天寿を全うしたら美少女閻魔大王に異世界に転生を薦められました～戦国時代から宇宙へ～

イスパニアとポルトガル同盟

イスパニアとポルトガルは大航海時代を競いあい、仲が悪かったのである
　しかし、東の小国が大国明国に勝ち台湾を統治し、ハワイと同盟を結び現在南米大陸でインカ帝国と同盟を結び驚異となっていたのだ
　さらには、マストを必要とせず蒸気機関で推進する蒸気機関鉄甲船とアームストロング砲・ガトリング砲を開発した日本を小国と侮れなくなり、交易相手から敵国視し始めていたのである。

　最強宰相、龍之介が南米大陸にいるうちに攻める算段をしていたのだが日本国に潜伏している宣教師からの情報では蒸気機関鉄甲船は日本国内にまだまだあり、主要な港は海城となっていて攻めて勝てる要素がなかったのである
　また、謀反を起こさせるにも徳川・上杉では力が弱すぎて話しにならず
　伊達・最上は三上家の腹心になっており、国内に謀反を起こさせることも出来ず

　民衆をキリスト教に改宗させ扇動しようにも、「国民皆毎日三食」のわかりやすすぎる政策が上手くいき民衆は龍之介を心酔していたのである

　そこで、イスパニアとポルトガルは南米大陸での日本国殲滅の同盟を結んだのであった
　背に腹は代えられない状況下の有り得ない同盟であった