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“mellow time”~いつか夢で~
“mellow time”~いつか夢で~<46>
しおりを挟む「…………いいよ?♡ ずぽずぽしても……♡♡ その体位ならあんまり奥まで挿入らないから、お腹いっぱいでも苦しくないと思うし♡」
ようやく危機感が仕事し始めたかと思ったのに、彼女は崩壊寸前の理性をわざと突き崩すように働きかけてきた。
体位名を言わなかったのは少しでも可愛い印象を残したかったからなのかもしれないけど、名前言ってなくてもしたときどうなるかわかってる時点で意味ないって気付かないもんかな?♡
この子はいっつも肝心なところで詰めが甘いんだよなあ♡♡ こっちとしては、付け入る隙が多くて助かるけど♡
「まだお腹苦しい?」
美味しいものを詰め込んではち切れそうな彼女の――たぶんいつもよりぽっこりしているであろう――お腹を撫でたいけど、ここで触るのはがっついてるみたいかなと思い直して、伸ばしかけた手を止める。
「うーん……。さっきほどじゃないけど、まだ普通にはなってないかなあ…………」
彼女は自分のお腹をさすっている。
ぽっこりしてるとこ見られるの恥ずかしいのかな?♡ いつもはぺったんこだってわかってるから、恥ずかしがらなくていいのに♡♡
「………………♡♡」
彼女の膣内はどんな居心地だろう?♡ 早く俺のでいっぱいにしたいなあ♡♡ 前後と上下とぐるぐる回すのだったら、どれが好きかな?♡
本人には聞かせられないような妄想が止まらない――――なんて言っておきながら、ちゃっかり全部確かめるつもりでいるけどね♡♡
「…………違うの! したいのはほんとなんだけど、カラダがついてきてくれないみたいな感じで……!」
「大丈夫だよ♡ 紗世ちゃんの気持ちはちゃんと伝わってるから♡♡ 俺もこんなお腹たっぷんたっぷんの状態で腰振るのしんどいし、イチャイチャしながらゆっくり消化待とうよ♡」
俺は何も言っていないのに、返事がない=不機嫌だと解釈してしまったらしい彼女が必死に否定してきてくれたから、大丈夫だよという意味を込めて、そっと手を重ねた。
君がすぐにそこが寂しくなっちゃう体質だってことは何年も前から知ってるし、いつか俺がそこに渦巻く寂しさを埋める存在になれたら――――って願い続けてきたもん♡♡
「それ、すっごくいいかも♡♡ この前、寝なきゃいけなかったからあんまりイチャイチャ出来なかったでしょ? ほんとはもっとしたかったから……♡♡」
鼻にかかった声を聞いているだけで、彼女の表情が容易に浮かぶ。
俺も物足りないとは思ってたけど、普通の人だったら大満足するくらいたっぷりイチャイチャタイム取ったのに、あれでも全然足りてなかったんだ♡♡
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