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第八章 仲間と異世界生活

スローライフ終了

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スローライフ終了のお知らせが届いた。

「姫、大変です。北西国境のシベルタリアの視察に出向いていた、バッサル法王が何者かの襲撃を受けたとの連絡あり」

広い広い風呂でシュルリー王女を俺のチンポニウスでからかっていると、風呂のドアを勢いよく開けた、マタザが飛び込んできた。

「お父様が?無事なのですか?」

「わかりません」

「プルートー先生が一緒だったはずですが」

「はい、そちらも行方不明とのこと」

「すぐに出立します、準備を」

「はっ、かしこまりました」

イケメン、ちゃんと仕事するんだね。

「政宗、あなたのそれをどうにかするのはあとよ、今はお父様を助けに行かなくてわ」

風呂を勢いよく飛び出て言ったシュルリー王女。
ミラは、俺の右手を握りしめて何かを願いたいようにしていた。
わかったよ、わかっているよ、ミラ。
あいつは、ペチャパイ、いや、シュルリー王女は大事な仲間だよ。

「ちょっ、ちょっ、ちょっと待てよ」

髪をかき上げながらかっこよく言ってみた。

「なによ、粗チン」

うん、俺のチンポニウスは一般的な大きさだから。
前世で、歓楽街のお姉さまが言ってたから。

「仲間だろ、ってか、一応、この国の公爵なんだろ?俺?」

「だから、なによ?」

「命じろよ、助けてと」

目を真ん丸にして俺の言葉が意外だったんでしょうね。
シュルリー王女は、驚いていた。

「助けてくれるの?」

「ああ、一応だがあのプルートー先生も認める力があるしな」

「そうね、公爵としての領地の分ぐらい働いてもらおうかしら」

「だな、ミーラの友達ならただ働きもしてやるぜ」

かっこつけて言ったら、チンポニウスを引っ張られた。
う、っ、それは引っ張ってはいけません・・・・・・。

それから慌てて着替え外に出ると、俺の神輿馬車を準備していたハイトンが外にいた。

「御主人様、準備してありますよ」

良くできた家臣だ。

「ぶるるるるるる、ぶるるるるるる、パラリラ、パラリラ」

うん、ケンタウルスのケンちゃん、俺の生成魔術で誕生したなら空気読んでよね。

「なにこのダサい馬車、私のスイートベリーメルヘンチック号はまだかしら」

シュルリー王女のイチゴの馬車ってそんな名前なんですね。
うん、あれよりは俺のがかっこいいから。

「シューリー、乗り心地は保証できないけど、早さなら保証できるわ」

「そう、ミーラがそう言うなら乗ってあげなくはなくてよ」

知らないぞ~うちの馬車は茨城の珍百景、珍獣、絶滅危惧種の暴走族並みだぞ~。

「はい、シューリー、これ酔い止め」

「ミーラの激マズ変な薬シリーズ、久々ね」

「変じゃないもん」

うん、酔い止めあるなら俺にも出してよね。

ケンタウルスのケンちゃんが先頭のユニコーンが引く俺の神輿型馬車に乗り込む、俺、ミラ、ハイトン、シュルリー王女、マタザ。
あっ、マタザも乗るのね。
供回りの馬車が準備できていないのにも関わらず飛び出した。
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