天寿を全うしたら美少女閻魔大王に異世界に転生を薦められました~戦国時代から宇宙へ~

常陸之介寛浩☆第4回歴史時代小説読者賞

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宇宙の旅・龍之介の修行?

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龍之介達はしばらく宇宙の旅をそれぞれの過ごし方をしていた。
春とエリリはパカルたちが宇宙共通言語、文字を学び、司録は持っていた
タブレットPCで何やら作業をしていた。
事務仕事をしているようで、ひたすら何かを打ち込んでるようであった。

龍之介は、静かに胡坐で床に座り瞑想をしていた。
時折、お尻の筋肉だけでもぞもぞと歩き出し部屋を迷走していた。
覚醒した陰陽力の可能性を試し確かめていた。

龍之介の肉体はたまにポヤポヤと光り出す。
赤や青や緑や、紫色にピンクに光り出して部屋は時としてム-ディ-になったりしていた。
湯気が目、耳、鼻、口、ペニス、尻の穴から噴き出したと思ったら、肉体がスライムのように
ウニョウニョとぬるっと溶け出し液状化したりしては、原形に戻るようなことをしていた。

もちろん、初めのころは同じ船室にいる者は、龍之介の異形の技に驚愕し慄くが、
司録がその様子を見てウンウンと、頷いているため危険がないのが伝わり数日もすると
見慣れた光景となっていた。

形態が変化するだけでなく、春とエリリの脳内に直接話しかけてみたりを試している。
春とエリリはもちろん困惑は隠せない、しかし、天上人である司録が認めている以上、
この様な能力も普通の事かと受け入れる、それほど龍之介を信用できる時間を共に過ごし、
そして、愛していた。
愛のなせる業というものだろうか。

平和維持連合代表・正一位終身関白太政大臣帝代理大日本合衆国統治責任者全権大使大将軍
藤原朝臣三上龍之介正國は、もはや人間と呼ぶべきか不明。
人間の領域を逸脱した存在、生物になっていたのかもしれない。

司録はウンウンと頷き見ているのだから、この様になることを予測していたのか、
こうなって欲しかったのかと、そのように見えた。
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