たかが子爵家

子爵令嬢は変わり者!?

ミッテルラント大陸にあるプレスブルク皇国には変わり者と噂される子爵令嬢がいた。
好奇心旺盛でチャレンジ精神に溢れるウリカ・フォン・シルヴァーベルヒは、剣術、料理、魔術学など気になったものは手当たり次第に挑戦し、持ち前の器用さでそれらを習得していく、まさしく異色の貴族令嬢。
そんな彼女が次に目をつけたのは錬金術だった。
王都にたった一人の錬金術師ウィリアムを訪ねて弟子入り志願するが、「弟子をとる気はない」と一蹴されてしまう。
諦めきれないウリカはなんとか食い下がり、ひとまず雑用係として通わせてもらえることに成功するが、ウィリアムには何やら秘めた過去があるようで……。
そんな中、第一皇子アルフレート・ハイムが、変わり者令嬢ウリカの噂を聞きつけて、シルヴァーベルヒ子爵家に興味を抱き始めるのだった。
たかが子爵家が異様な存在感を放つ! 
停滞する皇国の未来を変える変革記第一弾。

※本作は現実における貴族制度等を参考にしておりますが、作者の知識量及び作品の都合上、オリジナル要素を取り入れております。そのため、現実とは異なる表記法を用いる箇所も多数ございますので、ご了承ください。

※この作品は「小説家になろう」及び「カクヨム」にも掲載しています。
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