モヒート・モスキート・モヒート

「今度はどんな男の子供なんですか?」

「……どこにでもいる、冴えない男?」

(※本編より抜粋)

主人公・翠には気になるヒトがいた。行きつけのバーでたまに見かけるふくよかで妖艶な美女だ。
毎回別の男性と同伴している彼女だったが、その日はなぜか女性である翠に話しかけてきて……。

紅と名乗った彼女と親しくなり始めた頃、翠は『マダム・ルージュ』なる人物の噂を耳にする。
名前だけでなく、他にも共通点のある二人の関連とは?

途中まで恋と同時に謎が展開しますが、メインはあくまで恋愛です。
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