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第5話 異世界転生には更に特典が付いていた
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閻魔ちゃんの秘書、司録に案内され閻魔ちゃんの間の扉の前で椅子に腰を掛ける
龍之介。
閻魔ちゃんの間には先客が入っていたようで、中から声が聞こえた。
「あなたは、鬼畜よ!婦女暴行殺人放火、ミジンコから輪廻転生を繰り返し、
魂の浄化をしなさい!人間になったとき善行が出来るよう精進しなさい!
あなたはミジンコの刑と致します!以上!司録いるんのでしょ?
この者を連れて行きなさい。」
「ミジンコ・・・・・・ミジンコ・・・・・・」
扉の外にいる龍之介に筒抜けに聞こえていた。
「本当にミジンコの刑があるのか・・・・・・ミジンコから輪廻転生を繰り
返して人間になれる日はいつなのだろう・・・・・・
人間になれるのだろうか・・・・・・」
顔色が悪くなる龍之介。
「龍之介ちゃん、入って良いわよ、決まったのね」
閻魔ちゃんに呼ばれた龍之介は閻魔ちゃんの間に入り椅子に座った。
閻魔ちゃんは上段の間の椅子に座っていた。
畳敷きの部屋に、椅子。
しかし、朱色に染められた木造りの椅子は部屋の雰囲気に合っていた。
先日は畳に直接座っていたのだが、今日は先約の関係でか椅子だった。
「ようやく転生先が決まったそうね?」
「はい、安土桃山時代の本能寺へ行きたいのです。
変を止めて織田信長が天下統一をする世を見てみたいのです」
「成る程、良いわね、織田信長ちゃんね龍之介ちゃんの妄想世界で
助けるのね、しかし、信長ちゃんは人気者ね
料理人が転生したり、うり二つの高校生が転生したり
今度は平成の大剣豪が転生ね、安土桃山異世界時代許可します。
では、装備や持っていきたい物をそこに記入して頂戴5つまでね。」
記入する用紙を差し出す閻魔ちゃん。
「え?」
閻魔ちゃんの言葉に疑問の言葉が出てしまう龍之介。
「龍之介ちゃんは異世界に裸でチンコブラブラさせた状態で
転生したいの?それとも、死に装束のまま行く?
それじゃ~戦国時代だもの即効殺されるわよね!
それに恥ずかしいでしょ?ふふふっ」
持っていく物の希望を書く用紙を受け取る龍之介。
閻魔ちゃんは浄玻璃鏡と呼ぶタブレットを見ながら少し黙っていると、
「あ!龍之介ちゃんは武芸百般だからチンコブラブラで戦えるわね ふふふっ」
美少女の微笑みがどことなく変態の微笑みに見えた。
「閻魔ちゃん、失礼ですが下ネタ好きですか?」
「えぇ大好きよ。大好物よ、なかったら死んじゃうくらいにね、
下ネタが嫌いな人なんてそうそういないでしょ?」
・・・・・・せっかくの美少女なのに・・・・・・台無しである。
閻魔ちゃんは再び浄瑠璃鏡と呼ばれるタブレットを見る。
「あら、龍之介ちゃんおめでとう、良かったわね」
「え?はい?」
「龍之介ちゃんは生前、寺社仏閣に願いを聞き入れて貰えないのにも関わらず
足しげく通った特典に得点が貯まって貯まりまくって、
異世界に10個持っていけるのと出生身分を設定出来るわ 」
「そんな得点制度があったのですね?ポイントカードみたいですね、
マイレージ?御朱印帳がポイントカードの役割していたりして」
「そうよ、そのくらいの得点がなきゃ神様や仏の意味がないじゃないの、
ちなみに神や仏も持ち回りの役職なのよ、意外でしょ?
ちなみに御朱印帳はポイントカードではないけどね」
「・・・・・・なんか、天界ってサラリーマンと言うか、役所みたいですね」
「そうよ、役所と一緒、役所広司さんは働いていないけどね、ふふふっ」
くだらない冗談も好きらしい・・・・・・
再び浄瑠璃鏡を見る閻魔ちゃん。
「あら、茨城県の御岩神社の奥の院も随分登ったのね、
あそこは188柱の神様がいるから願い事叶えやすいのに、龍之介ちゃんは
叶えて貰えなかったのね・・・・・・不運ね。
筑波山神社奥の院も随分登ったのね?
筑波山神社、御岩神社なんて最高クラスのパワ-スポット神社じゃない、
本当に神社好きなのね」
「あ~心願成就に宝くじ当選はされませんでしたが、健康長寿は叶ったので
御岩神社や筑波山神社は地元の山だったので足腰を鍛えるのに
丁度良かったんですよ、そのおかげで死ぬ直前まで自分の足で歩けましたけどね」
「まぁあ考えかたしだいね、奥の院登山のおかげで100歳まで元気だったのね、
で、持っていきたいもの10個は書けましたか?」
「ちょっと、待ってくださいよ、いくら何でも早すぎますよ、
今話している間に書けません。
いきなり異世界に持っていくものと言われても悩みますから、
もし無人島に漂着するとして、何を持っていきますか?って言われたら
とことん悩みますから」
「それもそうね、悩む時間はいっぱいあるわよ、死んだんだから、ふふふっ」
「それ、好きですね・・・・・・少し時間を下さい」
龍之介は個室に通され異世界に持っていくものを慎重に悩むのである。
通された個室は龍之介好みの書院造の間であった。
龍之介。
閻魔ちゃんの間には先客が入っていたようで、中から声が聞こえた。
「あなたは、鬼畜よ!婦女暴行殺人放火、ミジンコから輪廻転生を繰り返し、
魂の浄化をしなさい!人間になったとき善行が出来るよう精進しなさい!
