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三章 恋情と嫉妬
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エリトはもう一つの椅子を持ってきてスイと向かい合わせに座り、テーブルの上の燭台を手元に引き寄せた。燭台の炎で針の先をあぶるエリトの真剣な横顔を、スイは震えながら見つめる。
「よし」
エリトは針を手にこちらを向いた。
「怖かったら目を閉じてろ」
スイは迷わず固く目を閉じた。エリトの手がスイのあごをつかみ、右側を向かせる。スイは足の上に置いた手で膝をぎゅっとつかんだ。
ぷつっと耳たぶが熱くなり、すぐに冷たく固いものが差しこまれた。身構えたが、そこまで痛くはない。
「できた」
エリトの手が離れていく。スイはおそるおそる目を開けた。右耳に重たい感触がある。さっきのピアスをつけられたのだ。
エリトは首を傾けてスイの右耳を愛しそうに眺めた。
「よく似合ってるよ」
勝手な男だ。
「……なんでピアス……?」
装飾品ならほかにもたくさんある。ネックレスでもブレスレットでも指輪でも。
エリトは口角をつり上げた。
「お前に似合うと思ったから」
笑っているが、目の奥が笑っていない。スイはエリトが隠し事をしている気がして怖くなった。言葉の奥に別の意味が潜んでいるような違和感を感じる。
スイは自分がだんだんエリトに染まってきていることに気がついた。エリトの好きなウイスキーを飲み、エリトにもらったピアスをつけている。
オビングで見かけた彼の執着心を思い出し、スイは急に寒くなった。このままいくと、次はどうなるのだろう。最後はどうなってしまうのだろう――。
いつの日か、本当にエリトにすべて食べられてしまいそうな予感がした。
エリトはスイを抱きかかえてベッドに連れていった。スイはこれ以上染まりたくなくてエリトを拒否した。自分は自分のままでいたい。しかし、エリトはスイをベッドに押さえつけていとも簡単にその体をこじ開けた。
「う、あっ、んっ」
ベッドに突っ伏す格好で後ろから犯され、スイはシーツをにぎりしめて啼いた。エリトはスイに覆い被さって腰を振り立てた。
「あっ! ひ、ああっ」
結合部がぱちゅぱちゅと卑猥な音を立てる。わざと大きな音を立てられ、スイは羞恥に真っ赤になった。
「はあ、あっ、あ、あ」
「中とろとろ……しめつけて離さないし」
「言、うなばかっ……っあ! やっ、そこ、だめっ」
「こんなんになってるのに、だめなわけないだろ?」
エリトは自身をぎりぎりまで引き抜き、ずぱんと一気に奥まで突っこんだ。
「あひっ!」
軽く達してしまい、スイの中心からたらりと白濁が垂れた。エリトはスイの腹に手を回し、つながったまま抱き起こして膝の上に乗せた。自重でエリトのものが深いところまで入っていく。
「あはあ……っ」
そのまま軽くゆさぶられる。奥だけをとんとんと突かれて気持ちいい。スイは足をぴくぴくと震わせて快楽に甘い声を上げた。
「んっ、あ、んんっ」
「……かわいい」
エリトはスイの右耳をかぷりと噛んだ。舌でピアスをちろりとなめられ、もうそれだけでも気持ちよかった。
「はうっ……」
「その声も、やらしい顔も、快楽に弱いとこも……全部かわいい……」
次はベッドに仰向けに倒されて突っこまれた。スイは両の膝裏を持たされて自分から足を開かされ、がつがつと突かれてみっともなくあえいだ。気持ちよすぎておかしくなりそうだ。いけないと思えば思うほど、エリトとのセックスにおぼれていく。
「あ、あ、あ……も、だめ……っ」
スイはエリトの手のひらの中だ。もうどうしようもない。
◆
朝、ガルヴァは自分の部屋を出ると四階のスイの部屋に向かった。昨日ニーバリからの伝言を伝え忘れたためだ。
「スイ! 起きてるかー?」
ガルヴァは一番奥の扉をたたいた。しかし返事はない。
「スイ、ニーバリさんから言づてだぞー。おーい」
もう一度、今度は強めにがんがんとノックする。
「スイー」
すると、鍵をかちゃりと開ける音がして扉が開いた。
「お、やっと起き――」
寝坊を笑おうとしたガルヴァは、中から現れた人を見て度肝を抜かれた。そこに立っていたのは、ズボンを雑にはいただけで上半身裸のエリト・ヴィークだった。
