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出港
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龍之介は茨城国に帰り出港の準備をしたのである
まず、兄の帝と約束した通り次男太郎を都の御所城に送った
さらに、伊達・最上に10隻ずつ蒸気機関鉄甲船と兵を蒸気機関鉄甲船を持たない徳川家康・上杉景勝には兵を出すように幕府として命令したのである
1隻に約400人乗船できる合計4000人の兵であった
龍之介直轄艦隊は30隻出港するので約12000の兵を持つ艦隊を編成した
龍之介が乗る船は船が2隻くっついた形の双胴船であったこれは新造された船で推進力の水車は後尾両端と真ん中に1つ合計3つの水車を蒸気機関で動かす鉄甲船であった
アームストロング砲のが両端に8砲ずつ前方・後方に2砲ずつ付けられガトリング砲も装備していたのである
この時代にはあり得ない巨艦であった
龍之介は5隻作りたかったが間に合わなかったのである
鉄は支配下にした朝鮮をルートに大陸から入って来たので材料の心配はなかったのである
交易を重視した賜物であった
この大艦隊は日立港に集り出港の準備を万全にしていたのである
弾丸・武具・石炭・食料をギリギリまで積み込んだ
さらに、薬師を10人ほど募集し希望した薬師を同行させたのである
意外だったのは、バチカンから派遣されていた修道士のロビン・ウィリアムズが同行したいと言ってきたのだ
通訳や西洋医学で協力します、とのこと…スパイであるのはわかっていたが乗船を許可した
さらに、伊達政宗本人が行きたいと言い出したのである(汗)
「御大将、それがしも世界を見てみたくお願いいたします」
「その方は、西日本監視役の要…」
「父・伊達輝宗・伊達成実・片倉小十郎を代理にします 優秀な家臣にて御大将の命令をきっと果たすでしょう 不備があればこの政宗切腹の覚悟があります」
龍之介は政宗が海外に興味が強いのは知っていたのだ…
「ならば、もし西日本で動乱あった場合、切腹である!それでも行くなら許可する」
「は!ありがたき幸せ」
最上義光もまた黙ってはいなかった
「嫡男・義康の同行を許可願います 最上を継がせるべく正圀様の手で鍛えてくだされ お願いいたします」
政宗の同行を許可してしまったので断れなかったのである
意外だったのは側室、エリリと春が静かであったことだ
連れて行けと言うと思っていたからだ
しかし、見送りに大人しくいたのである
正室・側室を集め
「留守をしかと頼む」
と伝え茨城城を出たのである
50隻の大艦隊は日立港沖に停泊
龍之介の船が出港するのを待っていたのでる
1601年5月吉日
龍之介の乗る船が日立港を出港したのである
龍之介の乗る船は「大和」と名付けられ、旗艦として日の丸の旗以外に錦御旗がなびいていたのである
出港して一日…何故か、潮風の香りと共に覚えのある女子おなごの匂いがしたのである…
「春・エリリ出てきなさい!」
船の小部屋に隠れていた春とエリリであった
春は鎖帷子と、小太刀を身に纏いいかにも「くノ一」であったがエリリは以外にも、胸の形を強調させた銀色の真新しい甲冑に身を包み、腰には西洋剣サーベルを装備していた…
春は言う
「刺客が目標を追ってきて悪いございますか?」
エリリも言う
「暗殺対象を海外に逃げさせるわけにはいきません」
龍之介は笑いながら
「はいはい、わかったわかった!とりあえず長旅、大陸に着くまでは戦闘はないだろうから着替えなさい!」
春・エリリ
「では、良いのですね」
「予想はしておいたからな(笑)しかし、暗殺対象なのはまだ続いてたのね?」
春・エリリ
「当たり前です!剣では叶いませんが…腹上死なら…」
「バカ(笑)」
「ご主人様…」
「良いから無理はするなよ!」
春・エリリ
「はい、わかりました」
「それにしても、エリリはサーベルが使えるのか?」
「母国では自分の身を守れるくらいの鍛練はしてあります」
「なるほどな!では長い旅路、鍛練室も用意してあるから私が稽古をつけてやる!春もな!」
「げ!ご主人様の稽古は容赦がないので…」
「戦場に向かう船!覚悟しなさい」
「くう~…」
側室・春とエリリも乗船して出港したのであった
