのだろうか?美少女姿の女医さん達に俺のウンチが熱い視線で観察されている。
俺は、昼頃もよおうしてきたので、トイレに立つとアリエッタが、
「大便でしたら流さないでとのことです。プルート先生の言いつけです」
と再度言う。
仮にも俺は入院患者。
医者の言うことは守るのが絶対だ。
例え完全回復をしていようとも。
トイレに入ると意外にも洋式便座。
ゆっくりと座って用が足せる。
すんなりと出る大便の感覚。
これは大丈夫だなと、出した段階でもわかった。
下血は肛門が熱くなり、下痢が止めどなく出る不思議な排便感覚だからだ。
その違和感ある排便感覚ではなく、健康なときのように出せた。
そして、ウォシュレットのボタンを探すと、壁にお尻にシャワーのマークのボタンがあり、それを押すと、冷たい水だったが、シャワーが穴に命中してくれた。
水温調整機能はないようで、残念だ。
備え付けられた紙で尻を拭いて色を確認する。
おっ、黒くないし、赤くもない、血は付いていない、ちゃんとしたウンチだ。
と、一人喜ぶ。
振り向いて、今してたてのウンチも確認するが、やはり健康的な理想的なウンチ。
大きなバナナが、三本水に浮いていた。
ついつい流そうとしてしまうが、それをこらえてトイレのドアを開けると、プルート先生と他にも女医と思しき若い白衣姿の女の先生が五人立って俺が出るのを待っていた。
「ぬぉっ、なんだよ」
と、言うとプルート先生が
「間違いがあってはいけませんからね。大腸外科の先生に、肛門科の先生、それに消化器内科の先生と病理医、前立腺の専門医も一緒に検査します」
と、言う。
いくら医者だろうとなぜに若い女性ばかりなんだ?と、疑問に思い、
「なんでみんな若い医師なんだよ。しかも女ばかり」
と言う。
「最初に目覚めたときの医師団は臨時の医師達で、私が率いるドラキュラ族とエルフ族の医師団がリューヤ様の正式な専属医師です」
と言った。
別に女医に偏見はないが、俺の後ろには今から観察されるウンコがある。
そんな物を若い女医さんに見られるのは抵抗がある。
これは男なら誰しもが思うだろう。
「リューヤ様、ここにいる者はみんな、ドラキュラ族とエルフ族、長年医術を極めんとしてきた者達。リューヤ様よりはるかに年上ですよ」
と、プルート先生が言うが、見た目は若い女性だ。
よく見ればJCじゃないか?と、疑いたくなる容姿の白衣を着た先生までいる。
「大丈夫です。勇者様。これは私達の仕事ですから」
「そうです。見慣れています」
「勇者様、恥ずかしがらずに見せて下さい」
「血が混じっていないのを確認しないと退院出来ませんよ」
と、言われてしまえば、もうどうすることも出来ない。
見た目、若い女医であろうと見せるしかない。
トイレを出ると、ピンセットを持つ五人の医師が、ウンチの分解を長いピンセットで始めた。
「外見の色は大丈夫ですね。では、中身の確認を」
「これは違いますね」
「これは、にんじんの残りのようですね」
「これは、トマトの残りのようですね。良く噛んで食べてないのでしょう。残り物が多いですね」
「魔王を倒す前に食べた食事が出てきたのでしょう」
と、便器のウンチを真面目に観察する若い女医
「もう、なんの羞恥プレーだよ。いい加減にしてくれよ」
と、もう恥ずかしくて仕方がない。
「目視は大丈夫ですね。あとは病理で確認します」
と、言うと一人の先生がガラスの入れ物に入れると、お盆のような物に乗せ廊下に出て行った。
せめて隠してくれよ・・・・・・。
ここ病院だから廊下には他に患者いるんじゃ・・・・・・。
「控え控え、勇者様の御大便様がお通りだぞ」
と、まさかの声が聞こえたことは忘れよう。
ベッドに入り布団をかぶり恥ずかしさが消えるまで丸くなった。