「…………へっ?」
「スイならまだ寝てるぞ」
エリトが寝起きらしいかすれ声で言う。
「用事は?」
「……え? あっ、えと……ニーバリさんからの言づてで……」
「なんだ?」
「あー、そのー」
ガルヴァはまわらない頭をなんとかたたき起こした。
「きょ、今日の集合、西門から西の監視塔に変更になったって……」
「わかった。伝えとく」
エリトはそう言って扉を閉めた。一人廊下に残されたガルヴァは、まるまる一分ほど扉の前に突っ立っていた。
「ど……どういうこと……?」
混乱して緑色の髪をぐしゃぐしゃにかきまわす。
「まさか……スイが遊ばれてるって話、ヴィーク団長のことなのか……? ……そんなことある?」
なにやらぼそぼそと会話する声を聞き、スイはまどろみの中から浮上した。目を開けると、カーテンの隙間から朝日がさんさんと差しこんできていた。もう結構日が高い。
スイはベッドの上で寝返りをうち、右耳に違和感を感じて手を当てた。耳たぶに丸いピアスが刺さっている。スイは昨夜エリトにピアスを開けられたことを思い出した。
「……ねむ……」
眠気に負けてそのまま目を閉じる。長いことヤっていて寝るのが遅かったせいで、非常に眠い。このまま昼まで惰眠をむさぼりたい。
「おい、起きろ」
声をかけられてスイは再び目を開けた。ベッドの脇にエリトがたたずんでいる。
「……あれ……?」
朝になってもエリトがいるなんて初めてだ。
「なんでいんの……」
「俺、今日は非番」
「あ、そう……じゃ、おやすみ……」
「寝ぼけてんのか? 守手から言づてだぞ。今日の集合は西門から西の監視塔に変わったってよ」
「ふうん……え?」
スイはがばりと跳ね起きた。そういえばさっき、部屋の前で誰かが話していた気がする。
「誰か来たのか?」
「ああ」
「……お前が出たのか!?」
「ああ」
さあっと血の気が引いていく。
「そ、その格好で!?」
エリトは上半身になにも着ておらず、鍛えられた肉体美をおしげもなくさらしている。
「そうだけど?」
悪びれもなく言われ、スイはひどい立ちくらみを感じた。スイの部屋から半裸の騎士団長が出てきたなんて、とんでもない醜聞だ。こんなことが広まったら大変だ。
動揺するスイをよそに、エリトは事の重大さをまったく理解していない。
「一体誰に見られたんだ……どんなやつだった!?」
「若葉族の男。お前と同い年くらいのやつ」
ガルヴァだ。スイはクローゼットからローブを出して寝間着の上に羽織り、部屋を飛び出した。しかし廊下には誰もいない。
階段を一気に一階まで駆け下りると、玄関から出て行こうとするガルヴァの後ろ姿が見えた。
「ガルヴァ! 待ってくれ!」
玄関扉に手をかけたガルヴァは、階段を転がるように降りてくるスイを見ると玄関ホールに引き返してきた。スイは肩で息をしながらガルヴァの両腕をがしっとつかんだ。
「ち、ちがうんだ! あれはそういうんじゃない! 誤解だ!」
脈絡もなにもなかったが、ガルヴァはスイの焦りようからすべてを理解したようだった。ガルヴァは冷や汗をかくスイの姿を上から下まで眺めて苦笑した。
「その格好で言われてもねぇ……」
「だ、だから違うんだって! お前が想像してるのは間違いだ!」
「じゃあこれはなに?」
鎖骨のあたりを指でちょんと突かれ、スイは自分の胸元を見下ろした。くたびれた寝間着の襟元から赤い跡がてんてんとのぞいている。慌てて走ってきたせいで服がはだけていた。
スイはローブの前をしっかりとしめてエリトに吸いつかれた跡を隠した。しかしもう後の祭りだった。
「…………」
「信じられねー……まさかお前の元彼があの騎士団ちょ」
スイはガルヴァの口を手でふさいだ。
「黙れ、頼むから黙ってくれ……!」
ガルヴァはスイの手をどかせて勝ち誇ったように笑った。
「お前が嘘をつかずに全部正直に話してくれるなら、黙っといてやるよ」
スイに選択肢などなかった。スイは何度もこくこくとうなずいた。
「わかった、ちゃんと話すから……だから頼む、このことは誰にも言うな。絶対にだぞ!」
「うんうん、わかった。じゃ、西の監視塔で待ってるぞ。急げよ」
