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茨城幕府時代の服飾

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龍之介は、通常の生活での服装は西洋式のと言うか、平成の服を作らせ取り入れていた
もちろん、ジーンズも生産されており、巷では作業着や普段着として流行していた
それは、やはり羽織袴より動きやすかったからであった

しかし、正式な場では龍之介は衣冠束帯を正装としていた
日本文化を大切にする為、そこは和装を正式な服として決めたのである
龍之介は、一応は公家であったため衣冠束帯・金太刀が正装
和服と洋式の服を使い分けていた龍之介
城にいるときは、作務衣を好んで着ていた

龍之介の直轄の家臣には、龍之介がデザインした平成の形と同じ軍服が配備されていた、もちろん実用的であったからだ
戦闘時は、そこに南蛮甲冑を着用したのだ
和装には裃が正装として定められていた
登城や、祭事の際は武士は「裃」・公家は「衣冠束帯」であった
軍に入れたのは武士だけではなく平民出身者もいたが
軍に入ると同時に武士として扱われたのである
まだ、公家・武士・平民の身分の差はあったが
少しずつ緩和されていたのである
平民の正装は「紋付羽織り袴」
門番や、守衛は艶やかな甲冑が制服と定められ統一された

そして、龍之介は「廃刀令」ではなく「帯刀令」を出したのである

どの、身分でも帯刀が許可されたのである
龍之介は「日本刀」を大事な日本文化として衰退を許さなかったのだ
この「帯刀令」は帯刀は許されたが抜刀は厳しく取り締まられたのであった
「帯刀令」は女性の帯刀も許可されたため、小太刀が盛んに作られた
男性も、通常帯刀するには太刀は邪魔であったため小太刀を帯刀する者が多かった
龍之介は、日本刀を日本人の象徴にしたかったのだ

また、帯刀令を出したことにより剣道場に通うものが多くなり剣道は盛んになった
龍之介は「剣道」を国技の一つとして定めた
相撲は龍之介は、あまり興味が無かったが地震を鎮める祭事として保護しこちらも国技の一つとして定めた

武士の制服は実用的でないと言う理由から、烏帽子大紋長袴は採用されなかった
採用しなかったと言ったほうが良いだろう

「烏帽子大紋長袴」が、わからない人は忠臣蔵の松の廊下の
浅野内匠頭を想像するとわかってもらえるだろう
あのように、ズルズルと引きずる長い袴が実用的でないのは、誰が見てもわかるだろう

女性の、正装はもちろん着物ではあったが普段着は洋服を着るものも多かった
日本は、海外交易が盛んなため各地の色々な服や生地が輸入されたのである
以前、龍之介が作らせたメイド服も発展していたのであった
ゴスロリ調になったりしていたが普段は動きにくいと言うことで、シンプルな服も発展していた
女性でもジーンズを履くものもいた
下着は龍之介が、近江八幡時代に紐パンを作り流行らせたため、紐パンが当たり前の物となっていた
これは龍之介には嬉しい誤算であった


髪型は男女ともに強制した形はなく、龍之介は鬢付け油で固めた髪型が嫌いであったため側室達に禁止した、腰まで伸ばしたりショートカットの側室もいた、春とエリリは戦いの場にいることが多いのでショートカットであった

髪飾りに、漆塗りに金箔や螺鈿細工された櫛が作られ流行していた

その、櫛は輸出品として多く作られ海外でも喜ばれた

櫛の最初の切出し作業は、農家などの内職として盛んだった
冬場の収入源として喜ばれた

龍之介は貧乏農家が出ないよういろいろと、考えたのであった
その為、普通に働けば一日三食食べられるようになっていったのである

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