俺は、昼頃もよおうしてきたので、トイレに立つとアリエッタが、
「大便でしたら流さないでとのことです。プルート先生の言いつけです」
と再度言う。
仮にも俺は入院患者。
医者の言うことは守るのが絶対だ。
例え完全回復をしていようとも。
トイレに入ると意外にも洋式便座。
ゆっくりと座って用が足せる。
すんなりと出る大便の感覚。
これは大丈夫だなと、出した段階でもわかった。
下血は肛門が熱くなり、下痢が止めどなく出る不思議な排便感覚だからだ。
その違和感ある排便感覚ではなく、健康なときのように出せた。
そして、ウォシュレットのボタンを探すと、壁にお尻にシャワーのマークのボタンがあり、それを押すと、冷たい水だったが、シャワーが穴に命中してくれた。
水温調整機能はないようで、残念だ。
備え付けられた紙で尻を拭いて色を確認する。
おっ、黒くないし、赤くもない、血は付いていない、ちゃんとしたウンチだ。
と、一人喜ぶ。
振り向いて、今してたてのウンチも確認するが、やはり健康的な理想的なウンチ。
大きなバナナが、三本水に浮いていた。
ついつい流そうとしてしまうが、それをこらえてトイレのドアを開けると、プルート先生と他にも女医と思しき若い白衣姿の女の先生が五人立って俺が出るのを待っていた。
「ぬぉっ、なんだよ」
と、言うとプルート先生が
「間違いがあってはいけませんからね。大腸外科の先生に、肛門科の先生、それに消化器内科の先生と病理医、前立腺の専門医も一緒に検査します」
と、言う。
いくら医者だろうとなぜに若い女性ばかりなんだ?と、疑問に思い、
「なんでみんな若い医師なんだよ。しかも女ばかり」
と言う。
「最初に目覚めたときの医師団は臨時の医師達で、私が率いるドラキュラ族とエルフ族の医師団がリューヤ様の正式な専属医師です」
と言った。
別に女医に偏見はないが、俺の後ろには今から観察されるウンコがある。
そんな物を若い女医さんに見られるのは抵抗がある。
これは男なら誰しもが思うだろう。
「リューヤ様、ここにいる者はみんな、ドラキュラ族とエルフ族、長年医術を極めんとしてきた者達。リューヤ様よりはるかに年上ですよ」
と、プルート先生が言うが、見た目は若い女性だ。
よく見ればJCじゃないか?と、疑いたくなる容姿の白衣を着た先生までいる。
「大丈夫です。勇者様。これは私達の仕事ですから」
「そうです。見慣れています」
「勇者様、恥ずかしがらずに見せて下さい」
「血が混じっていないのを確認しないと退院出来ませんよ」
と、言われてしまえば、もうどうすることも出来ない。
見た目、若い女医であろうと見せるしかない。
トイレを出ると、ピンセットを持つ五人の医師が、ウンチの分解を長いピンセットで始めた。
「外見の色は大丈夫ですね。では、中身の確認を」
「これは違いますね」
「これは、にんじんの残りのようですね」
「これは、トマトの残りのようですね。良く噛んで食べてないのでしょう。残り物が多いですね」
「魔王を倒す前に食べた食事が出てきたのでしょう」
と、便器のウンチを真面目に観察する若い女医
「もう、なんの羞恥プレーだよ。いい加減にしてくれよ」
と、もう恥ずかしくて仕方がない。
「目視は大丈夫ですね。あとは病理で確認します」
と、言うと一人の先生がガラスの入れ物に入れると、お盆のような物に乗せ廊下に出て行った。
せめて隠してくれよ・・・・・・。
ここ病院だから廊下には他に患者いるんじゃ・・・・・・。
「控え控え、勇者様の御大便様がお通りだぞ」
と、まさかの声が聞こえたことは忘れよう。
ベッドに入り布団をかぶり恥ずかしさが消えるまで丸くなった。
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