あなたはミジンコの刑と致します!以上!司録いるんのでしょ?
この者を連れて行きなさい。」
「ミジンコ・・・・・・ミジンコ・・・・・・」
扉の外にいる龍之介に筒抜けに聞こえていた。
「本当にミジンコの刑があるのか・・・・・・ミジンコから輪廻転生を繰り
返して人間になれる日はいつなのだろう・・・・・・
人間になれるのだろうか・・・・・・」
顔色が悪くなる龍之介。
「龍之介ちゃん、入って良いわよ、決まったのね」
閻魔ちゃんに呼ばれた龍之介は閻魔ちゃんの間に入り椅子に座った。
閻魔ちゃんは上段の間の椅子に座っていた。
畳敷きの部屋に、椅子。
しかし、朱色に染められた木造りの椅子は部屋の雰囲気に合っていた。
先日は畳に直接座っていたのだが、今日は先約の関係でか椅子だった。
「ようやく転生先が決まったそうね?」
「はい、安土桃山時代の本能寺へ行きたいのです。
変を止めて織田信長が天下統一をする世を見てみたいのです」
「成る程、良いわね、織田信長ちゃんね龍之介ちゃんの妄想世界で
助けるのね、しかし、信長ちゃんは人気者ね
料理人が転生したり、うり二つの高校生が転生したり
今度は平成の大剣豪が転生ね、安土桃山異世界時代許可します。
では、装備や持っていきたい物をそこに記入して頂戴5つまでね。」
記入する用紙を差し出す閻魔ちゃん。
「え?」
閻魔ちゃんの言葉に疑問の言葉が出てしまう龍之介。
「龍之介ちゃんは異世界に裸でチンコブラブラさせた状態で
転生したいの?それとも、死に装束のまま行く?
それじゃ~戦国時代だもの即効殺されるわよね!
それに恥ずかしいでしょ?ふふふっ」
持っていく物の希望を書く用紙を受け取る龍之介。
閻魔ちゃんは浄玻璃鏡と呼ぶタブレットを見ながら少し黙っていると、
「あ!龍之介ちゃんは武芸百般だからチンコブラブラで戦えるわね ふふふっ」
美少女の微笑みがどことなく変態の微笑みに見えた。
「閻魔ちゃん、失礼ですが下ネタ好きですか?」
「えぇ大好きよ。大好物よ、なかったら死んじゃうくらいにね、
下ネタが嫌いな人なんてそうそういないでしょ?」
・・・・・・せっかくの美少女なのに・・・・・・台無しである。
閻魔ちゃんは再び浄瑠璃鏡と呼ばれるタブレットを見る。
「あら、龍之介ちゃんおめでとう、良かったわね」
「え?はい?」
「龍之介ちゃんは生前、寺社仏閣に願いを聞き入れて貰えないのにも関わらず
足しげく通った特典に得点が貯まって貯まりまくって、
異世界に10個持っていけるのと出生身分を設定出来るわ 」
「そんな得点制度があったのですね?ポイントカードみたいですね、
マイレージ?御朱印帳がポイントカードの役割していたりして」
「そうよ、そのくらいの得点がなきゃ神様や仏の意味がないじゃないの、
ちなみに神や仏も持ち回りの役職なのよ、意外でしょ?
ちなみに御朱印帳はポイントカードではないけどね」
「・・・・・・なんか、天界ってサラリーマンと言うか、役所みたいですね」
「そうよ、役所と一緒、役所広司さんは働いていないけどね、ふふふっ」
くだらない冗談も好きらしい・・・・・・
再び浄瑠璃鏡を見る閻魔ちゃん。
「あら、茨城県の御岩神社の奥の院も随分登ったのね、
あそこは188柱の神様がいるから願い事叶えやすいのに、龍之介ちゃんは
叶えて貰えなかったのね・・・・・・不運ね。
筑波山神社奥の院も随分登ったのね?
筑波山神社、御岩神社なんて最高クラスのパワ-スポット神社じゃない、
本当に神社好きなのね」
「あ~心願成就に宝くじ当選はされませんでしたが、健康長寿は叶ったので
御岩神社や筑波山神社は地元の山だったので足腰を鍛えるのに
丁度良かったんですよ、そのおかげで死ぬ直前まで自分の足で歩けましたけどね」
「まぁあ考えかたしだいね、奥の院登山のおかげで100歳まで元気だったのね、
で、持っていきたいもの10個は書けましたか?」
「ちょっと、待ってくださいよ、いくら何でも早すぎますよ、
今話している間に書けません。
いきなり異世界に持っていくものと言われても悩みますから、
もし無人島に漂着するとして、何を持っていきますか?って言われたら
とことん悩みますから」
「それもそうね、悩む時間はいっぱいあるわよ、死んだんだから、ふふふっ」
「それ、好きですね・・・・・・少し時間を下さい」
龍之介は個室に通され異世界に持っていくものを慎重に悩むのである。
通された個室は龍之介好みの書院造の間であった。
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