伊達政宗・最上義康はそれぞれの艦隊の船に乗り「大和」の両脇を守る形で艦隊を編成していた
まず、兄の帝と約束した通り次男太郎を都の御所城に送った
さらに、伊達・最上に10隻ずつ蒸気機関鉄甲船と兵を蒸気機関鉄甲船を持たない徳川家康・上杉景勝には兵を出すように幕府として命令したのである
1隻に約400人乗船できる合計4000人の兵であった
龍之介直轄艦隊は30隻出港するので約12000の兵を持つ艦隊を編成した
龍之介が乗る船は船が2隻くっついた形の双胴船であったこれは新造された船で推進力の水車は後尾両端と真ん中に1つ合計3つの水車を蒸気機関で動かす鉄甲船であった
アームストロング砲のが両端に8砲ずつ前方・後方に2砲ずつ付けられガトリング砲も装備していたのである
この時代にはあり得ない巨艦であった
龍之介は5隻作りたかったが間に合わなかったのである
鉄は支配下にした朝鮮をルートに大陸から入って来たので材料の心配はなかったのである
交易を重視した賜物であった
この大艦隊は日立港に集り出港の準備を万全にしていたのである
弾丸・武具・石炭・食料をギリギリまで積み込んだ
さらに、薬師を10人ほど募集し希望した薬師を同行させたのである
意外だったのは、バチカンから派遣されていた修道士のロビン・ウィリアムズが同行したいと言ってきたのだ
通訳や西洋医学で協力します、とのこと…スパイであるのはわかっていたが乗船を許可した
さらに、伊達政宗本人が行きたいと言い出したのである(汗)
「御大将、それがしも世界を見てみたくお願いいたします」
「その方は、西日本監視役の要…」
「父・伊達輝宗・伊達成実・片倉小十郎を代理にします 優秀な家臣にて御大将の命令をきっと果たすでしょう 不備があればこの政宗切腹の覚悟があります」
龍之介は政宗が海外に興味が強いのは知っていたのだ…
「ならば、もし西日本で動乱あった場合、切腹である!それでも行くなら許可する」
「は!ありがたき幸せ」
最上義光もまた黙ってはいなかった
「嫡男・義康の同行を許可願います 最上を継がせるべく正圀様の手で鍛えてくだされ お願いいたします」
政宗の同行を許可してしまったので断れなかったのである
意外だったのは側室、エリリと春が静かであったことだ
連れて行けと言うと思っていたからだ
しかし、見送りに大人しくいたのである
正室・側室を集め
「留守をしかと頼む」
と伝え茨城城を出たのである
50隻の大艦隊は日立港沖に停泊
龍之介の船が出港するのを待っていたのでる
1601年5月吉日
龍之介の乗る船が日立港を出港したのである
龍之介の乗る船は「大和」と名付けられ、旗艦として日の丸の旗以外に錦御旗がなびいていたのである
出港して一日…何故か、潮風の香りと共に覚えのある女子おなごの匂いがしたのである…
「春・エリリ出てきなさい!」
船の小部屋に隠れていた春とエリリであった
春は鎖帷子と、小太刀を身に纏いいかにも「くノ一」であったがエリリは以外にも、胸の形を強調させた銀色の真新しい甲冑に身を包み、腰には西洋剣サーベルを装備していた…
春は言う
「刺客が目標を追ってきて悪いございますか?」
エリリも言う
「暗殺対象を海外に逃げさせるわけにはいきません」
龍之介は笑いながら
「はいはい、わかったわかった!とりあえず長旅、大陸に着くまでは戦闘はないだろうから着替えなさい!」
春・エリリ
「では、良いのですね」
「予想はしておいたからな(笑)しかし、暗殺対象なのはまだ続いてたのね?」
春・エリリ
「当たり前です!剣では叶いませんが…腹上死なら…」
「バカ(笑)」
「ご主人様…」
「良いから無理はするなよ!」
春・エリリ
「はい、わかりました」
「それにしても、エリリはサーベルが使えるのか?」
「母国では自分の身を守れるくらいの鍛練はしてあります」
「なるほどな!では長い旅路、鍛練室も用意してあるから私が稽古をつけてやる!春もな!」
「げ!ご主人様の稽古は容赦がないので…」
「戦場に向かう船!覚悟しなさい」
「くう~…」
側室・春とエリリも乗船して出港したのであった
伊達政宗・最上義康はそれぞれの艦隊の船に乗り「大和」の両脇を守る形で艦隊を編成していた
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