ガルヴァは鼻歌を歌いながらアパートを出て行った。
スイはとぼとぼと部屋に戻った。もうエリトの姿はなかった。
「勝手なやつめ……」
スイは急いで着替えて仕事に向かった。
「よし」
エリトは針を手にこちらを向いた。
「怖かったら目を閉じてろ」
スイは迷わず固く目を閉じた。エリトの手がスイのあごをつかみ、右側を向かせる。スイは足の上に置いた手で膝をぎゅっとつかんだ。
ぷつっと耳たぶが熱くなり、すぐに冷たく固いものが差しこまれた。身構えたが、そこまで痛くはない。
「できた」
エリトの手が離れていく。スイはおそるおそる目を開けた。右耳に重たい感触がある。さっきのピアスをつけられたのだ。
エリトは首を傾けてスイの右耳を愛しそうに眺めた。
「よく似合ってるよ」
勝手な男だ。
「……なんでピアス……?」
装飾品ならほかにもたくさんある。ネックレスでもブレスレットでも指輪でも。
エリトは口角をつり上げた。
「お前に似合うと思ったから」
笑っているが、目の奥が笑っていない。スイはエリトが隠し事をしている気がして怖くなった。言葉の奥に別の意味が潜んでいるような違和感を感じる。
スイは自分がだんだんエリトに染まってきていることに気がついた。エリトの好きなウイスキーを飲み、エリトにもらったピアスをつけている。
オビングで見かけた彼の執着心を思い出し、スイは急に寒くなった。このままいくと、次はどうなるのだろう。最後はどうなってしまうのだろう――。
いつの日か、本当にエリトにすべて食べられてしまいそうな予感がした。
エリトはスイを抱きかかえてベッドに連れていった。スイはこれ以上染まりたくなくてエリトを拒否した。自分は自分のままでいたい。しかし、エリトはスイをベッドに押さえつけていとも簡単にその体をこじ開けた。
「う、あっ、んっ」
ベッドに突っ伏す格好で後ろから犯され、スイはシーツをにぎりしめて啼いた。エリトはスイに覆い被さって腰を振り立てた。
「あっ! ひ、ああっ」
結合部がぱちゅぱちゅと卑猥な音を立てる。わざと大きな音を立てられ、スイは羞恥に真っ赤になった。
「はあ、あっ、あ、あ」
「中とろとろ……しめつけて離さないし」
「言、うなばかっ……っあ! やっ、そこ、だめっ」
「こんなんになってるのに、だめなわけないだろ?」
エリトは自身をぎりぎりまで引き抜き、ずぱんと一気に奥まで突っこんだ。
「あひっ!」
軽く達してしまい、スイの中心からたらりと白濁が垂れた。エリトはスイの腹に手を回し、つながったまま抱き起こして膝の上に乗せた。自重でエリトのものが深いところまで入っていく。
「あはあ……っ」
そのまま軽くゆさぶられる。奥だけをとんとんと突かれて気持ちいい。スイは足をぴくぴくと震わせて快楽に甘い声を上げた。
「んっ、あ、んんっ」
「……かわいい」
エリトはスイの右耳をかぷりと噛んだ。舌でピアスをちろりとなめられ、もうそれだけでも気持ちよかった。
「はうっ……」
「その声も、やらしい顔も、快楽に弱いとこも……全部かわいい……」
次はベッドに仰向けに倒されて突っこまれた。スイは両の膝裏を持たされて自分から足を開かされ、がつがつと突かれてみっともなくあえいだ。気持ちよすぎておかしくなりそうだ。いけないと思えば思うほど、エリトとのセックスにおぼれていく。
「あ、あ、あ……も、だめ……っ」
スイはエリトの手のひらの中だ。もうどうしようもない。
◆
朝、ガルヴァは自分の部屋を出ると四階のスイの部屋に向かった。昨日ニーバリからの伝言を伝え忘れたためだ。
「スイ! 起きてるかー?」
ガルヴァは一番奥の扉をたたいた。しかし返事はない。
「スイ、ニーバリさんから言づてだぞー。おーい」
もう一度、今度は強めにがんがんとノックする。
「スイー」
すると、鍵をかちゃりと開ける音がして扉が開いた。
「お、やっと起き――」
寝坊を笑おうとしたガルヴァは、中から現れた人を見て度肝を抜かれた。そこに立っていたのは、ズボンを雑にはいただけで上半身裸のエリト・ヴィークだった。
「…………へっ?」
「スイならまだ寝てるぞ」
エリトが寝起きらしいかすれ声で言う。
「用事は?」
「……え? あっ、えと……ニーバリさんからの言づてで……」
「なんだ?」
「あー、そのー」
