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“mellow time”~いつか夢で~
“mellow time”~いつか夢で~<33>
しおりを挟む「…………そういう鏑木くんは、私のナカに挿れたくないの?♡ さっきの話聞いてたら、挿れたいと思ってくれてるんじゃないかなって思ってたんだけど、勘違いだった……?」
スカートの下では、細い脚がわずかに動いている。早く触ってほしいんだね♡ ほんとわかりやすい♡
高くて細くてバランスの取りにくいヒールを履いているのは、大変だったはずだ。見た目にはあんまりわからないけど、ふくらはぎもぱんぱんに張ってるんじゃないかな。
あとで軽くほぐしてあげないとね♡ 可愛い脚に触るいい口実が出来たなあ♡♡
「そんなはずないじゃん♡ 挿入らせてほしいよ♡♡ 一回やそこらじゃ満足出来ないし、この二日間で完全に俺のカタチにしちゃえたら理想かな♡♡」
「もう……♡♡ 二日って言っても、残り一日と…………半日くらいになってるのに♡ 何回するつもりでいるの……?♡」
彼女の視線が俺から外れて、背後の時計を見たのがわかった。
正午なんてとっくに過ぎて、おやつどき――――ってことは、もう半日も残ってないもんね♡ 時間ないのに抱き潰すつもりかって怖気づかせちゃったかな♡♡
「そうだなあ。具体的に何回とは言えないけど、先週、我慢した分もさせちゃった分もしたいなって思ってるよ♡♡」
「…………へ?♡♡ 先週の……分……?♡♡」
こてんと首を傾げる仕草はお人形さんみたいに可愛いけど、その前にひくっと口の端が引き攣ったの、ばっちり見えてたよ♡♡
「とぼけないの♡ したかったんでしょ♡ 俺と♡♡ 『どこまでしていいか』訊いてきたのも、許可取りながら触ろうとしてきたのも忘れてないからね♡」
「忘れてほしいけど、鏑木くんは『忘れて』ってお願いして、素直に忘れてくれるひとじゃないよね!!」
彼女は眉を少しだけ吊り上げて目付きを鋭くしたけど、残念なことになんにも怖くないんだよね♡♡
「そうだね♡♡ちなみにだけど、俺は先週のことは映像で記憶してるよ♡♡」
「も~……! 追い打ちかけないで……♡♡」
顔を覆う小さな手の隙間から、桃色の肌が覗いている。紗世ちゃんがいつも使ってるチークの色味に近いけど、照れてるのは確実だよね♡
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