商い幼女と猫侍
黒船来航から少しの時代。動物狂いでお家断絶になった侍、渡会正嗣と伊勢屋の次女ふたみはあるきっかけから協力して犬、猫、鶏と一緒になって世を守る。世直しドタバタ活劇。綺羅星の様な偉人ひしめく幕末の日本で、二人がひっそりと織り成す物語です。
第一章「とりさんのはなし 壱」
第二章「とりさんのおはなし 弐」
第三章 とりさんのおはなし 参
第四章「ねこさんのゆめ」
第五章 いぬさんのたたかい
第六章 いぬさんのたたかい 弐
第七章 いぬさんのたたかい 参
第八章 いぬさんのたたかい 肆
第九章 いぬさんのたたかい 伍
第十章「いぬさんのたたかい 陸」
人物紹介とか
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大航海時代 日本語版
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―――鎖国前夜の1631年
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東の果てから世界の海へと漕ぎ出した、角屋七郎兵衛栄吉の人生を描く海洋冒険ロマン
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※この小説は『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』で掲載します
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彼の名は、手島隆二。またの名を、《鬼手》の隆二。
金払いさえ良ければ、鬼神のごとき強さで何にでも『仕舞』をつけてきた仕舞屋《鬼手》の元に舞い込んだ、やくざ者からの依頼。
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