ガルヴァはまわらない頭をなんとかたたき起こした。
「きょ、今日の集合、西門から西の監視塔に変更になったって……」
「わかった。伝えとく」
エリトはそう言って扉を閉めた。一人廊下に残されたガルヴァは、まるまる一分ほど扉の前に突っ立っていた。
「ど……どういうこと……?」
混乱して緑色の髪をぐしゃぐしゃにかきまわす。
「まさか……スイが遊ばれてるって話、ヴィーク団長のことなのか……? ……そんなことある?」
なにやらぼそぼそと会話する声を聞き、スイはまどろみの中から浮上した。目を開けると、カーテンの隙間から朝日がさんさんと差しこんできていた。もう結構日が高い。
スイはベッドの上で寝返りをうち、右耳に違和感を感じて手を当てた。耳たぶに丸いピアスが刺さっている。スイは昨夜エリトにピアスを開けられたことを思い出した。
「……ねむ……」
眠気に負けてそのまま目を閉じる。長いことヤっていて寝るのが遅かったせいで、非常に眠い。このまま昼まで惰眠をむさぼりたい。
「おい、起きろ」
声をかけられてスイは再び目を開けた。ベッドの脇にエリトがたたずんでいる。
「……あれ……?」
朝になってもエリトがいるなんて初めてだ。
「なんでいんの……」
「俺、今日は非番」
「あ、そう……じゃ、おやすみ……」
「寝ぼけてんのか? 守手から言づてだぞ。今日の集合は西門から西の監視塔に変わったってよ」
「ふうん……え?」
スイはがばりと跳ね起きた。そういえばさっき、部屋の前で誰かが話していた気がする。
「誰か来たのか?」
「ああ」
「……お前が出たのか!?」
「ああ」
さあっと血の気が引いていく。
「そ、その格好で!?」
エリトは上半身になにも着ておらず、鍛えられた肉体美をおしげもなくさらしている。
「そうだけど?」
悪びれもなく言われ、スイはひどい立ちくらみを感じた。スイの部屋から半裸の騎士団長が出てきたなんて、とんでもない醜聞だ。こんなことが広まったら大変だ。
動揺するスイをよそに、エリトは事の重大さをまったく理解していない。
「一体誰に見られたんだ……どんなやつだった!?」
「若葉族の男。お前と同い年くらいのやつ」
ガルヴァだ。スイはクローゼットからローブを出して寝間着の上に羽織り、部屋を飛び出した。しかし廊下には誰もいない。
階段を一気に一階まで駆け下りると、玄関から出て行こうとするガルヴァの後ろ姿が見えた。
「ガルヴァ! 待ってくれ!」
玄関扉に手をかけたガルヴァは、階段を転がるように降りてくるスイを見ると玄関ホールに引き返してきた。スイは肩で息をしながらガルヴァの両腕をがしっとつかんだ。
「ち、ちがうんだ! あれはそういうんじゃない! 誤解だ!」
脈絡もなにもなかったが、ガルヴァはスイの焦りようからすべてを理解したようだった。ガルヴァは冷や汗をかくスイの姿を上から下まで眺めて苦笑した。
「その格好で言われてもねぇ……」
「だ、だから違うんだって! お前が想像してるのは間違いだ!」
「じゃあこれはなに?」
鎖骨のあたりを指でちょんと突かれ、スイは自分の胸元を見下ろした。くたびれた寝間着の襟元から赤い跡がてんてんとのぞいている。慌てて走ってきたせいで服がはだけていた。
スイはローブの前をしっかりとしめてエリトに吸いつかれた跡を隠した。しかしもう後の祭りだった。
「…………」
「信じられねー……まさかお前の元彼があの騎士団ちょ」
スイはガルヴァの口を手でふさいだ。
「黙れ、頼むから黙ってくれ……!」
ガルヴァはスイの手をどかせて勝ち誇ったように笑った。
「お前が嘘をつかずに全部正直に話してくれるなら、黙っといてやるよ」
スイに選択肢などなかった。スイは何度もこくこくとうなずいた。
「わかった、ちゃんと話すから……だから頼む、このことは誰にも言うな。絶対にだぞ!」
「うんうん、わかった。じゃ、西の監視塔で待ってるぞ。急げよ」
ガルヴァは鼻歌を歌いながらアパートを出て行った。
スイはとぼとぼと部屋に戻った。もうエリトの姿はなかった。
「勝手なやつめ……」
スイは急いで着替えて仕事に向かった。
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