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宇宙の旅・バシレウスの酒癖
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運ばれてきた料理は、龍之介が大好きである異臭珍味などではなく万人が好みやすい、軽い塩味の海鮮の焼いたのや
鳥の姿焼きなどで、春やエリリも安心して食べられるものであった。龍之介には物足りない品ではあるが。
「婿殿~パカルを幸せにしてやってください~してやってくれなければ、このバシレウス、空間の果てでも追いかけ、体内に仕込んである中性子爆弾と共に一緒に自爆いたしますぞ~」
顔を真っ赤にし龍之介に絡み始めていた。
「物騒なものを仕込んでいますなぁ~」
龍之介は久々に背中に冷や汗を流していた。
「ガハハハハハ、嘘に決まっているではないですか~冗談ですよ~冗談~も~そんなこともわからないんですか~」
かなりうざったくなりだしているバシレウスはさらに酒を豪快に飲み干すと、ピルターが止めるではなく注いでいた。
「私の覚悟ですよ~~~そのくらいの覚悟は父として持っていることをわかってくだしゃい~、だいたい婿殿と一緒になったハルルルルしゃんでしたっっけ?エリリリリリリ?しゃんは幸せなのですか~?」
話を急にふられた春とエリリは、口にしていた食べ物をごくりと飲みゆっくりと話し出した。
「幸せ?幸せの基準がわかりませんよ」
と、春が言い出すと次いでエリリが頷きながら言う。
「そうですね、一緒になって死を覚悟することも何度もありましたし、毎日が緊張の日々、気の休まる日はないですもの」
と、言って注がれていた酒を一口飲んだ。
「すまないな」
龍之介は思わずそんな言葉を口に出していた。
「謝らないでください、殿下といて毎日が楽しいのですから、女としても子をなす事も出来ましたので」
そう、春が龍之介の目を見て答えるとエリリも、
「確かに楽しいわよね、こんな人生歩めるなんて殿下がいなければ絶対に体験できなかったもの」
と、頬を少し赤らめながら龍之介を見つめて言うと、
「快感の連続で私は幸せです」
と、司録が真顔で言い放つ。
「快感?か・い・か・ん?その快感とやらこの私も体験してみ~たい~~大丈夫~私は~はっふっほっ・・・・・・男性もいけますから~」
と、恐るべき発言をするバシレウスはまた注がれていた酒を一気に飲み干し、龍之介ににじるよる。
じわりじわりと近づいてくるバシレウスから離れようと龍之介が立ち上がるとバシレウスも立ち上がり、龍之介に飛び掛かる。
「む~こ~どの~」
龍之介はそれをスッと避けるとバシレウスは床に勢いよく倒れこんだ。
「う~う~・・・・・・ガァルル~~ガァルル~~ガァルル~~」
と、なんとも言えない鼾が鳴り出していた。
「失礼いたしました。父はお酒がさほど強くないので潰してしまうほうが早いと思いまして」
と、ピルターが満面の笑みで言っていた。
床に倒れ寝ているバシレウス給仕係四人に手足を持たれ迎えに来ていた小型船に乗せられ運ばれていった。
鳥の姿焼きなどで、春やエリリも安心して食べられるものであった。龍之介には物足りない品ではあるが。
「婿殿~パカルを幸せにしてやってください~してやってくれなければ、このバシレウス、空間の果てでも追いかけ、体内に仕込んである中性子爆弾と共に一緒に自爆いたしますぞ~」
顔を真っ赤にし龍之介に絡み始めていた。
「物騒なものを仕込んでいますなぁ~」
龍之介は久々に背中に冷や汗を流していた。
「ガハハハハハ、嘘に決まっているではないですか~冗談ですよ~冗談~も~そんなこともわからないんですか~」
かなりうざったくなりだしているバシレウスはさらに酒を豪快に飲み干すと、ピルターが止めるではなく注いでいた。
「私の覚悟ですよ~~~そのくらいの覚悟は父として持っていることをわかってくだしゃい~、だいたい婿殿と一緒になったハルルルルしゃんでしたっっけ?エリリリリリリ?しゃんは幸せなのですか~?」
話を急にふられた春とエリリは、口にしていた食べ物をごくりと飲みゆっくりと話し出した。
「幸せ?幸せの基準がわかりませんよ」
と、春が言い出すと次いでエリリが頷きながら言う。
「そうですね、一緒になって死を覚悟することも何度もありましたし、毎日が緊張の日々、気の休まる日はないですもの」
と、言って注がれていた酒を一口飲んだ。
「すまないな」
龍之介は思わずそんな言葉を口に出していた。
「謝らないでください、殿下といて毎日が楽しいのですから、女としても子をなす事も出来ましたので」
そう、春が龍之介の目を見て答えるとエリリも、
「確かに楽しいわよね、こんな人生歩めるなんて殿下がいなければ絶対に体験できなかったもの」
と、頬を少し赤らめながら龍之介を見つめて言うと、
「快感の連続で私は幸せです」
と、司録が真顔で言い放つ。
「快感?か・い・か・ん?その快感とやらこの私も体験してみ~たい~~大丈夫~私は~はっふっほっ・・・・・・男性もいけますから~」
と、恐るべき発言をするバシレウスはまた注がれていた酒を一気に飲み干し、龍之介ににじるよる。
じわりじわりと近づいてくるバシレウスから離れようと龍之介が立ち上がるとバシレウスも立ち上がり、龍之介に飛び掛かる。
「む~こ~どの~」
龍之介はそれをスッと避けるとバシレウスは床に勢いよく倒れこんだ。
「う~う~・・・・・・ガァルル~~ガァルル~~ガァルル~~」
と、なんとも言えない鼾が鳴り出していた。
「失礼いたしました。父はお酒がさほど強くないので潰してしまうほうが早いと思いまして」
と、ピルターが満面の笑みで言っていた。
床に倒れ寝ているバシレウス給仕係四人に手足を持たれ迎えに来ていた小型船に乗せられ運ばれていった。
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